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公開番号2024164430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023079894
出願日2023-05-15
発明の名称風呂給湯装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20241120BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】注湯通路に供給される給湯水の上限流量を制限することで、機能水生成装置や注湯電磁弁や流量調整弁に作用する水圧を制限可能な風呂給湯装置を提供する。
【解決手段】追焚循環通路(4)と、追焚循環通路の循環ポンプ(5)と、浴槽水を加熱する加熱手段(11)と、追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路(3)と、注湯通路に備えられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁(26)と、給湯水の流量調整手段(24)および流量検知手段(25)とを備えた風呂給湯装置であって、注湯通路に接続されるバイパス通路(30)を備え、バイパス通路には機能水生成装置(31)が介装されており、分岐部には流路切換弁(29)が設けられ注湯通路とバイパス通路とを択一的に選択可能に構成され、注湯通路に供給される給湯水には上限流量が設定されており、流路切換弁をバイパス通路側に切換えた場合には上限流量を低減するように設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記浴槽水を加熱するための加熱手段と、前記追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、前記注湯通路に備えられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量調整手段および流量検知手段とを備えた風呂給湯装置であって、
前記注湯通路から分岐されてこの分岐部よりも下流側で前記注湯通路に接続されるバイパス通路を備え、前記バイパス通路には機能水生成装置が介装されており、分岐部には流路切換弁が設けられ前記注湯通路と前記バイパス通路とを択一的に選択可能に構成された風呂給湯装置において、
前記注湯通路に供給される給湯水には上限流量が設定されており、前記流路切換弁を前記バイパス通路側に切換えた場合には前記上限流量を低減するように設定されることを特徴とする風呂給湯装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記上限流量は、前記追焚循環通路の配管径および配管長に基づいて設定されており、前記配管径が大きいほど前記上限流量が大きく設定され、前記配管長が長いほど前記上限流量が小さく設定されることを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
【請求項3】
前記上限流量は、前記風呂給湯装置に対する前記浴槽の設置高さを加味して設定されており、前記設置高さが高いほど前記上限流量が小さく設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の風呂給湯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風呂給湯装置に関し、特に機能水生成装置など耐圧性の低い部品水圧で悪影響を受けるのを防止するようにした風呂給湯装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
風呂装置は、浴槽と、この浴槽に接続されて浴槽に給湯したり、浴槽水を追焚きしたりする風呂給湯器とを有する。風呂給湯器は、浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記浴槽水を加熱するための加熱手段と、前記追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、前記注湯通路に備えられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量を調整する流量調整手段および流量検知手段とを備えている。
【0003】
風呂給湯器の給湯回路は、水栓などの先栓が閉止するため元水圧上限値での耐圧設計がされている。しかし、注湯通路や開閉弁や流量検知手段等を有する風呂回路は、先栓がないため、風呂配管部材の施工条件を加味した給湯回路よりも低い圧力の耐圧設計がなされている。
【0004】
ここで、風呂回路に機能水生成装置のような機能部品を接続する場合に、機能部品によっては圧力損失が大きい機器を採用する場合があるが、その場合風呂回路で定めた耐圧値を上回ってしまうため、風呂回路の設計の制約になっている。
【0005】
上記の機能水生成装置としては、次のものが公知である。
特許文献1には、浴槽の浴槽水を循環可能な循環通路を例えばオゾンガスで殺菌する為に、循環通路に微細気泡発生装置を介装し、この微細気泡発生装置にオゾンガスを供給するガス発生装置を設けて循環通路を殺菌する液体殺菌装置が開示されている。
その他の機能水生成装置としては、次亜塩素酸水により風呂装置の配管を殺菌する機器や、銀イオン水により風呂装置の配管を殺菌する機器も公知である。
【0006】
特許文献2には、弁位置を調整することにより流量を可変とする流量調節弁と、給水の流量を検出する流量検出部を有し、その流量検出部が給水中に検出する検出流量に基づいて水圧を推定する水圧推定手段を有する給水装置が開示されている。
【0007】
特許文献3には、給湯流水量をギアモータの弁移動時間によって制御する水量制御弁を備えた給湯器において、ギアモータの弁移動時間と流水量の関係を各水圧ごとに予め設定しておき、燃焼定常運転中に流水量が設定量を越えて変動したとき、ギアモータを駆動して流水量をΔQだけ変化させ、この変化に要した時間から水量変動後の水圧を推定する水量制御弁の初期流水量設定方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2016-73891号公報
特許第3277104号公報
特開平6-257855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
風呂装置を設置する場所の元水圧は場所ごとに大きく相違するため、特許文献2や特許文献3の技術のように元水圧を推定する技術が種々提案されている。しかし、特許文献2や特許文献3の技術を用いて、元水圧を推定したとしても、その注湯通路配管内の水圧は流量調整弁や配管系統や加熱手段における圧力損失により変動してしまうため、風呂回路の機能水生成装置や注湯電磁弁や流量調整弁に作用する水圧を精度よく推定することは容易ではない。
【0010】
風呂回路の機能水生成装置や注湯電磁弁や流量調整弁に設計耐圧を越える水圧が作用すると、シール箇所から漏水したり、故障したり、寿命が極端に短縮したりする。
本発明の目的は、注湯通路に供給される給湯水の上限流量を制限することで、機能水生成装置や注湯電磁弁や流量調整弁に作用する水圧を制限可能な風呂給湯装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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