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公開番号
2024157990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072728
出願日
2023-04-26
発明の名称
給湯器
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
,
個人
主分類
F24H
9/20 20220101AFI20241031BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】電磁弁の開故障を早期に検知できる給湯器を提供する。
【解決手段】給湯器のバルブ装置60は浴槽に通じる第2流路702を備える。第2流路702の周壁部790には、センサ固定部793が設けられる。センサ固定部793には風呂出口サーミスタ47が固定される。風呂出口サーミスタ47の先端部に設けられた検温部471は、第2流路702の中心部よりも周壁部790側に寄った位置に臨むように配置される。例えば高温差湯水電磁弁に軽度の開故障があった場合、高温の少量の湯水が周壁部790の内周面に沿って流れる。矢印P1に沿って流れる高温の少量の湯水は風呂出口サーミスタ47の検温部471付近を通過する。これにより給湯器は早期に高温差湯水電磁弁の開故障を検出できる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱部により通水を加熱する熱交換器と、前記熱交換器の入口に接続される入水流路と、前記熱交換器の出口に接続される出湯流路と、前記熱交換器をバイパスするように前記入水流路と前記出湯流路とに接続されるバイパス流路と、前記出湯流路に接続され、前記熱交換器で加熱された湯水を浴槽に供給するバルブ装置とを備えた給湯器において、
前記バルブ装置は、
前記出湯流路から分岐し、電磁弁によって開閉される分岐流路と、
前記分岐流路に通じると共に、下流側に向けて下方向に延設され、前記浴槽に通じる出口流路と
を備え、
前記出口流路の周壁部には、サーミスタの固定部が設けられ、
前記サーミスタの先端部に設けられた検温部は、前記出口流路の中心部よりも前記周壁部側に寄った位置に臨むように配置されたこと
を特徴とする給湯器。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記出口流路において前記サーミスタの前記固定部よりも上流側の位置には、前記出口流路内の湯水を前記検温部側にガイドするガイド部が設けられたこと
を特徴とする請求項1に記載の給湯器。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記固定部に向けて下り傾斜する段部を備えたこと
を特徴とする請求項2に記載の給湯器。
【請求項4】
前記出口流路における前記段部より上側の部分の径よりも、前記段部より下側の部分の径の方が大きいこと
を特徴とする請求項3に記載の給湯器。
【請求項5】
前記分岐流路は、
前記出湯流路の前記バイパス流路との接続部よりも上流側で分岐し、第1電磁弁によって開閉される第1分岐流路と、
前記出湯流路の前記接続部よりも下流側で分岐し、第2電磁弁によって開閉される第2分岐流路と
を備え、
前記出口流路は、前記第1分岐流路及び前記第2分岐流路の双方に通じると共に、下流側に向けて下方向に延設され、前記浴槽に通じること
を特徴とする請求項1から4の何れか一に記載の給湯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高温差し湯機能付きの給湯器が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の給湯器は、出湯管の途中から分岐し浴槽へ通じる流路を有し、この流路の途中には開閉弁が設けられる。そして開閉弁を開放することで高温の差し湯水を浴槽に供給するようになっている。このような給湯器では開閉弁が完全に閉状態にならない所謂開故障が生じると、高温の差し湯水が意図せずに浴槽に供給し続けることになる。このため、給湯器の浴槽側の出口付近の配管にはサーミスタが自身の検温部が配管の中心に臨むように配置される。このような構成で、開閉弁が閉状態であるにも関わらず、サーミスタにより高温の湯水の流出が検出された場合には、給湯器の作動を停止させる等の対応措置を講じるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3704568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、開閉弁から多少の水漏れが出る程度の軽度の開故障の場合、高温の湯水は出口配管の周壁面を伝わるため、検温部との接触が遅れてしまうという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、電磁弁の開故障を早期に検知できる給湯器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の給湯器は、加熱部により通水を加熱する熱交換器と、前記熱交換器の入口に接続される入水流路と、前記熱交換器の出口に接続される出湯流路と、前記熱交換器をバイパスするように前記入水流路と前記出湯流路とに接続されるバイパス流路と、前記出湯流路に接続され、前記熱交換器で加熱された湯水を浴槽に供給するバルブ装置とを備えた給湯器において、前記バルブ装置は、前記出湯流路から分岐し、電磁弁によって開閉される分岐流路と、前記分岐流路に通じると共に、下流側に向けて下方向に延設され、前記浴槽に通じる出口流路とを備え、前記出口流路の周壁部には、サーミスタの固定部が設けられ、前記サーミスタの先端部に設けられた検温部は、前記出口流路の中心部よりも前記周壁部側に寄った位置に臨むように配置されたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の給湯器の前記出口流路において前記サーミスタの前記固定部よりも上流側の位置には、前記出口流路内の湯水を前記検温部側にガイドするガイド部が設けられてもよい。
【0008】
請求項3の給湯器の前記ガイド部は、前記固定部に向けて下り傾斜する段部を備えてもよい。
【0009】
請求項4の給湯器の前記出口流路における前記段部より上側の部分の径よりも、前記段部より下側の部分の径の方が大きくてもよい。
【0010】
請求項5の給湯器の前記分岐流路は、前記出湯管の前記バイパス管との接続部よりも上流側で分岐し、第1電磁弁によって開閉される第1分岐流路と、前記出湯管の前記接続部よりも下流側で分岐し、第2電磁弁によって開閉される第2分岐流路とを備え、前記出口流路は、前記第1分岐流路及び前記第2分岐流路の双方に通じると共に、下流側に向けて下方向に延設され、前記浴槽に通じてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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