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公開番号
2024158808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074352
出願日
2023-04-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20241031BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】転写濃度のムラを防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、感光体ドラム11と、脂肪酸金属塩を含むトナーを用いて、感光体ドラム11上にトナー像を形成する画像形成部と、感光体ドラム11上のトナー像を、電源から転写バイアスが供給される転写部材によって用紙に転写する転写ローラ15と、感光体ドラム11と当接し、用紙への転写後に感光体ドラム11上に残ったトナーを掻き取る清掃部材を有する清掃部と、画像形成部がトナー像の形成を行う前の所定期間内に、画像形成部が行った画像形成動作に関する情報を前歴情報として記憶する記憶部82と、前歴情報に基づいて、電源から転写部材に供給する転写バイアスの条件を変更する転写バイアス変更制御を実施可能な制御部81とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体と、
脂肪酸金属塩を含むトナーを用いて、前記像担持体上にトナー像を形成する画像形成部と、
前記像担持体上のトナー像を、電源から転写バイアスが供給される転写部材によって用紙に転写する転写部と、
前記像担持体と当接し、前記用紙への転写後に前記像担持体上に残ったトナーを掻きとる清掃部材を有する清掃部と、
前記画像形成部がトナー像の形成を行う前の所定期間内に、前記画像形成部が行った画像形成動作に関する情報を前歴情報として記憶する記憶部と、
前記前歴情報に基づいて、前記電源から前記転写部材に供給する前記転写バイアスの条件を変更する転写バイアス変更制御を実施可能な制御部とを備えること
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記前歴情報は、単位時間ごとに区切られて記憶された複数の詳細前歴を有し、
前記詳細前歴は、前記単位時間ごとの画像形成動作に関する情報である詳細情報と、現在の時間に近い単位時間ほど補正量が多くなるように重みづけられた基本補正量とを含み、
前記転写バイアス変更制御では、前記詳細情報から求められた前記単位時間に対する画像形成動作が行われた比率情報によって対応する前記基本補正量を補正した比率補正量に基づいて、前記転写バイアス条件を変更すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記画像形成装置が設置された環境に関する情報を取得する情報取得部を備え、
前記制御部は、前記情報取得部が取得した情報に基づいて、前記転写バイアス変更制御を実施するかどうかを判断すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記画像形成部の駆動条件に関する情報を取得する情報取得部を備え、
前記制御部は、前記情報取得部が取得した情報に基づいて、前記転写バイアス変更制御を実施するかどうかを判断すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記像担持体は、駆動源からの回転力を受けて軸線を中心に回転する円筒部を有し、前記円筒部の外周面に前記トナー像が形成され、
前記清掃部材は、前記軸線の方向である軸線方向に延びた前記外周面との当接部を有する クリーニングブレードであり、
前記清掃部は、前記軸線方向のうち、一方側の端部に設けられたトナー排出口と、前記当接部で掻き取ったトナーを前記トナー排出口に搬送する前記軸線方向に延びた搬送部材と、を有し、
前記制御部は、前記当接部にトナーを供給するトナー供給制御を更に実行可能で、
前記トナー供給制御の実行時に、前記軸線方向において、前記トナー排出口が設けられた前記一方側よりも前記他方側が面積の大きな供給トナー像を形成すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記画像形成部に供給される脂肪酸金属塩を含むトナーは、外添剤もしくは内点剤として、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、またはパラフィン系ワックスを含むこと
を特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、脂肪酸金属塩を含むトナーを用いて像担持体上にトナー像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成を行う画像形成装置は、感光体ドラム上にトナー像を形成し、このトナー像を中間転写体や用紙に転写している。トナー像が形成される感光体ドラム(像担持体)では、転写工程において、感光体ドラム上に顕像化されたトナー像の全てが転写されることはなく、感光体ドラム上にトナーが残留することがあった。このようにして感光体ドラム上に残留したトナーは、次の画像形成の際に悪影響を及ぼし、画像の品質を低下させる要因となる。
【0003】
そこで、感光体ドラムの外周部には、残留したトナーを回収して感光体ドラムの表面をクリーニングするクリーニング装置が設けられており、クリーニング装置は、クリーニングブレード(清掃部材)を有している。従来、クリーニングブレードは、感光体ドラムの回転に抗する向きに取り付けられているが、感光体ドラムに当接しているので、感光体ドラムの表面を摩耗させ、画質を劣化させることがあった。これに対し、感光体ドラムの高寿命化とクリーニング性能の安定化を図った画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-170118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置は、像担持体と、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、像担持体の表面に先端稜線部を当接させて表面から付着物を除去するクリーニング装置とを備える。像担持体は、微粒子を含有した表面層を有する。クリーニング装置は、像担持体に当接する先端稜線部を含んだエッジ層と、他の層とからなる複数層構成の短冊形状のクリーニングブレードである。帯電装置は、直流電圧が印加された帯電部材である。現像装置で使用するトナーが、少なくとも結着樹脂、着色剤、および離型剤からなり、外添剤として少なくとも脂肪酸金属塩を含有するトナーである。
【0006】
ところで、脂肪酸金属塩を含有するトナーを用いて画像形成を繰り返した際、像担持体表面に落下した外添剤の分布ムラに起因して、転写濃度ムラが発生し、画像不良を引き起こすという課題があった。
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、転写濃度のムラを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る画像形成装置は、像担持体と、脂肪酸金属塩を含むトナーを用いて、前記像担持体上にトナー像を形成する画像形成部と、前記像担持体上のトナー像を、電源から転写バイアスが供給される転写部材によって用紙に転写する転写部と、前記像担持体と当接し、前記用紙への転写後に前記像担持体上に残ったトナーを掻きとる清掃部材を有する清掃部と、前記画像形成部がトナー像の形成を行う前の所定期間内に、前記画像形成部が行った画像形成動作に関する情報を前歴情報として記憶する記憶部と、前記前歴情報に基づいて、前記電源から前記転写部材に供給する前記転写バイアスの条件を変更する転写バイアス変更制御を実施可能な制御部とを備えることを特徴とする。
【0009】
本開示に係る画像形成装置は、前記前歴情報は、単位時間ごとに区切られて記憶された複数の詳細前歴を有し、前記詳細前歴は、前記単位時間ごとの画像形成動作に関する情報である詳細情報と、現在の時間に近い単位時間ほど補正量が多くなるように重みづけられた基本補正量とを含み、前記転写バイアス変更制御では、前記詳細情報から求められた前記単位時間に対する画像形成動作が行われた比率情報によって対応する前記基本補正量を補正した比率補正量に基づいて、前記転写バイアス条件を変更する構成としてもよい。
【0010】
本開示に係る画像形成装置は、前記画像形成装置が設置された環境に関する情報を取得する情報取得部を備え、前記制御部は、前記情報取得部が取得した情報に基づいて、前記転写バイアス変更制御を実施するかどうかを判断する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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