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公開番号
2024066578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-16
出願番号
2022176012
出願日
2022-11-02
発明の名称
空調制御システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
F24F
11/80 20180101AFI20240509BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】空調による快適性を維持しつつ、空調時の使用エネルギーを低減することが可能な空調制御システムを提供する。
【解決手段】使用者Pの存在する空間の空調を行う空調制御システム1である。使用者Pの身体に装着されて、装着された部位を局所的に加熱および冷却することが可能なウェアラブルデバイス10と、ウェアラブルデバイス10に設けられ、ウェアラブルデバイス10の作動状況に関する情報を送信可能な無線通信機器11と、車室内31や室内41に設けられた、無線通信機器11と通信可能なエアコンディショナ20と、を備えている。エアコンディショナ20は、無線通信機器11から受信した、ウェアラブルデバイス10の作動状況に基づいて、空調能力を下げるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の存在する空間の空調を行う空調制御システムであって、
上記使用者の身体に装着されて、装着された部位を局所的に加熱および冷却することが可能なウェアラブルデバイスと、
上記ウェアラブルデバイスに設けられ、当該ウェアラブルデバイスの作動状況に関する情報を送信可能な無線通信機器と、
上記空間に設けられた、上記無線通信機器と通信可能な空調制御装置と、を備え、
上記空調制御装置は、上記無線通信機器から受信した、上記ウェアラブルデバイスの作動状況に基づいて、空調能力を下げるように構成されていることを特徴とする空調制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空間の空調を行う空調制御システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、検出された使用者の状態(体温や血流等)や、予め記憶された使用者の嗜好等に基づいて、使用者の存在する空間の空調を行う空調システムが知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、人体の血流を非侵襲的に検出する血流センサと、空気の温度を調整可能な空調装置と、血流センサおよび空調装置と通信する電子機器と、を含み、電子機器が、血流センサによる検出結果に基づいて、制御信号を空調装置に送信するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-148361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のものを始めとする従来の空調システムでは、快適性のみを目的とし、使用者の状態や嗜好等に応じた空調を優先し過ぎるため、空調時の使用エネルギーが増大する傾向にある。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、空調による快適性を維持しつつ、空調時の使用エネルギーを低減することが可能な空調制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明に係る空調制御システムでは、使用者の身体を局所的に加熱および冷却することが可能なウェアラブルデバイスの作動状況に基づいて、空調を行うようにしている。
【0008】
具体的には、本発明は、使用者の存在する空間の空調を行う空調制御システムを対象としている。
【0009】
そして、この空調制御システムは、上記使用者の身体に装着されて、装着された部位を局所的に加熱および冷却することが可能なウェアラブルデバイスと、上記ウェアラブルデバイスに設けられ、当該ウェアラブルデバイスの作動状況に関する情報を送信可能な無線通信機器と、上記空間に設けられた、上記無線通信機器と通信可能な空調制御装置と、を備え、上記空調制御装置は、上記無線通信機器から受信した、上記ウェアラブルデバイスの作動状況に基づいて、空調能力を下げるように構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
この構成によれば、例えば、ウェアラブルデバイスの作動により、使用者の身体が局所的に加熱されると、体温調節により人の放熱機構が働き、体が冷えることから、冷房能力を下げることができる。他方、例えば、ウェアラブルデバイスの作動により、使用者の身体が局所的に冷却されると、体温調節により人の発熱機構が働き、体が暖まることから、暖房能力を下げることができる。このように、ウェアラブルデバイスに設けられた無線通信機器から受信した、ウェアラブルデバイスの作動状況に基づいて、空調能力を下げることによって、人の放熱・発熱機構の働きに応じた適切な空調を行うことができるとともに、空調時の使用エネルギーを低減することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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