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公開番号2025002200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102210
出願日2023-06-22
発明の名称風呂給湯装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20241226BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】給水通路に補助加熱手段を設けた場合でも、追焚循環通路を機能水で消毒する際には補助加熱手段から非加熱の上水を供給可能にすることである。
【解決手段】 風呂給湯装置(1)において、注湯通路(3)の分岐部から分岐して分岐部よりも下流側に合流するバイパス通路(9)にオゾン水等の機能水を生成する機能水生成装置(18)が設けられ、分岐部には流路切換弁が設けられて注湯通路(3)とバイパス通路(9)を選択可能に構成され、給湯加熱手段に供給水を供給するための給水通路(20)には補助加熱手段(30)が設けられており、通常の給湯運転および注湯運転では補助加熱手段(30)から予め設定温度に調整された高温水が給水通路(20)に供給され、機能水生成装置(18)を駆動して機能水を追焚循環通路(4)に供給する運転においては補助加熱手段(30)から非加熱の上水を給水通路(20)に供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給湯加熱手段で供給水を加熱して給湯栓等に給湯するための給湯通路と、浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記浴槽水を加熱するための追焚加熱手段と、前記給湯通路から分岐して前記追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、この注湯通路に設けられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量調整手段および流量検知手段とを備えた風呂給湯装置であって、前記注湯通路から分岐されてその分岐部よりも下流側で注湯通路に接続されたバイパス通路を備え、前記バイパス通路には前記追焚循環通路の配管内を洗浄・殺菌するための機能水を生成する機能水生成装置が介装されており、前記分岐部には流路切換弁が設けられて前記注湯通路と前記バイパス通路の何れか一方を選択可能に構成された風呂給湯装置において、
前記給湯加熱手段に前記供給水を供給するための給水通路には補助加熱手段が設けられており、通常の給湯運転および注湯運転では前記補助加熱手段から予め設定温度に調整された高温水が前記給水通路に供給され、前記機能水生成装置を駆動して機能水を前記追焚循環通路に供給する配管洗浄運転においては前記補助加熱手段から非加熱の上水を前記給水通路に供給することを特徴とする風呂給湯装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記機能水生成装置を駆動して機能水を前記追焚循環通路に供給する配管洗浄運転の前には、前記追焚循環通路に高温水を供給する熱洗浄運転が行われ、
前記熱洗浄運転では、前記補助加熱手段から供給された非加熱の上水を前記給湯加熱手段で加熱し、前記熱洗浄運転が終了すると前記給湯加熱手段をバイパスするように設けられた給湯バイパス通路を通して非加熱の上水を前記注湯通路に流通させて前記機能水生成装置を駆動することを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
【請求項3】
前記補助加熱手段は、貯湯槽と、上水配管と、給湯配管と、前記上水配管から分岐して前記貯湯槽をバイパスして前記給湯配管に接続された貯湯バイパス配管とを有する貯湯給湯システムであり、前記貯湯槽に貯留した高温水と前記貯湯バイパス配管からの低温の上水を混合して設定温度に調整してを供給するか或いは前記貯湯バイパス配管から低温の上水のみを供給することを選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
【請求項4】
前記機能水生成装置は、オゾン水を生成するオゾン水生成装置であることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の風呂給湯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風呂給湯装置に関し、特に注湯通路にオゾン水等の機能水を生成する機能水生成装置を設けた風呂給湯装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
浴槽に接続されて浴槽に給湯したり、浴槽水を追焚きしたりする風呂給湯装置は広く実用に供されており、風呂給湯装置は、浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、この追焚循環通路に浴槽水を循環させるための循環ポンプと、浴槽水を加熱するための加熱手段と、追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、この注湯通路に備えられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量を調整する流量調整手段および流量検知手段とを備えている。
【0003】
浴槽水を追い焚きする追焚循環通路を殺菌するために、注湯通路に機能水生成装置を介装して追焚循環通路にオゾン水等の機能水を供給する技術が公知である。オゾンは水温が高い程水に溶解しにくくなるため、追焚循環通路をオゾン水で殺菌する際には、追焚循環通路に非加熱の水を供給した状態でオゾン水を生成し追焚循環通路に供給する必要がある。
【0004】
特許文献1に記載の給湯システムでは、追焚機能を有する風呂給湯装置において、浴槽の排水後に追焚循環通路を含む配管内を洗浄する配管洗浄運転を行う給湯システムが開示されている。この配管洗浄運転における洗浄水の供給量と温度は、少なくとも入浴人数と入浴時の湯温に基づいて算出する。
【0005】
特許文献2に記載のふろ給湯システムでは、浴槽の湯張りを行う管路に銀イオン発生装置を設け、配管洗浄の際には、一定量の新たな湯または水を追焚循環通路に供給しながら、銀イオン発生装置から銀イオンを供給して配管洗浄を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-183882号公報
特許第4951495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
風呂給湯装置の給水系には、温水を供給する太陽熱温水器等からなる補助加熱装置が接続されている場合がある。このような場合、給水系には補助加熱装置からの温水が優先的に供給され、給水系の配管内が温水で満たされることになる。
【0008】
この状態で、注湯通路にオゾン水を生成すると、十分な濃度のオゾン水を生成できない虞があるため、配管内の湯水が低温の上水に置き換わるまで温水パージ運転を行ない、その後オゾン水を生成しなければならないため、上水の消費量が増し、経済性に欠ける。
【0009】
本発明の目的は、給水通路に補助加熱手段を設けた場合でも、追焚循環通路を機能水で殺菌する際には補助加熱手段から非加熱の上水を供給可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の風呂給湯装置は、 給湯加熱手段で供給水を加熱して給湯栓等に給湯するための給湯通路と、浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記浴槽水を加熱するための追焚加熱手段と、前記給湯通路から分岐して前記追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、この注湯通路に設けられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量調整手段および流量検知手段とを備えた風呂給湯装置であって、前記注湯通路から分岐されてその分岐部よりも下流側で注湯通路に接続されたバイパス通路を備え、前記バイパス通路には前記追焚循環通路の配管内を洗浄・殺菌するための機能水を生成する機能水生成装置が介装されており、前記分岐部には流路切換弁が設けられて前記注湯通路と前記バイパス通路の何れか一方を選択可能に構成された風呂給湯装置において、 前記給湯加熱手段に前記供給水を供給するための給水通路には補助加熱手段が設けられており、通常の給湯運転および注湯運転では前記補助加熱手段から予め設定温度に調整された高温水が前記給水通路に供給され、前記機能水生成装置を駆動して機能水を前記追焚循環通路に供給する配管洗浄運転においては前記補助加熱手段から非加熱の上水を前記給水通路に供給することを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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