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公開番号
2024168844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085846
出願日
2023-05-25
発明の名称
温水暖房システム
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
F24D
3/00 20220101AFI20241128BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】騒音発生を未然に阻止可能な温水暖房システムを提供する。
【解決手段】第1液出口33bが第2液出口34bよりも高さが低くなるよう、第1負荷側熱交換器33と第2負荷側熱交換器34を設置する。第1負荷側熱交換器33と第2負荷側熱交換器34とを直列に接続した負荷側循環回路31において、第1液出口33bが第2液出口34bと同一高さ以下の場合、負荷側循環回路31内を循環液が流動すると、第1液出口33b付近に空気溜まりが発生しやすく騒音発生の原因となる。第1液出口33bが第2液出口34bよりも高さが低い位置にあることで、循環液が流動するときに第1液出口33bが循環液で満たされ空気溜まりが発生しないことから、騒音発生を未然に阻止することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1圧縮機、第1負荷側熱交換器、第1減圧手段、第1熱源側熱交換器を備え内部に冷媒を循環させる第1ヒートポンプ回路と、
第2圧縮機、第2負荷側熱交換器、第2減圧手段、第2熱源側熱交換器を備え内部に冷媒を循環させる第2ヒートポンプ回路と、
室内端末に循環液を循環させる負荷側循環ポンプを有した負荷側循環回路と、を備え、
前記負荷側循環回路は、前記第1負荷側熱交換器が前記第2負荷側熱交換器の上流側に位置すると共に、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器とが直列に設置され、
前記第1ヒートポンプ回路及び前記第2ヒートポンプ回路にある駆動部を動作させると共に前記負荷側循環ポンプを駆動させ、前記第1負荷側熱交換器及び前記第2負荷側熱交換器で前記循環液を加熱するものであり、
前記第1負荷側熱交換器は、
下部に位置し前記循環液が流入する第1液入口と、
上部に位置し前記第1液入口から流入した前記循環液が流出する第1液出口と、を有し、
前記第2負荷側熱交換器は、
下部に位置し前記第1液出口から流出した前記循環液が流入する第2液入口と、
上部に位置し前記第2液入口から流入した前記循環液が流出する第2液出口と、を有し、
前記第1液出口が前記第2液出口よりも高さが低くなるよう、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器を設置することを特徴とした温水暖房システム。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記第1液出口の上端が前記第2液出口の下端よりも高さが低くなるよう、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器を設置することを特徴とした請求項1記載の温水暖房システム。
【請求項3】
前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器は、水平方向に隣り合うよう設置することを特徴とした請求項2記載の温水暖房システム。
【請求項4】
前記第1負荷側熱交換器は、少なくとも前記第1液出口が水平方向を向くように設置することを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の温水暖房システム。
【請求項5】
前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器は、プレート式熱交換器で構成されたことを特徴とする請求項4記載の温水暖房システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、加熱された水や不凍液等の循環液を室内端末に供給する温水暖房システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のものでは、圧縮機と、負荷側熱交換器と、膨張弁と、熱源側熱交換器とを冷媒配管で環状に接続したヒートポンプ回路を複数備え、第1ヒートポンプ回路の第1負荷側熱交換器及び第2ヒートポンプ回路の第2負荷側熱交換器を直列に設置し、循環ポンプが駆動することで2つの負荷側熱交換器で加熱した循環液を室内に設置された室内端末に供給し、室内の暖房を行う負荷側循環回路を備えたものにおいて、第1負荷側熱交換器と第2負荷側熱交換器とを互いに隣り合うように設置するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6873988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来のものでは、第1負荷側熱交換器の循環液が流出する第1液出口と、第2負荷側熱交換器の循環液が流出する第2液出口とが同一高さ位置となるよう、第1負荷側熱交換器と第2負荷側熱交換器とを設置した場合、上流側に位置する第1負荷側熱交換器の第1液出口の全体に循環液が行き渡らず空気溜まりが発生し、負荷側循環回路内を循環液が流動するとき空気溜まりにより第1液出口で騒音が発生することから、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、第1圧縮機、第1負荷側熱交換器、第1減圧手段、第1熱源側熱交換器を備え内部に冷媒を循環させる第1ヒートポンプ回路と、
第2圧縮機、第2負荷側熱交換器、第2減圧手段、第2熱源側熱交換器を備え内部に冷媒を循環させる第2ヒートポンプ回路と、
室内端末に循環液を循環させる負荷側循環ポンプを有した負荷側循環回路と、を備え、
前記負荷側循環回路は、前記第1負荷側熱交換器が前記第2負荷側熱交換器の上流側に位置すると共に、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器とが直列に設置され、
前記第1ヒートポンプ回路及び前記第2ヒートポンプ回路にある駆動部を動作させると共に前記負荷側循環ポンプを駆動させ、前記第1負荷側熱交換器及び前記第2負荷側熱交換器で前記循環液を加熱するものであり、
前記第1負荷側熱交換器は、
下部に位置し前記循環液が流入する第1液入口と、
上部に位置し前記第1液入口から流入した前記循環液が流出する第1液出口と、を有し、
前記第2負荷側熱交換器は、
下部に位置し前記第1液出口から流出した前記循環液が流入する第2液入口と、
上部に位置し前記第2液入口から流入した前記循環液が流出する第2液出口と、を有し、
前記第1液出口が前記第2液出口よりも高さが低くなるよう、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器を設置する
ことを特徴とした。
【0006】
また、請求項2では、前記第1液出口の上端が前記第2液出口の下端よりも高さが低くなるよう、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器を設置することを特徴とした。
【0007】
また、請求項3では、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器は、水平方向に隣り合うよう設置することを特徴とした。
【0008】
また、請求項4では、前記第1負荷側熱交換器は、少なくとも前記第1液出口が水平方向を向くように設置することを特徴とした。
【0009】
また、請求項5では、前記第1負荷側熱交換器と前記第2負荷側熱交換器は、プレート式熱交換器で構成されたことを特徴とした。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、第1負荷側熱交換器が有する第1液出口が第2負荷側熱交換器が有する第2液出口よりも高さが低くなるよう、第1負荷側熱交換器と第2負荷側熱交換器を設置するので、負荷側循環回路内を循環液が流動するとき第1液出口の全体を循環液で十分に満たすことができ、空気溜まりの発生を防ぐことができるため、第1液出口での騒音発生を未然に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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