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公開番号2025099877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216852
出願日2023-12-22
発明の名称給湯システム、給湯装置およびサーバ
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人,個人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】リモコンが交換された際に、元のリモコンが保有するデータを、交換後のリモコンに良好に移送でき得る給湯システムを提供する。
【解決手段】給湯システムにおいて、サーバ20は、給湯装置10から給湯器製造番号とともに受信したリモコン製造番号が、給湯器製造番号に紐づいてデータ保管データベースに保管されたリモコン製造番号と異なる場合に、データ保管データベースに保管されたリモコン製造番号に紐づけられたリモコン保有データを給湯装置10に送信する第1送信処理部を含む。給湯装置10は、リモコンが交換された場合に、給湯器製造番号とともに、交換後のリモコンのリモコン製造暗号をサーバ20に送信する第2送信処理部と、サーバ20から受信したリモコン保有データを、交換後のリモコンに記憶させる記憶処理部と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
給湯器と、当該給湯器の操作を行うためのリモートコントローラとを有する給湯装置と、当該給湯装置と外部通信網を介して通信可能なサーバと、を備える給湯システムにおいて、
前記サーバは、
前記給湯器を識別可能な第1識別情報と、前記リモートコントローラを識別可能な第2識別情報と、前記リモートコントローラが保有する保有データとを、互いに紐づけて保管するデータ保管部と、
前記給湯装置から前記第1識別情報とともに受信した前記第2識別情報が、前記第1識別情報に紐づいて前記データ保管部に保管された前記第2識別情報と異なる場合に、前記データ保管部に保管された前記第2識別情報に紐づけられた前記保有データを前記給湯装置に送信する第1送信処理部と、を含み、
前記給湯装置は、
前記リモートコントローラが交換された場合に、前記第1識別情報とともに、交換後の前記リモートコントローラの前記第2識別情報を前記サーバに送信する第2送信処理部と、
前記サーバから受信した前記保有データを、交換後の前記リモートコントローラに記憶させる記憶処理部と、を含む、
ことを特徴とする給湯システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給湯システムにおいて、
前記第2送信処理部は、前記保有データの少なくとも一部を、定期的に前記サーバに送信する、
ことを特徴とする給湯システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の給湯システムにおいて、
前記給湯器は、
前記第2識別情報を記憶する記憶部と、
所定のタイミングにおいて、前記リモートコントローラから前記第2識別情報を取得し、取得した前記第2識別情報が前記記憶部に記憶された前記第2識別情報と異なることに基づいて前記リモートコントローラが交換されたことを検出する交換検出部と、を含み、
前記第2送信処理部は、前記交換検出部により前記リモートコントローラの交換が検出されたことを条件に、交換後の前記リモートコントローラの前記第2識別情報を前記サーバに送信する、
ことを特徴とする給湯システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載の給湯システムにおいて、
前記第1識別情報は、前記給湯器の製造番号、前記給湯装置に登録された電話番号、または、前記給湯装置と前記サーバとの通信を仲介するルータのMACアドレスである、
ことを特徴とする給湯システム。
【請求項5】
給湯器と、当該給湯器の操作を行うためのリモートコントローラとを有し、外部通信網を介してサーバと通信可能な給湯装置において、
前記サーバは、
前記給湯器を識別可能な第1識別情報と、前記リモートコントローラを識別可能な第2識別情報と、前記リモートコントローラが保有する保有データとを、互いに紐づけて保管するデータ保管部と、
前記給湯装置から前記第1識別情報とともに受信した前記第2識別情報が、前記第1識別情報に紐づいて前記データ保管部に保管された前記第2識別情報と異なる場合に、前記データ保管部に保管された前記第2識別情報に紐づけられた前記保有データを前記給湯装置に送信する第1送信処理部と、を含み、
前記給湯装置は、
前記リモートコントローラが交換された場合に、前記第1識別情報とともに、交換後の前記リモートコントローラの前記第2識別情報を前記サーバに送信する第2送信処理部と、
前記サーバから受信した前記保有データを、交換後の前記リモートコントローラに記憶させる記憶処理部と、を含む、
ことを特徴とする給湯装置。
【請求項6】
給湯器と、当該給湯器の操作を行うためのリモートコントローラとを有する給湯装置と、外部通信網を介して通信可能なサーバにおいて、
前記給湯器を識別可能な第1識別情報と、前記リモートコントローラを識別可能な第2識別情報と、前記リモートコントローラが保有する保有データとを、互いに紐づけて保管するデータ保管部と、
前記給湯装置から前記第1識別情報および前記第2識別情報を受信し、受信した前記第2識別情報が、前記第1識別情報に紐づいて前記データ保管部に保管された前記第2識別情報と異なる場合に、前記データ保管部に保管された前記第2識別情報に紐づけられた前記保有データを前記給湯装置に送信する送信処理部と、
を備えることを特徴とするサーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯システム、並びに、当該給湯システムを構成する給湯装置およびサーバに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、給湯器を浴室や台所から遠隔操作するためのリモートコントローラ(以下、「リモコン」と略する)に、無線LAN機能が搭載された給湯装置が商品化されている。このような給湯装置では、外部のサーバから給湯装置に各種のデータを送信することが可能となる。そこで、リモコンに表示される画面やリモコンから出力される音声を、サーバから画像データや音声データをダウンロードすることにより、カスタマイズできるような仕様を採用することができる。
【0003】
しかしながら、この場合、個々のリモコンごとに、異なる音声データや画像データが記憶された状態となり得る。よって、このようなリモコンが、故障等により交換されることになった場合には、交換後のリモコンに適用するため、元のリモコンに用いられていた画像データや音声データを探し、再度、ダウンロードする必要があり、ユーザの負担になることが危惧される。
【0004】
さらに、リモコンでは、給湯温度やふろ温度の設定値、各種機能のオン/オフの設定状態など、リモコンや給湯器で発生する各種データが記憶され、管理されている。交換後のリモコンでは、このような各種データが失われるために、再度の設定が必要となり、これもユーザの負担となり得る。
【0005】
以下の特許文献1には、機器に取り付けられている第1の制御基板が第2の制御基板に交換される際に、第1の制御基板の通信手段から第2の制御基板の通信手段に第1の制御基板の記憶手段が記憶するデータが送信されて、第2の制御基板の記憶手段が第1の制御基板の当該データを記憶する、制御基板の通信方法が記載されている。
【0006】
そこで、上記の給湯装置においても、元のリモコンを交換後のリモコンに通信可能に接続できるようにして、元のリモコンが保有するデータを、交換後のリモコンに移送するような構成を採ることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第5793643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記のように、新旧のリモコン同士を接続してデータを移送するような構成が採られた場合、古いリモコンが大きく破損していると、データの移送が行えない虞がある。
【0009】
かかる課題に鑑み、本発明は、リモコンが交換された際に、元のリモコンが保有するデータを、交換後のリモコンに良好に移送でき得る給湯システム、給湯装置およびサーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様は、給湯器と、当該給湯器の操作を行うためのリモートコントローラとを有する給湯装置と、当該給湯装置と外部通信網を介して通信可能なサーバと、を備える給湯システムに関する。本態様に係る給湯システムにおいて、前記サーバは、前記給湯器を識別可能な第1識別情報と、前記リモートコントローラを識別可能な第2識別情報と、前記リモートコントローラが保有する保有データとを、互いに紐づけて保管するデータ保管部と、前記給湯装置から前記第1識別情報とともに受信した前記第2識別情報が、前記第1識別情報に紐づいて前記データ保管部に保管された前記第2識別情報と異なる場合に、前記データ保管部に保管された前記第2識別情報に紐づけられた前記保有データを前記給湯装置に送信する第1送信処理部と、を含む。前記給湯装置は、前記リモートコントローラが交換された場合に、前記第1識別情報とともに、交換後の前記リモートコントローラの前記第2識別情報を前記サーバに送信する第2送信処理部と、前記サーバから受信した前記保有データを、交換後の前記リモートコントローラに記憶させる記憶処理部と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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