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公開番号2024150023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063229
出願日2023-04-10
発明の名称クリーンブース
出願人日昌株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 7/06 20060101AFI20241016BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】作業が容易にできると共に、汚染空気が清浄空間内に入ってしまう事態を低減させることができるクリーンブースを提供する。
【解決手段】空気浄化装置3にて浄化された空気が一定量貯留されると、第1吹き出し口40より、4面体のうち開放されている正面から外部の浄化されていない空気が空間S1内に入ることがないよう、遮断流として空気浄化装置3にて浄化された空気K1が吹き出される。さらに、第2吹き出し口からは、空間S1内に層流として空気浄化装置3にて浄化された空気K2が吹き出されるようになっている。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
多面体に構成されるフレーム枠と、
前記フレーム枠に取り付けられると共に、前記多面体の少なくとも一つの面を開放して他の面を包囲する包囲体と、
前記フレーム枠の天部に配置される空気浄化装置と、
前記フレーム枠の天部に配置されると共に、前記空気浄化装置にて浄化された空気を一定量貯留する陽圧部と、を有し、
前記陽圧部は、第1吹き出し口と、第2吹き出し口とを備え、
前記第2吹き出し口は、前記第1吹き出し口よりも開口幅が小さいか、又は、該第2吹き出し口に、前記第1吹き出し口よりも開口幅が小さい素材が取り付けられ、
前記空気浄化装置にて浄化された空気が一定量貯留されると、前記第1吹き出し口より、前記多面体のうち開放されている前記少なくとも一つの面から外部の浄化されていない空気が前記包囲体にて包囲された空間内に入ることがないよう、遮断流として前記空気浄化装置にて浄化された空気が吹き出される一方、前記第2吹き出し口から、又は、前記素材を通って、前記包囲体にて包囲された空間内に層流として前記空気浄化装置にて浄化された空気が吹き出されてなるクリーンブース。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記フレーム枠には、前記包囲体にて包囲された空間内を除電する除電装置が少なくとも一対、一定の距離を空けて設けられてなる請求項1に記載のクリーンブース。
【請求項3】
前記包囲体にて包囲された空間内にはラミネート装置が配置されてなる請求項1又は2に記載のクリーンブース。
【請求項4】
前記包囲体にて包囲された空間内には、前記ラミネート装置にて所定の材料の剥離及び/又は貼り合わせを行う際の空間部分を局所的に除電する局所除電装置が設けられてなる請求項3に記載のクリーンブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーンブースに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
クリーンブースは、フレーム枠に取り付けられたカーテンなどで簡易的に仕切られた空間内を、ファンフィルターユニットなどの空気浄化装置で浄化された空気で満たすものである。空気浄化装置は、外気を吸入して、外気に含まれる粉塵などを浄化した上で、清浄空間内に供給する。清浄空間内に供給された空気は、クリーンブースが配置される床面とカーテンの下端との間の隙間からクリーンブースの外部に排気される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなクリーンブースは、清浄空間内を浄化された空気で満たす必要があることから、外部の浄化されていない空気(汚染空気)が、清浄空間内に混入するのを防ぐ必要がある。そのため、洗浄空間内をカーテンで全て仕切り必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-5992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このように洗浄空間内をカーテンで全て仕切ってしまうと、例えば、ラミネート装置におけるテープの取り換えなどの作業がしづらくなってしまうという問題があった。他方で、作業性を考慮し、カーテンの仕切りを一部止めてしまうと、外部の浄化されていない空気(汚染空気)が清浄空間内に入ってしまうという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記問題に鑑み、作業が容易にできると共に、汚染空気が清浄空間内に入ってしまう事態を低減させることができるクリーンブースを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0008】
請求項1のクリーンブースによれば、多面体に構成されるフレーム枠(2)と、
前記フレーム枠(2)に取り付けられると共に、前記多面体の少なくとも一つの面を開放して他の面を包囲する包囲体(5)と、
前記フレーム枠(2)の天部(天板22)に配置される空気浄化装置(3)と、
前記フレーム枠(2)の天部(天板22)に配置されると共に、前記空気浄化装置(3)にて浄化された空気を一定量貯留する陽圧部(陽圧箱4)と、を有し、
前記陽圧部(陽圧箱4)は、第1吹き出し口(40)と、第2吹き出し口(41)とを備え、
前記第2吹き出し口(41)は、前記第1吹き出し口(40)よりも開口幅が小さいか、又は、該第2吹き出し口(41)に、前記第1吹き出し口(40)よりも開口幅が小さい素材(42)が取り付けられ、
前記空気浄化装置(3)にて浄化された空気が一定量貯留されると、前記第1吹き出し口(40)より、前記多面体のうち開放されている前記少なくとも一つの面から外部の浄化されていない空気が前記包囲体(5)にて包囲された空間(S1)内に入ることがないよう、遮断流として前記空気浄化装置(3)にて浄化された空気(K1)が吹き出される一方、前記第2吹き出し口(41)から、又は、前記素材(42)を通って、前記包囲体(5)にて包囲された空間(S1)内に層流として前記空気浄化装置(3)にて浄化された空気(K2)が吹き出されてなることを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のクリーンブース(1)において、
前記フレーム枠(2)には、前記包囲体(5)にて包囲された空間(S1)内を除電する除電装置(6)が少なくとも一対、一定の距離を空けて設けられてなることを特徴としている。
【0010】
請求項3の発明によれば、上記請求項1又は2に記載のクリーンブース(1)において、前記包囲体(5)にて包囲された空間(S1)内にはラミネート装置(第1ラミネート装置R1,第2ラミネート装置R2)が配置されてなることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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