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公開番号
2025017139
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120044
出願日
2023-07-24
発明の名称
熱交換器
出願人
株式会社パイオラックス
代理人
個人
主分類
F28F
21/06 20060101AFI20250129BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】流通空間内の表面積を増加させる熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器10の第1パネル20は、第1板部と、第1板部から立設して複数形成され、流通空間に突出する第1突出部と、第1板部の外周に沿って形成される第1外壁部と、流通空間の入口と、流通空間の出口と、を有する。熱交換器10の第2パネル22は、第1板部に対向する第2板部と、第2板部から立設して複数形成され、流通空間に突出する第2突出部と、第2板部の外周に沿って形成される第2外壁部と、を有する。第1外壁部および第2外壁部は、全周に亘って溶着されて第1板部および第2板部の間に流通空間を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂材料を射出成形することで形成される第1パネルと、
樹脂材料を射出成形することで形成され、前記第1パネルに重ね合わされて前記第1パネルとの間に流体の流通空間を形成する第2パネルと、を備え、
前記第1パネルは、
第1板部と、
前記第1板部から立設して複数形成され、前記流通空間に突出する第1突出部と、
前記第1板部の外周に沿って形成される第1外壁部と、
前記流通空間の入口と、
前記流通空間の出口と、を有し、
前記第2パネルは、
前記第1板部に対向する第2板部と、
前記第2板部から立設して複数形成され、前記流通空間に突出する第2突出部と、
前記第2板部の外周に沿って形成される第2外壁部と、を有し、
前記第1外壁部および前記第2外壁部は、全周に亘って溶着されて前記第1板部および前記第2板部の間に前記流通空間を形成することを特徴とする熱交換器。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1突出部および前記第2突出部は、壁状にそれぞれ形成され、
前記第1突出部は、前記第1板部の面直方向に見て複数の前記第2突出部の隙間に入り込むことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
当該熱交換器は、前記第1パネルおよび前記第2パネルをそれぞれ備える第1熱交換器および第2熱交換器を含み、
前記第1熱交換器および前記第2熱交換器は積層されており、
前記第2熱交換器の前記第2パネルは、
前記第1熱交換器の前記入口に内挿または外挿されて連結する出口と、
前記第1熱交換器の前記出口に内挿または外挿されて連結する入口と、をさらに備え、
前記第1熱交換器の前記第1パネルの前記入口と前記第2熱交換器の前記第2パネルの前記出口との間には第1シールリングが設けられ、
前記第1熱交換器の前記第1パネルの前記出口と前記第2熱交換器の前記第2パネルの前記入口との間には第2シールリングが設けられ、
前記第1熱交換器の前記第1パネルの前記入口と前記第2熱交換器の前記第2パネルの前記出口との一方に前記第1シールリングを支持する爪部が形成され、
前記第1熱交換器の前記第1パネルの前記出口と前記第2熱交換器の前記第2パネルの前記入口との一方に前記第2シールリングを支持する爪部が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記第1熱交換器および前記第2熱交換器は、互いに連結するスナップフィット構造を有することを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体を移動可能な流通空間を有する熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部を熱交換媒体が流通するケーシングを備えた熱交換器が開示されている。ケーシングは、平面視矩形状のケーシング本体と、平面視矩形状のカバー部材とを備える。ケーシング本体およびカバー部材は、金属箔層と、その金属箔層の内面側に積層された樹脂製のシーラント層と、金属箔層51の外面に積層された樹脂製の保護層とを備える。カバー部材は、表面を凹ませてケーシング内部に突出するインナーフィンを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-194695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術では、カバー部材を屈曲させてインナーフィンを形成しているが、屈曲加工ではインナーフィンを多く設けられず、ケーシング内部の表面積をさらに増やすことが望まれている。
【0005】
本発明の目的は、流通空間内の表面積を増加させる熱交換器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の熱交換器は、樹脂材料を射出成形することで形成される第1パネルと、樹脂材料を射出成形することで形成され、第1パネルに重ね合わされて第1パネルとの間に流体の流通空間を形成する第2パネルと、を備える。第1パネルは、第1板部と、第1板部から立設して複数形成され、流通空間に突出する第1突出部と、第1板部の外周に沿って形成される第1外壁部と、流通空間の入口と、流通空間の出口と、を有する。第2パネルは、第1板部に対向する第2板部と、第2板部から立設して複数形成され、流通空間に突出する第2突出部と、第2板部の外周に沿って形成される第2外壁部と、を有する。第1外壁部および第2外壁部は、全周に亘って溶着されて第1板部および第2板部の間に流通空間を形成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、流通空間内の表面積を増加させる熱交換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(a)は、実施例の熱交換器の斜視図であり、図1(b)は、実施例の熱交換器の側面図である。
実施例の熱交換器の分解図である。
第1熱交換器の組み付けについて説明するための図である。
図1(b)に示す熱交換器の線分A-A断面図である。
図1(a)に示す熱交換器の線分B-B断面図である。
変形例の熱交換器の組み付け方法について説明するための図である。
変形例の熱交換器の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1(a)は、実施例の熱交換器10の斜視図であり、図1(b)は、実施例の熱交換器10の側面図である。熱交換器10は、インバータなどのバッテリモジュールを冷却するために用いられる。熱交換器10は、第1熱交換器12および第2熱交換器14を積層して構成されており、第1熱交換器12および第2熱交換器14の間に平板状のバッテリモジュールを挟んで冷却する。なお、バッテリモジュールと第1熱交換器12および第2熱交換器14との間には、熱伝導シートがそれぞれ設けられてよい。
【0010】
第1熱交換器12は、第1パネル20および第2パネル22を重ね合わされて形成され、内部に流通空間を有する。また、第2熱交換器14は、第1パネル24および第2パネル26を重ね合わされて形成され、内部に流通空間を有する。第1熱交換器12および第2熱交換器14の流通空間は、冷却液などの流体を移動可能にした流路となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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