TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024141113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052584
出願日2023-03-29
発明の名称湯沸器
出願人株式会社パロマ
代理人個人,個人
主分類F24H 9/02 20060101AFI20241003BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】燃焼排気の一部がケーシング内に取り込まれるのを防止できる湯沸器を提供する。
【解決手段】湯沸器のケーシング内において、排気フード8は熱交換器の上方に設けられる。排気フード8は本体部81と前板部82を備える。本体部81は後壁部91、右壁部92、左壁部93を備える。右壁部92及び左壁部93は、後壁部の右端部と左端部から前方に延びる。本体部81の前側は開放される。前板部82の左右両端部が右端部92と左端部93の夫々の前端部に固定されることで、前板部82は本体部81の前側を閉塞する。このような前板部82は、上側部86が下側部85よりも前方に突出する段付き形状であり、そのうち上側部86は、ケーシングのフロントカバーとの隙間を埋めるようにして配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
背面が壁に取り付けられる筒状のケーシング内に、バーナを備えた燃焼装置と、前記燃焼装置の上方に設けられ、前記バーナの燃焼排気により通水を加熱する熱交換器と、前記熱交換器の上方に設けられ、前記熱交換器を通過した前記燃焼排気を外部に排出する排気部とを備えた湯沸器であって、
前記排気部は、
後壁部と、前記後壁部の左右両端部から前方に延びる左右一対の側壁部とを備え、前側が開放された本体部と、
前記左右一対の側壁部の夫々の前端部に固定され、前記本体部の前側を閉塞する前板部と
を備え、
前記前板部は、上側部が下側部よりも前方に突出する段付き形状であって、
前記上側部は、前記ケーシングとの隙間を埋めるようにして配置されたこと
を特徴とする湯沸器。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記左右一対の側壁部の夫々の前端部には、被係合部と被固定部が設けられ、
前記前板部の左右両端部の夫々には、対応する前記被係合部に係合する係合部と、対応する前記被固定部にネジ止め固定される固定部とが設けられたこと
を特徴とする請求項1に記載の湯沸器。
【請求項3】
前記被係合部は、下方向に開口し且つ上下方向に延びる第1スリットを備え、
前記係合部は、上方向に開口し且つ上下方向に延び、前記第1スリットに対して下側から差し込まれて係合する第2スリットを備えたこと
を特徴とする請求項2に記載の湯沸器。
【請求項4】
前記前板部の前記左右両端部の夫々は、前記左右一対の側壁部の夫々に対して内側から外側に向かってテンションを掛けた状態で接触していること
を特徴とする請求項1から3の何れか一に記載の湯沸器。
【請求項5】
前記左右一対の側壁部の夫々の前端部には、前記前板部の前記上側部に対応する部分が、前記前板部の前記下側部に対応する部分よりも前方に突出する段付き形状の第1段付き部が設けられ、
前記前板部の前記左右両端部の夫々には、前記下側部に対応する部分が前記上側部に対応する部分よりも外方に突出する段付き形状であって、前記第1段付き部に組み合わされることによって、前記本体部に対して前記前板部を位置決めする第2段付き部が設けられたこと
を特徴とする請求項4に記載の湯沸器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、湯沸器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、背面が壁に取り付けられるケーシングの内部に、バーナを備えた燃焼室と、その燃焼室の上方で通水されてバーナに加熱される熱交換器と、熱交換器を通過した燃焼排ガスを排出する防熱フードとを備えた湯沸器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
ケーシングは壁面に取り付けられるバックカバーと、そのバックカバーに前方から取り付けられるフロントカバーとかなる。防熱フードは、複数の整流板と、それら整流板の左右端に連設されて熱交換器の側面にビス固定される左右一対の脚部とからなる。このような構成を備える湯沸器において、熱交換器の伝熱管内を流れる水は、熱交換器のフィン間を通過する燃焼排気と熱交換することで加熱される。熱交換器を通過した燃焼排気は、防熱フードを通ってケーシングの上部から排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-69582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の湯沸器では、防熱フードの上部前側が大きく開放されており、防熱フードとフロントカバーとの間には前後方向の隙間が形成されている。これにより、防熱フードの上部から排出された燃焼排気の一部が、フロントカバーとの間の前後方向の隙間を介してケーシング内に取り込まれてしまうという問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、燃焼排気の一部がケーシング内に取り込まれるのを防止できる湯沸器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の湯沸器は、背面が壁に取り付けられる筒状のケーシング内に、バーナを備えた燃焼装置と、前記燃焼装置の上方に設けられ、前記バーナの燃焼排気により通水を加熱する熱交換器と、前記熱交換器の上方に設けられ、前記熱交換器を通過した前記燃焼排気を外部に排出する排気部とを備えた湯沸器であって、前記排気部は、後壁部と、前記後壁部の左右両端部から前方に延びる左右一対の側壁部とを備え、前側が開放された本体部と、前記左右一対の側壁部の夫々の前端部に固定され、前記本体部の前側を閉塞する前板部とを備え、前記前板部は、上側部が下側部よりも前方に突出する段付き形状であって、前記上側部は、前記ケーシングとの隙間を埋めるようにして配置されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の湯沸器の前記左右一対の側壁部の夫々の前端部には、被係合部と被固定部が設けられ、前記前板部の左右両端部の夫々には、対応する前記被係合部に係合する係合部と、対応する前記被固定部にネジ止め固定される固定部とが設けられてもよい。
【0009】
請求項3の湯沸器の前記被係合部は、下方向に開口し且つ上下方向に延びる第1スリットを備え、前記係合部は、上方向に開口し且つ上下方向に延び、前記第1スリットに対して下側から差し込まれて係合する第2スリットを備えてもよい。
【0010】
請求項4の湯沸器の前記前板部の前記左右両端部の夫々は、前記左右一対の側壁部の夫々に対して内側から外側に向かってテンションを掛けた状態で接触してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社パロマ
湯沸器
4日前
株式会社コロナ
加湿器
14日前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機
24日前
株式会社コロナ
空気調和機
13日前
株式会社コロナ
石油給湯機
11日前
個人
トイレ用換気機構
14日前
個人
焚火台及び補助板
1か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
1か月前
株式会社コロナ
石油ストーブ
1か月前
三菱電機株式会社
送風装置
1か月前
三菱電機株式会社
送風装置
1か月前
株式会社ノーリツ
温水装置
10日前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
24日前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
14日前
株式会社パロマ
湯沸器
4日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
14日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
14日前
株式会社パロマ
湯沸器
14日前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
10日前
株式会社SANKA
加湿装置
25日前
個人
浴槽の一口循環口カバー
1か月前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
10日前
三菱電機株式会社
換気端末部材
24日前
株式会社ノーリツ
太陽熱温水器
1か月前
株式会社ノーリツ
浴室システム
4日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
7日前
大阪瓦斯株式会社
浴室暖房乾燥機
10日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
7日前
大阪瓦斯株式会社
温水供給システム
14日前
株式会社ノーリツ
給湯暖房システム
4日前
三機工業株式会社
配管配線検査方法
3日前
株式会社ノーリツ
貯湯給湯システム
1か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
4日前
シャープ株式会社
加湿器
20日前
大阪瓦斯株式会社
貯湯式給湯システム
25日前
続きを見る