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公開番号
2025009579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023117113
出願日
2023-06-30
発明の名称
屋内装置
出願人
株式会社ヒューテック
代理人
主分類
F24F
11/56 20180101AFI20250109BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】高齢者等が熱中症になるのを抑えるのは勿論のこと、屋内の温度が高くなりすぎたり、低くなりすぎたりするのを防止し、人が居る場所の温度を適正に保つことができるエアコンを少なくとも含む屋内装置を提供する。
【解決手段】屋内装置のタブレットは、温度検出器で検出された検出温度が設定目標温度範囲を超えた時点で、通信部からリモコンにオン指令信号を送信し、オン指令信号受信したリモコンは、エアコンにオン信号を送信し、エアコンをオンすると共に、検出温度が設定目標温度範囲内に入った時点から、設定時間を経過後に、通信部からリモコンに、オフ指令信号を送信し、オフ指令信号を受信したリモコンは、エアコンにオフ信号を送信し、エアコンをオフすることにより上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タブレットと、リモコンと、エアコンとを少なくとも有し、前記タブレットで、前記リモコンを経由して制御されるエアコンを含む屋内装置であって、
前記タブレットは、屋内の温度を検出する温度検出器、前記温度検出器で検出された温度が設定目標温度範囲内に入っているか否かを演算する演算部、及び前記リモコンとの間で通信を行う通信部を備え、
前記タブレットは、前記温度検出器で検出された検出温度が前記設定目標温度範囲を超えた時点で、前記通信部から前記リモコンにオン指令信号を送信し、
前記オン指令信号受信した前記リモコンは、前記エアコンにオン信号を送信し、前記エアコンをオンすると共に、
前記タブレットは、前記検出温度が前記設定目標温度範囲内に入った時点から、設定時間を経過後に、前記通信部から前記リモコンに、オフ指令信号を送信し、
前記オフ指令信号を受信した前記リモコンは、前記エアコンにオフ信号を送信し、前記エアコンをオフすることを特徴とする屋内装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記タブレットは、前記検出温度が前記設定目標温度範囲の上限を超えて上昇した時点で、前記通信部から前記リモコンに冷房オン指令信号を送信し、
前記冷房オン指令信号受信した前記リモコンは、前記エアコンに冷房オン信号を送信し、
前記エアコンが冷房に設定されている場合にはそのまま前記エアコンをオンし、前記冷房に設定されていない場合には前記エアコンを前記冷房に設定を変更してオンする請求項1に記載の屋内装置。
【請求項3】
前記タブレットは、前記検出温度が前記設定目標温度範囲の下限を超えて下降した時点で、前記通信部から前記リモコンに暖房オン指令信号を送信し、
前記暖房オン指令信号受信した前記リモコンは、前記エアコンに暖房オン信号を送信し、
前記エアコンが暖房に設定されている場合にはそのまま前記エアコンをオンし、前記暖房に設定されていない場合には前記エアコンを前記暖房に設定を変更してオンする請求項1に記載の屋内装置。
【請求項4】
前記設定時間は、前記タブレットに予め設定される請求項1に記載の屋内装置。
【請求項5】
同室、及び/又は同様な温度環境であると想定される別室内に設置される多数種類のエアコン、及び前記多数種類のエアコンをそれぞれ制御する多数種類のリモコンを備え、
前記タブレットは、前記多数種類のリモコンを登録し、同時に前記多数種類のリモコンを制御し、前記多数種類のリモコンに結び付けられた前記多数種類の前記エアコンを制御する請求項1に記載の屋内装置。
多数種類のタイマー設定を有するエアコン
タイマーは、何処に設けられているのか?
その多数種類のタイマー設定は、どのように使うのか?
【請求項6】
前記タブレットは、Wi-Fi機器、パソコン、携帯電話、及びスマートスピーカーにより遠隔操作される請求項1に記載の屋内装置。
【請求項7】
前記屋内装置として、更に、前記リモコン、又はそれぞれのリモコンを経由して制御される加湿器、除湿器、及び空気清浄機の少なくとも1つを含み、
前記タブレットは、更に、前記屋内の湿度を検出する湿度検出器を備え、前記演算部は、更に、前記湿度検出器で検出された湿度が設定目標湿度範囲内に入っているか否かを演算し、
前記タブレットは、前記湿度検出器で検出された検出湿度が前記設定目標湿度範囲を超えて上昇した場合には、前記通信部から前記リモコン、又は前記除湿器のリモコンに除湿器オン指令信号を送信し、
前記除湿器オン指令信号受信した前記リモコン、又は前記除湿器のリモコンは、前記除湿器にオン信号を送信し、前記除湿器をオンすると共に、
前記タブレットは、前記検出湿度が下降して前記設定目標湿度範囲内に入った場合には、設定時間を経過後に、前記通信部から前記リモコン、又は前記除湿器のリモコンに、除湿器オフ指令信号を送信し、
前記除湿器オフ指令信号を受信した前記リモコン、又は前記除湿器のリモコンは、前記除湿器にオフ信号を送信し、前記除湿器をオフし、
前記タブレットは、前記検出湿度が前記設定目標湿度範囲を超えて下降した場合には、前記通信部から前記リモコン、又は前記加湿器のリモコンに加湿器オン指令信号を送信し、
前記加湿器オン指令信号受信した前記リモコン、又は、又は前記加湿器のリモコンは、前記加湿器にオン信号を送信し、前記加湿器をオンすると共に、
前記タブレットは、前記検出湿度が上昇して前記設定目標湿度範囲内に入った場合には、前記設定時間を経過後に、前記通信部から前記リモコン、又は前記加湿器のリモコンに、加湿器オフ指令信号を送信し、
前記加湿器オフ指令信号を受信した前記リモコン、又は前記加湿器のリモコンは、前記加湿器にオフ信号を送信し、前記加湿器をオフする請求項1に記載の屋内装置。
【請求項8】
前記エアコン、及び/又は前記除湿器がオンされる場合には、
前記タブレットは、前記通信部から前記リモコン、又は前記空気清浄機のリモコンに前記空気清浄機オン指令信号を送信し、
前記空気清浄機オン指令信号受信した前記リモコン、又は、又は前記空気清浄機のリモコンは、前記空気清浄機にオン信号を送信し、前記空気清浄機をオンする請求項7に記載の屋内装置。
【請求項9】
エアコン、及び該エアコンのオンオフを制御するリモコンを有する屋内装置であって、
前記リモコンは、
前記エアコンをオンするためのオン信号、及び/又は前記エアコンをオフするためのオフ信号を前記エアコンに向けて送信する通信部と、
前記エアコンをオンしてからオフするまでの時間、及び/又はオフしてからオンするまでの時間を計測するタイマーと、
前記エアコンに前記オン信号を発信して前記エアコンをオンしてから自動的にオフするまでの複数種類のオフ設定時間、及び/又は前記エアコンに前記オフ信号を発信して前記エアコンをオフしてから自動的にオンするまでの複数種類のオン設定時間を予め登録している記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記オフ設定時間、又は前記オン設定時間を選択する選択入力部と、
前記選択入力部によって選択された前記オフ設定時間、又は前記オン設定時間を表示する表示部と、
前記オン信号、又は前記オフ信号を前記通信部から前記エアコンに向けて送信する手動入力部と、を有し、
前記リモコンの前記手動入力部によって前記エアコンをオンしてから、又はオフしてから前記タイマーで時間を計測し、前記タイマーによって計測された時間が前記選択入力部によって選択された前記オフ設定時間、又は前記オン設定時間に達した時点で、前記オフ信号、又は前記オン信号を前記通信部から前記エアコンに向けて自動的に送信して、前記エアコンをオフする、又はオンすることを特徴とする屋内装置。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくともエアコン(エアーコンディショナー)、及びリモコン(リモートコントローラー)を含み、好ましくは、更に加湿器、除湿器、及び空気清浄機の少なくとも1つを含む屋内装置に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、エアーコンディショナー(以下、単にエアコンという)を含む屋内装置の制御は、専用のリモートコントローラー(以下、単にリモコンと言う。)を経由して手動により行われている。しかしながら、高齢者の場合には、温度に対して、鈍感になっている場合があるため、屋内温度が高くなりすぎたり、低くなりすぎたりしても、正確に感じることができず、熱中症になったり、風邪をひき、拗らして重症になったりする恐れがある。このため、熱中症を予防するためには、屋内温度が高くなりすぎないようにする必要があるし、風邪の重症化を予防するためには、屋内温度が低くなりすぎないようにする必要がある。
このためには、屋内温度を適切な設定温度範囲内に維持するために、自動的にエアコンのオンオフ制御を行うことが必要である。
【0003】
エアコンのオンオフ制御を自動的に行うために、リモコンに温度センサーを付加した設置型リモコンが以下の特許文献1に提案されている。
特許文献1に開示された設置型リモコンは、室内温度とエアコン排出口から排出される冷風温度を内蔵の温度センサーで検知し、検知された室内温度が一定以上の場合、エアコン稼働信号を自動的に繰り返し発射し続け、冷風温度を検知した場合には、エアコン稼働信号の発射を停止するというものである。
【先行技術文献】
【0004】
特許第7148773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の設置型リモコンを用いることで、室温が高温になり、高齢者等が熱中症で意識を失い、更には人命事故となる事態は防げる可能性が高いが、リモコンが設置されている場所や、高齢者等、人が居る屋内の場所等によっては、高齢者等の人が居る場所の温度が適正に保たれるとは必ずしも言えない場合がある。
また、特許文献1に開示の設置型リモコンを用いることで、室温が高温になることを防止できるが、逆に、室温が低くなりすぎる場合については、対処できないという問題がある。
さらに、快適な室内環境のためには1℃以下の細かな温度制御が必要となるが、特許文献1に開示の設置型リモコンでは、自動的に対処できないという問題がある。
【0006】
本発明の主たる目的は、上記従来技術の問題点を解消し、高齢者等が熱中症になるのを抑えるのは勿論のこと、屋内の温度が高くなりすぎたり、低くなりすぎたりするのを防止し、人が居る場所の温度を適正に、例えば、1℃以下の細かな温度に保たつことができるエアコンを少なくとも含む屋内装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、屋内の温度に加え、屋内の湿度、及び環境状態を適正な状態に維持することができる、エアコンに加え、加湿器、除湿器、及び空気清浄機の少なくとも1つを含む屋内装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、屋内の温度を適正な状態に維持するために、エアコンを適正な温度で、適正な時間稼働させることができる屋内装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る屋内装置は、タブレットと、リモコンと、エアコンとを少なくとも有し、タブレットで、リモコンを経由して制御されるエアコンを含む屋内装置であって、タブレットは、屋内の温度を検出する温度検出器、温度検出器で検出された温度が設定目標温度範囲内に入っているか否かを演算する演算部、及びリモコンとの間で通信を行う通信部を備え、タブレットは、温度検出器で検出された検出温度が設定目標温度範囲を超えた時点で、通信部からリモコンにオン指令信号を送信し、オン指令信号受信したリモコンは、エアコンにオン信号を送信し、エアコンをオンすると共に、タブレットは、検出温度が設定目標温度範囲内に入った時点から、設定時間を経過後に、通信部からリモコンに、オフ指令信号を送信し、オフ指令信号を受信したリモコンは、エアコンにオフ信号を送信し、エアコンをオフすることを特徴とする。
【0008】
ここで、タブレットは、検出温度が設定目標温度範囲の上限を超えて上昇した時点で、通信部からリモコンに冷房オン指令信号を送信し、冷房オン指令信号受信したリモコンは、エアコンに冷房オン信号を送信し、エアコンが冷房に設定されている場合にはそのままエアコンをオンし、冷房に設定されていない場合にはエアコンを冷房に設定を変更してオンすることが好ましい。
また、タブレットは、検出温度が設定目標温度範囲の下限を超えて下降した時点で、通信部からリモコンに暖房オン指令信号を送信し、暖房オン指令信号受信したリモコンは、エアコンに暖房オン信号を送信し、エアコンが暖房に設定されている場合にはそのままエアコンをオンし、暖房に設定されていない場合にはエアコンを暖房に設定を変更してオンすることが好ましい。
また、設定時間は、タブレットに予め設定されることが好ましい。
【0009】
また、同室、及び/又は同様な温度環境であると想定される別室内に設置される多数種類のエアコン、及び多数種類のエアコンをそれぞれ制御する多数種類のリモコンを備え、タブレットは、多数種類のリモコンを登録し、同時に多数種類のリモコンを制御し、多数種類のリモコンに結び付けられた多数種類のエアコンを制御することが好ましい。ここで、タブレットで専用リモコンを経由して、多数種類のエアコンを制御することにより、低コストで実現する。例えば、ダイキン2023、AN22RCSなどを挙げることができる。
また、タブレットは、Wi-Fi機器、パソコン、携帯電話、及びスマートスピーカーにより遠隔操作されることが好ましい。即ち、Wi-Fi機器、パソコン、携帯電話、及びスマートスピーカーによりタブレットの遠隔操作が可能である。
【0010】
また、屋内装置として、更に、リモコン、又はそれぞれのリモコンを経由して制御される加湿器、除湿器、及び空気清浄機の少なくとも1つを含み、タブレットは、更に、屋内の湿度を検出する湿度検出器を備え、演算部は、更に、湿度検出器で検出された湿度が設定目標湿度範囲内に入っているか否かを演算し、
タブレットは、湿度検出器で検出された検出湿度が設定目標湿度範囲を超えて上昇した場合には、通信部からリモコン、又は除湿器のリモコンに除湿器オン指令信号を送信し、除湿器オン指令信号受信したリモコン、又は除湿器のリモコンは、除湿器にオン信号を送信し、除湿器をオンすると共に、タブレットは、検出湿度が下降して設定目標湿度範囲内に入った場合には、設定時間を経過後に、通信部からリモコン、又は除湿器のリモコンに、除湿器オフ指令信号を送信し、除湿器オフ指令信号を受信したリモコン、又は除湿器のリモコンは、除湿器にオフ信号を送信し、除湿器をオフし、タブレットは、検出湿度が設定目標湿度範囲を超えて下降した場合には、通信部からリモコン、又は加湿器のリモコンに加湿器オン指令信号を送信し、加湿器オン指令信号受信したリモコン、又は、又は加湿器のリモコンは、加湿器にオン信号を送信し、加湿器をオンすると共に、タブレットは、検出湿度が上昇して設定目標湿度範囲内に入った場合には、設定時間を経過後に、通信部からリモコン、又は加湿器のリモコンに、加湿器オフ指令信号を送信し、加湿器オフ指令信号を受信したリモコン、又は加湿器のリモコンは、加湿器にオフ信号を送信し、加湿器をオフすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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