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公開番号
2025001874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101609
出願日
2023-06-21
発明の名称
風呂給湯装置
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
個人
主分類
F24H
15/14 20220101AFI20241226BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】累積入浴時間と浴槽湯量を加味してUV除菌灯により浴槽水を除菌するようにした風呂給湯装置を提供すること。
【解決手段】 浴槽に接続された追焚循環通路(4)と、循環ポンプ(5)と、追焚循環通路(4)に配設されて浴槽水に対して点灯時に除菌効果を有する波長域の光線を照射する除菌灯(9)と、浴槽水の水位を検知する水位検知手段(7)と、循環ポンプ(5)の作動および停止と、除菌灯(7)に対する供給電力を制御する制御装置(10)とを備えた風呂給湯装置(1)において、制御装置(10)は、水位検知手段(7)の検知出力より、浴槽への入浴・退浴の判定を行って入浴時間の算出を行うとともに、前回の除菌運転から今回の除菌運転開始までの間の累積入浴時間を算出し、この累積入浴時間に応じて除菌灯に対する供給電力を変動させ、浴槽湯量に応じて除菌運転時間を変動させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記追焚循環通路に配設されて循環している浴槽水に対して点灯時に除菌効果を有する波長域の光線を照射する除菌灯と、
前記浴槽水の水位を検知する水位検知手段と、前記循環ポンプの作動および停止と、前記除菌灯に対する供給電力を制御する制御装置とを備えた風呂給湯装置において、
前記制御装置は、前記水位検知手段の検知出力より、前記浴槽への入浴・退浴の判定を行って入浴時間の算出を行うとともに、前回の除菌運転から今回の除菌運転開始までの間の累積入浴時間を算出し、この累積入浴時間に応じて前記除菌灯に対する供給電力を変動させるように制御することを特徴とする風呂給湯装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
除菌運転の開始時に前記水位検知手段の検知出力により浴槽の水位を判定し、この浴槽水位から求めた浴槽湯量に応じて除菌運転における前記除菌灯の点灯時間を変動させることを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
【請求項3】
除菌運転を開始する前の最後の退浴から除菌運転の開始までの経過時間をカウントし、この経過時間に応じて前記除菌灯に対する供給電力を変動させることを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
【請求項4】
前記制御装置は、除菌運転を毎日予め設定された時刻に自動的に開始するように制御し、
前記除菌運転の開始時刻は使用者が手動にて設定することが可能であることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の風呂給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、風呂給湯装置に関し、特に追焚循環通路内を流れる湯水に除菌効果を有する波長域の光線を照射して除菌する除菌灯を設け、累積入浴時間に基づいて除菌灯への供給電力を変動させるようにしたものに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
風呂装置は、浴槽と、この浴槽に接続されて浴槽に給湯したり、浴槽水を追焚きしたりする風呂給湯装置とを有する。風呂給湯装置は、浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記浴槽水を加熱するための加熱手段と、前記追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、前記注湯通路に備えられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量を調整する流量調整手段および流量検知手段とを備えている。
【0003】
特許文献1には、追焚循環通路に接続された浴槽水浄化殺菌装置に、入浴中か否かで、浴槽水の浄化殺菌運転パターンを切換える浄化殺菌運転パターン切換え手段を設け、入浴中にも浄化殺菌運転を行うようにしたものが開示されている。
【0004】
特許文献2には、追焚循環通路に流れる浴槽水に紫外線を照射して殺菌する除菌装置を設け、除菌効率を高めるために、風呂循環ポンプの回転数が所定回転数以上のときには除菌装置により紫外線を照射し、風呂循環ポンプの回転数が所定回転数未満のときには除菌装置を停止させて紫外線の照射を停止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-1354号公報
特許第7139942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のUV除菌灯による除菌運転では、累積入浴時間の長短によらず一律に除菌運転を行ない、また、浴槽水の多少によらず一律に除菌運転を行なっていた。
そのため、浴槽水を過不足なく除菌できるように、UV除菌灯への供給電力を適切に制御していなかった。しかも、最後の退浴から除菌運転までの経過時間を加味してUV除菌灯への供給電力を変化させることもなかったため、レジオネラ菌等の数の大小に応じて適切に除菌することもできなかった。
【0007】
本発明の目的は、UV除菌灯への供給電力を累積入浴時間に応じて変動させるようにした風呂給湯装置を提供すること、UV除菌灯を点灯する点灯時間を浴槽湯量に応じて変動させるようにした風呂給湯装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の風呂給湯装置は、浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記追焚循環通路に配設されて循環している浴槽水に対して点灯時に除菌効果を有する波長域の光線を照射する除菌灯と、前記浴槽水の水位を検知する水位検知手段と、前記循環ポンプの作動および停止と、前記除菌灯に対する供給電力を制御する制御装置とを備えた風呂給湯装置において、前記制御装置は、前記水位検知手段の検知出力より、前記浴槽への入浴・退浴の判定を行って入浴時間の算出を行うとともに、前回の除菌運転から今回の除菌運転開始までの間の累積入浴時間を算出し、この累積入浴時間に応じて前記除菌灯に対する供給電力を変動させるように制御することを特徴としている。
【0009】
上記の構成によれば、前回の除菌運転から今回の除菌運転開始までの間の累積入浴時間を算出し、この累積入浴時間に応じて前記除菌灯に対する供給電力を変動させるように制御するため、浴槽水に含まれるレジオネラ菌等の数の大小に応じて除菌できるような適切な供給電力で除菌灯を駆動することができる。
【0010】
請求項2の風呂給湯装置は、請求項1の発明において、除菌運転の開始時に前記水位検知手段の検知出力により浴槽の水位を判定し、この浴槽水位から求めた浴槽湯量に応じて除菌運転における前記除菌灯の点灯時間を変動させることを特徴としている。
上記の構成によれば、浴槽湯量に応じて除菌運転における前記除菌灯の点灯時間を変動させることで、浴槽水に含まれるレジオネラ菌等の数の大小に応じて適切に除菌できる。
(【0011】以降は省略されています)
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