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公開番号2024158247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073285
出願日2023-04-27
発明の名称貯湯タンク
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人
主分類F24H 9/00 20220101AFI20241031BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】温度センサの交換が容易になる温度センサの取付金具を備えた貯湯タンクを提供すること。
【解決手段】上下方向に延びる円筒状の胴部(11)とこの胴部(11)の両端の鏡板部(12,13)を有する貯湯タンク(10)であって、複数の温度センサ(16)が所定の間隔で上下方向に並ぶように胴部(11)に取り付けられ、複数の温度センサ(16)が取り付けられた胴部(11)の外周を1周して覆うシート状保温材(30)が巻かれた貯湯タンク(10)において、その胴部(11)には、複数の温度センサ(16)を胴部(11)に取り付けるための複数の取付金具(20)が固定され、これら取付金具(20)は、弾性力によって温度センサ(16)を胴部(11)に密着させた状態に保持する温度センサ保持部(23)と、胴部(11)に巻かれたシート状保温材(30)の周方向両端部分を保持するシート状保温材保持部(26)を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に延びる円筒状の胴部とこの胴部の両端の鏡板部を有する貯湯タンクであって、複数の温度センサが所定の間隔で上下方向に並ぶように前記胴部に取り付けられ、複数の前記温度センサが取り付けられた前記胴部の外周を1周して覆うシート状保温材が巻かれた貯湯タンクにおいて、
前記胴部には、複数の前記温度センサを前記胴部に取り付けるための複数の取付金具が固定され、
前記取付金具は、弾性力によって前記温度センサを前記胴部に密着させた状態に保持する温度センサ保持部と、前記胴部に巻かれた前記シート状保温材の周方向両端部分を保持するシート状保温材保持部を備えたことを特徴とする貯湯タンク。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記温度センサは、コネクタ部材によって前記取付金具の近傍まで延びる信号線に接続され、
前記取付金具は、前記コネクタ部材を弾性力によって挟んで保持するコネクタ保持部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の貯湯タンク。
【請求項3】
前記シート状保温材保持部は、前記胴部に巻かれた前記シート状保温材の周方向一端側部分に設けられた第1係合穴に係合させる第1保持部と、前記シート状保温材の周方向他端側部分に設けられた第2係合穴に係合させる第2保持部を有することを特徴とする請求項1に記載の貯湯タンク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、貯湯給湯装置等の貯湯タンクに関し、特に外側に温度センサが取り付けられた状態でシート状の保温材が取り付けられる貯湯タンクに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば家庭用の貯湯給湯装置には、給湯に使用するために予め加熱した湯水を貯湯しておく貯湯タンクが装備されている。貯湯タンクは、満水時に圧力で変形や破損が起きないように、上下方向に延びる円筒状の胴部とその両端の鏡板部によって密閉状に形成され、複数の湯水の出入口が設けられている。
【0003】
この貯湯タンクには、貯湯されている湯水の温度及び貯湯量を検知するために、上下方向に間隔を空けて、複数の温度センサが貯湯タンクの外側に接触させた状態で取り付けられる。そして、貯湯されている湯水の温度低下防止のために、温度センサが取り付けられた貯湯タンクを覆うように保温材(断熱材)が取り付けられる。
【0004】
湯水の温度を検知するためには温度センサを貯湯タンクに密着させる必要があるので、特許文献1のように、例えばアルミテープのような粘着テープによって温度センサが貯湯タンクに貼り付けられることが一般的である。また、貯湯タンクを覆う保温材は、例えば特許文献1のシート状の真空断熱材のように、粘着テープによって貯湯タンクに固定される。尚、特許文献1では、真空断熱材が巻かれた貯湯タンクを、成形品で構成された発泡断熱材で覆って保温性能を高めている。
【0005】
温度センサが故障した場合には貯湯や給湯に支障があるので、故障した温度センサが交換される。温度センサの交換時には、貯湯タンクに巻かれた保温材の粘着テープをはがして保温材の一部をめくり又は保温材を取り外し、故障した温度センサの粘着テープをはがして温度センサを取り外す。そして、粘着テープの跡を除去し、正常な温度センサを粘着テープで貼り付け、保温材を元通りに戻して粘着テープで固定することになるが、手間がかかり作業負担が大きい。
【0006】
そのため、例えば特許文献2のように、温度センサを取り付けたセンサホルダをスライドさせることによって貯湯タンクに容易に着脱可能なように構成されたセンサの取付け構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6334425号公報
特開2008-185573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献2には、保温材に相当するものは記載されていないが、特許文献1の真空断熱材のようなシート状の保温材が貯湯タンクの胴部に巻かれていても、センサホルダを容易に着脱可能である。しかし、高さがある貯湯タンクに対してセンサホルダを上下方向にスライドさせるので、設置環境によっては貯湯タンクの上方にセンサホルダをスライドさせるスペースがない場合がある。
【0009】
そして、センサホルダをスライドさせるスペースがない場合には、粘着テープをはがして保温材をめくり又は取り外し、センサホルダを抜き出さずに温度センサを交換することになり、却って温度センサの交換が困難になる。それ故、温度センサの交換が容易な貯湯タンクが求められている。
【0010】
そこで、本発明は、温度センサの交換が容易になる温度センサの取付金具を備えた貯湯タンクを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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