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公開番号2024169196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086457
出願日2023-05-25
発明の名称製造装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F24F 7/06 20060101AFI20241128BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】本体部内の低露点状態を維持すると共にユーザの本体部内でのアクセス性を向上できる製造装置を提供すること。
【解決手段】本開示の製造装置100は、所定気圧下に設置される。製造装置100では、箱状の本体部1は、内外を連通する開口部を有する。カーテンカバー部2は、開口部を覆った状態で本体部1に取り付けられ、ユーザが本体部1内に手を挿入可能な暖簾状カバー部21を設ける。扉部3は、本体部1に開口部を開閉自在に取り付けられ、カーテンカバー部2を覆った状態で閉じられる。給気部4は、本体部1内に給気する。排気部5は、本体部1内から排気する。給排気量調節部6は、給気量及び排気量を調節する。制御部8は、扉部3が閉じられる場合に本体部1外より本体部1内の気圧が所定以上陽圧になるように、一方、扉部3が開かれる場合に本体部1内の風量が増加するように、給排気量調節部6を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定気圧に維持される環境下に設置される製造装置であって、
前記製造装置は、
本体部内と本体部外とを連通する開口部を有する箱状の本体部と、
前記開口部を覆った状態で前記本体部に取り付けられるカーテンカバー部と、
前記カーテンカバー部に設けられ、ユーザが前記本体部内に手を挿入可能な暖簾状カバー部と、
前記本体部に前記開口部を開閉自在に取り付けられ、前記カーテンカバー部を覆った状態で閉じられる扉部と、
前記本体部内に給気する給気部と、
前記本体部内から排気する排気部と、
前記給気量及び前記排気量を調節する給排気量調節部と、
前記給排気量調節部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記扉部が閉じられる場合、前記本体部外の気圧より前記本体部内の気圧が所定閾値以上陽圧になるように、前記給排気量調節部を制御し、
前記扉部が開かれる場合、前記本体部内の風量が現在よりも所定閾値以上増加するように、前記給排気量調節部を制御する
製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、製造装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、露点を維持するグローブボックスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-034012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る技術では、ユーザはグローブボックス内(つまり本体部内)においてグローブ長の範囲しかアクセスできないという課題がある。また、特許文献1に係る技術では、ユーザがグローブボックス内でグローブ長を超えてアクセスしようとした場合にはグローブボックスの密閉状態が解除される必要がある。そのため、外部からの空気侵入によってグローブボックス内の低露点状態を維持することが難しくなるという課題がある。
【0005】
本開示は、本体部内の低露点状態を維持すると共にユーザの本体部内でのアクセス性を向上できる製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の製造装置は、所定気圧に維持される環境下に設置される製造装置であって、前記製造装置は、本体部内と本体部外とを連通する開口部を有する箱状の本体部と、前記開口部を覆った状態で前記本体部に取り付けられるカーテンカバー部と、前記カーテンカバー部に設けられ、ユーザが前記本体部内に手を挿入可能な暖簾状カバー部と、前記本体部に前記開口部を開閉自在に取り付けられ、前記カーテンカバー部を覆った状態で閉じられる扉部と、前記本体部内に給気する給気部と、前記本体部内から排気する排気部と、前記給気量及び前記排気量を調節する給排気量調節部と、前記給排気量調節部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記扉部が閉じられる場合、前記本体部外の気圧より前記本体部内の気圧が所定閾値以上陽圧になるように、前記給排気量調節部を制御し、前記扉部が開かれる場合、前記本体部内の風量が現在よりも所定閾値以上増加するように、前記給排気量調節部を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によって、本体部内の低露点状態を維持すると共にユーザの本体部内でのアクセス性を向上できる製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る製造装置の構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る製造装置が内部に設置される蛇腹式テントの一例を示す図である。
第1の実施形態に係る製造装置の動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
【0010】
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を用いて、第1の実施形態に係る製造装置100の構成を説明する。図1は、第1の実施形態に係る製造装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2は、第1の実施形態に係る製造装置100が内部に設置される蛇腹式テントの一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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