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公開番号2024128612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037677
出願日2023-03-10
発明の名称加湿器
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20240913BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】タンクへの給液時にタンクを筐体の外部へ取り外す必要がなく、さらに、横転時にもタンクからの漏水を抑制できる加湿器を提供することを目的とする。
【解決手段】加湿器1は、筐体2と、タンク3とを備える。タンク3は、筐体2に収納可能である。筐体2は、タンク3を収納可能な収納部23を有する。タンク3は、タンク底部31と、タンク天井部35とを有する。タンク天井部35には、タンク3に液体を供給可能な給液口36が形成され、さらに、給液口36を閉鎖可能なタンクキャップ37が設けられる。タンク3は、給液口36が収納部23に収納され露出しない収納状態と、給液口36が収納部23から露出した非収納状態とをとる。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に収納可能なタンクと
を備え、
前記筐体は、前記タンクを収納可能な収納部を有し、
前記タンクは、
タンク底部と、
タンク天井部と
を有し、
前記タンク天井部には、前記タンクに液体を供給可能な給液口が形成され、
さらに、前記タンク天井部には、前記給液口を閉鎖可能なタンクキャップが設けられ、
前記タンクは、前記給液口が前記収納部に収納され露出しない収納状態と、前記給液口が前記収納部から露出した非収納状態とをとる、加湿器。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記タンクは、前記非収納状態において、前記収納部から傾斜した状態で露出し、且つ前記タンク天井部が水平である姿勢をとることができる請求項1に記載の加湿器。
【請求項3】
前記筐体は、前記タンクの前記収納状態と前記非収納状態の間で、前記タンクの移動を規制する案内部材をさらに備える、請求項2に記載の加湿器。
【請求項4】
前記タンクキャップは、前記給液口を閉じた閉鎖位置と前記給液口を開いた開放位置とを取り得るように前記タンク天井部に設けられ、
前記タンクキャップが前記開放位置にある状態で、前記タンクを前記収納部に収納すると、前記タンクキャップは、前記収納部の上部に当接し、前記収納部の上部に付勢されながら、前記閉鎖位置をとる、請求項1に記載の加湿器。
【請求項5】
前記タンク天井部には、前記給液口を取り囲むようにリブが立設される、請求項1に記載の加湿器。
【請求項6】
前記タンクキャップは、前記タンクが前記収納状態にあるとき、前記給液口を塞ぐ凸部を有する、請求項4に記載の加湿器。
【請求項7】
前記タンク天井部には、前記給液口を取り囲む凹部が形成される請求項6に記載の加湿器。
【請求項8】
前記タンク底部は、排液口と、前記排液口を開閉する止水部とを有し、
前記止水部は、前記タンクが前記収納状態から前記非収納状態に変位する際に前記排液口を閉鎖する請求項4に記載の加湿器。
【請求項9】
前記収納部は、前記タンクが前記収納状態にあるとき前記タンク底部を支持する収納トレイを有し、
前記収納トレイには、前記収納状態において前記止水部を押し上げる押し上げ部材が立設され、
前記タンクが前記収納状態から前記非収納状態に変位する際に前記止水部は、前記押し上げ部材から解放され、前記排液口を閉鎖する、請求項8に記載の加湿器。
【請求項10】
前記タンクキャップが前記開放位置にある状態において、前記止水部は前記押し上げ部材から解放され、前記排液口を閉鎖する請求項9に記載の加湿器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、タンクを着脱できる加湿器を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-161104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1が開示する加湿器は、タンクを本体から取り外し、タンクを天地逆にして給水する必要があった。
【0005】
本発明は、タンクへの給水時にタンクを筐体から取り外して給水場所まで持ち運ぶ必要がない、さらに、横転時にもタンクからの漏水を抑制できる加湿器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る加湿器は、筐体と、タンクとを備える。前記タンクは、前記筐体に収納可能である。前記筐体は、前記タンクを収納可能な収納部を有する。前記タンクは、タンク底部と、タンク天井部とを有する。前記タンク天井部には、前記タンクに液体を供給可能な給液口が形成され、さらに、前記給液口を閉鎖可能なタンクキャップが設けられる。前記タンクは、前記給液口が前記収納部に収納され露出しない収納状態と、前記給液口が前記収納部から露出した非収納状態とをとる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の加湿器によれば、タンクへの給水時にタンクを筐体から取り外して給水場所まで持ち運ぶ必要がなく、さらに、横転時にもタンクからの漏水を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る加湿器の正面外観図である。
本実施形態に係る加湿器の側面外観図である。
本実施形態に係る加湿器の背面外観図である。
本実施形態に係る加湿器のタンクを開いた図である。
図1に示す枠線IIBを拡大したタンクの外観斜視図である。
本実施形態に係る加湿器の一部の内部構造図である。
図3Aに示す枠線IIIBを拡大したタンクのタンク底部の拡大断面図である。
本実施形態に係る加湿器のタンクを傾けたときの正面外観図である。
図3Bに示すタンクを傾けたときのタンク底部の拡大断面図である。
図3Aにおいてタンクを傾けたときの加湿器の断面図である。
図5Aにおいてタンクを収納部に収納する途中を捉えた加湿器の断面図である。
図5Bに示すタンクを収納部に収納したときの加湿器の断面図である。
図5Aに示す枠線VIAを拡大したタンクのタンク天井部の拡大断面図である。
図6Aに示すタンクを収納部に収納する途中におけるタンクキャップと収納天井部との関係を示す断面図である。
図6Bに示すタンクを収納部に収納したときのタンクキャップと収納天井部との関係を示す断面図である。
図5Aに示す枠線VIIを拡大したタンクのタンク天井部の外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については、同一の参照符号を付して、重複する説明を繰り返さない。
【0010】
また、本実施形態で記述される定義、事例、具体例、機器の構成および動作、装置の構成および動作は、すべての説明において適用され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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