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公開番号
2025089741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204560
出願日
2023-12-04
発明の名称
熱交換器及び温水装置
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
F28F
13/12 20060101AFI20250609BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】バッフル板の伝熱管内における移動を抑制可能な熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器(30)は、第1伝熱管(33)及び第2伝熱管(33)と、ヘッダ(34)と、バッフル板(50)とを備える。第1伝熱管及び第2伝熱管の各々は、第1方向(DR1)に沿って延在している。第1伝熱管及び第2伝熱管は、第1方向に垂直な第2方向(DR2)に沿って並んでいる。第1伝熱管及び第2伝熱管は、第1方向において、それぞれ第1端部(33a)及び第2端部(33a)を有している。ヘッダは、第1部材(34a)と第2部材(34b)とを有している。第2部材は、第1部材に取り付けられてヘッダの内部空間を画している。第1部材には、ヘッダの内部空間に連通している第1挿入穴(34aa)及び第2挿入穴(34ab)が形成されている。第1端部及び第2端部は、それぞれ第1挿入穴及び第2挿入穴に挿入されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1伝熱管及び第2伝熱管と、
ヘッダと、
バッフル板とを備え、
前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管の各々は、第1方向に沿って延在しており、
前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管は、前記第1方向に垂直な第2方向に沿って並んでおり、
前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管は、前記第1方向において、それぞれ第1端部及び第2端部を有し、
前記ヘッダは、第1部材と第2部材とを有し、
前記第2部材は、前記第1部材に取り付けられて前記ヘッダの内部空間を画しており、
前記第1部材には、前記内部空間に連通している第1挿入穴及び第2挿入穴が形成されており、
前記第1端部及び前記第2端部は、それぞれ、前記第1挿入穴及び前記第2挿入穴に挿入されており、
前記バッフル板は、第1板状部及び第2板状部と、連結部とを有し、
前記第1板状部及び前記第2板状部の各々は、前記第1方向に沿って延在しており、
前記第1板状部は、前記第1端部から前記第1伝熱管に挿入されており、
前記第2板状部は、前記第2端部から前記第2伝熱管に挿入されており、
前記連結部は、前記内部空間において前記第2方向に沿って延在して前記第1板状部と前記第2板状部とを連結しており、
前記ヘッダの内部空間において、前記第1方向における前記第1端部と前記第2部材との間の距離及び前記第1方向における前記第2端部と前記第2部材との間の距離のいずれか小さい方を第1距離とし、前記第1方向における前記第1部材と前記第2部材との間の距離を第2距離とすると、前記第1距離及び前記第2距離のいずれか小さい方は、前記第1方向における前記連結部の幅と実質的に等しい、熱交換器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記連結部には、少なくとも1つの貫通穴が形成されており、
前記少なくとも1つの貫通穴の各々は、前記連結部を前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に沿って貫通している、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記少なくとも1つの貫通穴は、複数の貫通穴であり、
前記複数の貫通穴は、前記第2方向に沿って間隔を空けて並んでいる、請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記複数の貫通穴のうちの隣り合う2つの間にある前記連結部の部分のうちの少なくとも1つは、前記第2方向において、前記第1挿入穴と前記第2挿入穴との間にある、請求項3に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記複数の貫通穴のうちの隣り合う2つの間にある前記連結部の部分のうちの少なくとも1つには、前記第2方向における端において、前記第3方向に沿って延在している切り起こし部が形成されている、請求項4に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記連結部には、少なくとも1つの切り欠きが形成されており、
前記少なくとも1つの切り欠きの各々は、前記連結部を前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に沿って貫通している、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記第1板状部及び前記第2板状部の各々は、前記第2方向において、第1端と前記第1端の反対側の端である第2端とを有し、
前記第1板状部及び前記第2板状部の各々は、前記第1端及び前記第2端において、前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に沿って立ち上がっている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項8】
前記第1板状部及び前記第2板状部の各々は、前記第1方向において、前記連結部に接続されている第3端と、前記第3端の反対側の端である第4端とを有し、
前記第1板状部及び前記第2板状部の各々は、前記第4端に先端部を有し、
前記第2方向における前記先端部の幅は、前記第4端に近づくにつれて小さくなっている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項9】
前記連結部は、前記第1方向において、前記第1板状部及び前記第2板状部に接続されている第5端と、前記第5端の反対側の端である第6端とを有し、
前記連結部は、前記第5端及び前記第6端において、前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に沿って立ち上がっている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の前記熱交換器を備える、温水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器及び温水装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許第3687294号公報(特許文献1)には、熱交換器が記載されている。特許文献1に記載の熱交換器は、複数の伝熱管を有している。複数の伝熱管の各々には、バッフル板が挿入されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3687294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の熱交換器では、伝熱管を流れる水の水圧により、伝熱管の延在方向に沿ってバッフル板が移動してしまうことがある。また、特許文献1に記載の熱交換器では、バッフル板が、伝熱管の延在方向に沿う回転軸回りに回転してしまうことがある。バッフル板の伝熱管内での移動は、異音発生の原因となることがある。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、バッフル板の伝熱管内における移動を抑制可能な熱交換器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の熱交換器は、第1伝熱管及び第2伝熱管と、ヘッダと、バッフル板とを備えている。第1伝熱管及び第2伝熱管の各々は、第1方向に沿って延在している。第1伝熱管及び第2伝熱管は、第1方向に垂直な第2方向に沿って並んでいる。第1伝熱管及び第2伝熱管は、第1方向において、それぞれ第1端部及び第2端部を有している。ヘッダは、第1部材と第2部材とを有している。第2部材は、第1部材に取り付けられてヘッダの内部空間を画している。第1部材には、ヘッダの内部空間に連通している第1挿入穴及び第2挿入穴が形成されている。第1端部及び第2端部は、それぞれ、第1挿入穴及び第2挿入穴に挿入されている。バッフル板は、第1板状部及び第2板状部と、連結部とを有している。第1板状部及び第2板状部の各々は、第1方向に沿って延在している。第1板状部は、第1端部から第1伝熱管に挿入されている。第2板状部は、第2端部から第2伝熱管に挿入されている。連結部は、ヘッダの内部空間において第2方向に沿って延在して第1板状部と第2板状部とを連結している。ヘッダの内部空間において、第1方向における第1端部と第2部材との間の距離及び第1方向における第2端部と第2部材との間の距離のいずれか小さい方を第1距離とし、第1方向における第1部材と第2部材との間の距離を第2距離とすると、第1距離及び第2距離のいずれか小さい方は、第1方向における連結部の幅と実質的に等しい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の熱交換器によると、バッフル板の伝熱管内における移動を抑制可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
温水装置100の模式図である。
熱交換器20の第1斜視図である。
図2とは別の角度から見た熱交換器20の第2斜視図である。
熱交換器20の平面図である。
第1熱交換部30の分解斜視図である。
第1熱交換部30の第1部分断面図である。
第1熱交換部30の第2部分断面図である。
バッフル板50の平面図である。
変形例1に係る第1熱交換部30の断面図である。
変形例2に係る第1熱交換部30の断面図である。
変形例1に係るバッフル板50の平面図である。
変形例2に係るバッフル板50の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態に係る温水装置を、図面を参照しながら説明する。実施形態に係る温水装置を、温水装置100とする。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
【0010】
(温水装置100の概略構成)
以下に、温水装置100の概略構成を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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