TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024158248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073286
出願日
2023-04-27
発明の名称
貯湯タンク
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
個人
主分類
F24H
9/00 20220101AFI20241031BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】粘着テープを使用せずにシート状保温材を取り付けることができる貯湯タンクを提供すること。
【解決手段】上下方向に延びる円筒状の胴部とこの胴部の両端の鏡板部と、胴部の外周に連結された複数の脚部と、胴部の外周を覆うように巻かれたシート状保温材を備えた貯湯タンクにおいて、複数の脚部は、シート状保温材を支持するために、胴部から所定の離隔距離を維持しながら胴部との連結部から上方に延びるように一体的に形成された保温材支持部を夫々備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びる円筒状の胴部とこの胴部の両端の鏡板部と、前記胴部の外周に連結された複数の脚部と、前記胴部の外周を覆うように巻かれたシート状保温材を備えた貯湯タンクにおいて、
複数の前記脚部は、前記シート状保温材を支持するために、前記胴部から所定の離隔距離を維持しながら前記胴部との連結部から上方に延びるように一体的に形成された保温材支持部を夫々有することを特徴とする貯湯タンク。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記シート状保温材は、複数の前記保温材支持部よりも下方まで延び、複数の前記保温材支持部に対応する部位に前記保温材支持部を挿通させる複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項1に記載の貯湯タンク。
【請求項3】
前記シート状保温材は、複数の前記脚部に対応する部位に、その下端から上方に向かって前記胴部の手前まで延びる複数の切込部を有し、
複数の前記脚部は、前記胴部よりも下方に、下側の前記鏡板部に近接するように突出させた底部保温材支持部を夫々有し、
前記シート状保温材の下端側部分を下側の前記鏡板部に近接させて前記切込部から対応する前記脚部を露出させ、前記底部保温材支持部によって前記シート状保温材の下端側部分を前記鏡板部に密着させた状態に維持することを特徴とする請求項2に記載の貯湯タンク。
【請求項4】
前記切込部は、前記シート状保温材の下端から上方に延びた後、前記脚部の幅と同等の長さで水平方向に延びていることを特徴とする請求項3に記載の貯湯タンク。
【請求項5】
上側の前記鏡板部に被せるための成形品で構成された上部保温材を有し、
前記上部保温材は、収容した鏡板部に密着させる鏡板収容部と、前記胴部の外周を覆う前記シート状保温材の上端部分を収容して前記胴部に密着させるシート状保温材収容部を有することを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の貯湯タンク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、貯湯給湯装置等の貯湯タンクに関し、特に外側にシート状の保温材が取り付けられる貯湯タンクに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば家庭用の貯湯給湯装置には、給湯に使用するために予め加熱した湯水を貯湯しておく貯湯タンクが装備されている。貯湯タンクは、満水時に圧力で変形や破損が起きないように、上下方向に延びる円筒状の胴部とその両端の鏡板部によって密閉状に形成され、複数の湯水の出入口が設けられている。
【0003】
この貯湯タンクには、空気への放熱による貯湯タンクの湯水温度低下を防止するために、貯湯タンクを覆うように保温材(断熱材)が取り付けられる。例えば特許文献1の貯湯タンクのように、発泡樹脂の成形品によって構成された複数の断熱材が取り付けられるものが知られている。また、特許文献2のように、貯湯タンクの胴部にシート状の真空断熱材が巻きつけられるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-127840号公報
特開2005-315480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、複数の成形品で構成された保温材は、貯湯タンクの形状に応じた専用品になり、変形させることができず嵩張るため、保温材の輸送や保管を含めた製造コスト面で不利である。また、特許文献2のように、シート状の真空断熱材は、通常、粘着テープによって貯湯タンクに密着するように取り付け、例えばメンテナンス時に真空断熱材が破損しないように粘着テープをはがす必要ある。それ故、シート状の保温材の着脱に手間がかかり好ましくないので、シート状の保温材の着脱が容易な貯湯タンクが求められている。
【0006】
そこで、本発明は、粘着テープを使用せずにシート状保温材を取り付けることができる貯湯タンクを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明の貯湯タンクは、上下方向に延びる円筒状の胴部とこの胴部の両端の鏡板部と、前記胴部の外周に連結された複数の脚部と、前記胴部の外周を覆うように巻かれたシート状保温材を備えた貯湯タンクにおいて、複数の前記脚部は、前記シート状保温材を支持するために、前記胴部から所定の離隔距離を維持しながら前記胴部との連結部から上方に延びるように一体的に形成された保温材支持部を夫々有することを特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、胴部から所定の離隔距離を維持しながら上方に延びる保温材支持部と貯湯タンクの胴部の間に、胴部に巻かれたシート状保温材を挟んで支持することができる。従って、シート状保温材が胴部から離れて落下することを防止でき、粘着テープを使用せずにシート状保温材を貯湯タンクに取り付けることができる。
【0009】
請求項2の発明の貯湯タンクは、請求項1の発明において、前記シート状保温材は、複数の前記保温材支持部よりも下方まで延び、複数の前記保温材支持部に対応する部位に前記保温材支持部を挿通させる複数の貫通孔を有することを特徴としている。
上記構成によれば、貫通孔を介して保温材支持部をシート状保温材の外側に出すことができる。従って、シート状保温材を保温材支持部と胴部の間に挟んで支持し、保温材支持部よりも下方までシート状保温材で貯湯タンクを覆うことができるので、貯湯タンクの保温性能が向上する。
【0010】
請求項3の発明の貯湯タンクは、請求項2の発明において、前記シート状保温材は、複数の前記脚部に対応する部位に、その下端から上方に向かって前記胴部の手前まで延びる複数の切込部を有し、複数の前記脚部は、前記胴部よりも下方に、下側の前記鏡板部に近接するように突出させた底部保温材支持部を夫々有し、前記シート状保温材の下端側部分を下側の前記鏡板部に近接させて前記切込部から対応する前記脚部を露出させ、前記底部保温材支持部によって前記シート状保温材の下端側部分を前記鏡板部に密着させた状態に維持することを特徴としている。
上記構成によれば、シート状保温材の下端側部分を脚部の内側に入れ、粘着テープを使用せずに底部保温材支持部によって貯湯タンクの下側の鏡板部に密着させて、空気に放熱しないようにすることができるので、貯湯タンクの保温性能が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ノーリツ
ふろ装置
今日
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
今日
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
1日前
株式会社ノーリツ
供給システム
20日前
株式会社ノーリツ
供給システム
20日前
株式会社ノーリツ
予混合装置およびこれを備えた燃焼装置
今日
株式会社ノーリツ
ふろ装置、ふろシステムおよびプログラム
今日
個人
保温器
1日前
株式会社コロナ
暖房装置
20日前
株式会社コロナ
空調装置
今日
株式会社コロナ
空気調和機
21日前
株式会社パロマ
給湯器
1日前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
22日前
個人
食材入り食器の加熱保温方法
1か月前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク
20日前
三菱電機株式会社
温水熱源機
7日前
株式会社パロマ
給湯器
20日前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク
20日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
13日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
13日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
13日前
株式会社パロマ
湯沸器
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
今日
株式会社ノーリツ
給湯器
1か月前
株式会社ノーリツ
浴室システム
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
1日前
アマノ株式会社
集塵装置
20日前
リンナイ株式会社
空調装置
1か月前
和田工業有限会社
通気孔フィルタ
1か月前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
1か月前
株式会社竹中工務店
空調システム
28日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
今日
シャープ株式会社
空気調和機
今日
三機工業株式会社
配管配線検査方法
1か月前
日昌株式会社
クリーンブース
1か月前
株式会社ノーリツ
給湯暖房システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る