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公開番号
2025123048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018894
出願日
2024-02-09
発明の名称
制御装置、制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/667 20230101AFI20250815BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮像装置の撮像モードの自動切り替えを適切に制御可能にする。
【解決手段】制御装置は、撮像装置に対して設定された測光領域の測光結果に基づく露出量を基に、撮像装置の撮像モードの切り替えに用いる評価値を取得する評価値取得手段と、撮像装置が撮像した画像の所定領域の輝度を取得する輝度取得手段と、画像の輝度ヒストグラムを取得するヒストグラム取得手段と、撮像モードを第1の撮像モードと第2の撮像モードとのいずれに切り替えるかを判定する判定手段とを有する。判定手段は、評価値と、評価値に対する閾値と、所定領域の輝度と、輝度ヒストグラムと、に基づいて、撮像モードを第1の撮像モードと第2の撮像モードとのいずれに切り替えるかを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置に対して設定された測光領域の測光結果に基づく露出量を基に、前記撮像装置の撮像モードの切り替えに用いる評価値を取得する評価値取得手段と、
前記撮像装置が撮像した画像の所定領域の輝度を取得する輝度取得手段と、
前記画像の輝度ヒストグラムを取得するヒストグラム取得手段と、
前記評価値と、前記評価値に対する閾値と、前記所定領域の輝度と、前記輝度ヒストグラムと、に基づいて、前記撮像モードを、第1の撮像モードと前記第1の撮像モードとは異なる第2の撮像モードとのいずれに切り替えるかを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記輝度取得手段は、前記所定領域の輝度として、前記撮像装置が撮像する画像全体の輝度と、前記測光領域の輝度とを取得し、
前記判定手段は、前記評価値と前記閾値との比較結果と、前記画像全体および前記測光領域の輝度が所定の範囲以内、あるいは前記画像全体と前記測光領域との輝度の差が所定の範囲以内であるか否かと、に基づいて、前記撮像モードを前記第1の撮像モードまたは前記第2の撮像モードのいずれに切り替えるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記判定手段は、前記評価値と前記閾値との比較結果を基に前記撮像モードを切り替えると判定する場合であっても、前記画像全体および前記測光領域の輝度が所定の範囲外、あるいは前記画像全体と前記測光領域との輝度の差が所定の範囲外であるときには、前記撮像モードを維持すると判定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記輝度取得手段は、前記所定領域の輝度として、前記撮像装置が撮像する画像全体の輝度と、前記測光領域の輝度とを取得し、
前記ヒストグラム取得手段は、前記画像全体の輝度と前記測光領域の輝度の少なくともいずれかの輝度を基に、前記輝度ヒストグラムを取得することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記判定手段は、前記評価値と前記閾値との比較結果と、前記輝度ヒストグラムのパターンとに基づいて、前記撮像モードを前記第1の撮像モードまたは前記第2の撮像モードのいずれに切り替えるかを判定することを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記判定手段は、前記評価値と前記閾値との比較結果を基に前記撮像モードを切り替えると判定する場合であっても、前記測光領域の輝度ヒストグラムのパターンが、相対的に高輝度よりも低輝度が多いことを示すパターンであるときには、前記撮像モードを維持すると判定することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記判定手段は、前記輝度ヒストグラムのパターンに基づいて、前記閾値または前記評価値を補正することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記判定手段は、前記評価値に対する前記閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記判定手段は、ユーザからの指示に応じて前記閾値を設定することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記判定手段は、画像全体の大きさに対する相対的な前記測光領域の大きさに応じて、前記閾値または前記評価値を補正することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置の制御技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
監視カメラ等の撮像装置(以下、監視カメラとする)は、周囲環境の明るさに応じて、赤外光除去フィルタ(以下、IRCFとする)を光路上に自動挿抜して撮像する機能を搭載したものが主流になっている。明るい環境下で光路上にIRCFを挿入して撮像する撮像モードはデイモード、暗い環境下で光路上からIRCFを抜去して撮像する撮像モードはナイトモード、それらを明るさに応じて自動切り替えする機能はオートデイナイト機能と呼ばれている。特にナイトモードの場合、光路上からIRCFが抜かれることで撮像素子へ入射する光の赤外領域の成分が増加して、光路上にIRCFが挿入されている場合よりも画像撮像に必要な最低被写体照度を低くすることができる。なお、オートデイナイト機能を備えた撮像装置は、デイモードではカラー画像を出力し、ナイトモードでは白黒画像を出力する。
【0003】
さらに、近年では様々な状況に応じて、デイモードとナイトモードの切り替えを行う技術も提案されている。特許文献1には、外乱情報を取得してデイモードとナイトモードの切り替えに用いる露出データに重み付けをする方法が開示されている。特許文献2には、画像の覆い焼き処理に応じてデイモードとナイトモードの切り替え時の閾値を補正する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-121028号公報
特開2014-176069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また近年の監視カメラは、ユーザが任意に指定した領域に露出を合わせる機能をも備えている。しかしながら、例えば昼間のような明るい環境下において、ユーザが任意に領域を指定して露出を合わせるように監視カメラを設定した場合、その後に夜間等になって環境全体が暗くなっても、監視カメラが自動的にナイトモードに切り替わらないことがある。
【0006】
そこで、本発明では、撮像装置の撮像モードの自動切り替えを適切に制御可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の制御装置は、撮像装置に対して設定された測光領域の測光結果に基づく露出量を基に、前記撮像装置の撮像モードの切り替えに用いる評価値を取得する評価値取得手段と、前記撮像装置が撮像した画像の所定領域の輝度を取得する輝度取得手段と、前記画像の輝度ヒストグラムを取得するヒストグラム取得手段と、前記評価値と、前記評価値に対する閾値と、前記所定領域の輝度と、前記輝度ヒストグラムと、に基づいて、前記撮像モードを、第1の撮像モードと前記第1の撮像モードとは異なる第2の撮像モードとのいずれに切り替えるかを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置の撮像モードの自動切り替えを適切に制御可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る制御装置の機能構成例を示す図である。
撮像部の構成例を示す図である。
制御装置の主要なハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施形態の制御装置における処理のフローチャートである。
デイモードとナイトモードの切り替え動作の説明に用いる図である。
第2の実施形態に係る制御装置の機能構成例を示す図である。
第2の実施形態の制御装置における処理のフローチャートである。
輝度のヒストグラムの一例を示す図である。
画像全体と指定領域の優先モード選択用のGUI例を示す図である。
画像全体と指定領域の優先度合い選択用のGUI例を示す図である。
高輝度が多い場合の輝度のヒストグラムのパターン例を示す図である。
低輝度が多い場合の輝度のヒストグラムのパターン例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の各実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、以下の実施形態において、同一もしくは同様の構成や処理工程には同じ参照符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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