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公開番号2024165666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082040
出願日2023-05-18
発明の名称ふろ装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人,個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20241121BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】入浴者が、タイマー機能により退浴を促された際に、温まりの満足感をより確実に得ることが可能なふろ装置を提供する。
【解決手段】給湯装置10(ふろ装置)は、浴槽内の湯水の水位を検出するための水位センサと、浴槽内の湯温を検知するための温度センサと、浴室内の室温を検知するための室温センサ127と、水位センサの検出結果に基づき浴槽への入浴を検知する入浴検知部111aと、入浴の検知に基づいて入浴時間のカウントを開始する入浴タイマー部111bと、入浴の検知時における湯温および室温に基づいて入浴者の体温が所定以上まで上昇することを制限するための入浴予定時間を設定する時間設定部123aと、入浴時間が入浴予定時間に到達したことにより報知を行う報知処理部111cと、入浴タイマーの実行中に、湯温が入浴開始時の湯温より低いことに基づいて浴槽内の湯水を追い焚きする処理を実行する追い焚き実行部111dとを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
給湯器と浴槽との間で前記浴槽内の湯水を循環させるための循環路に配置され、前記浴槽内の湯水の水位を検出するための水位センサと、
前記循環路に配置され、前記浴槽内の湯温を検知するための温度センサと、
前記浴槽が設置された浴室内の室温を検知するための室温センサと、
前記水位センサの検出結果に基づき前記浴槽への入浴を検知する入浴検知部と、
前記入浴の検知に基づいて入浴時間のカウントを開始する入浴タイマー部と、
前記入浴の検知時における前記湯温および前記室温に基づいて、入浴者の体温が所定以上まで上昇することを制限するための入浴予定時間を設定する時間設定部と、
前記入浴時間が前記入浴予定時間に到達したことにより報知を行う報知処理部と、
前記入浴タイマーの実行中において、前記温度センサにより検知された前記湯温が入浴開始時の前記湯温より低いことに基づいて前記浴槽内の湯水を追い焚きする処理を実行する追い焚き実行部と、を備える、
ことを特徴とするふろ装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
請求項1に記載のふろ装置において、
前記追い焚き実行部は、前記入浴予定時間より所定時間前のタイミングから、前記湯温の低下に基づく追い焚きの処理を実行する、
ことを特徴とするふろ装置。
【請求項3】
請求項1に記載のふろ装置において、
前記循環路に湯水を循環させるための循環ポンプを備え、
前記追い焚き実行部は、前記循環ポンプを動作させた状態で、前記入浴タイマー実行中の前記湯温を前記温度センサに検知させる、
ことを特徴とするふろ装置。
【請求項4】
請求項1に記載のふろ装置において、
前記追い焚き実行部は、前記追い焚きの実行中に、前記湯温が、予め設定された設定温度に到達したことに基づいて、前記追い焚きを停止する、
ことを特徴とするふろ装置。
【請求項5】
請求項4に記載のふろ装置において、
前記追い焚き実行部は、前記追い焚きを停止した後、前記入浴時間が前記入浴予定時間に到達するまでの間、前記湯温の低下に基づく前記追い焚きの処理を繰り返し実行する、
ことを特徴とするふろ装置。
【請求項6】
請求項1ないし5の何れか一項に記載のふろ装置において、
前記追い焚き実行部は、前記追い焚きの実行中に、前記入浴時間が前記入浴予定時間に到達したことに基づいて、前記追い焚きを停止する、
ことを特徴とするふろ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、所定のふろ機能を実行するふろ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ふろ装置には、入浴時間を表示する機能が設けられている。入浴者が浴槽に入ったことが水位センサの出力等により検知される。この検知により、入浴時間の計時が開始される。入浴時間は、浴室に設置されたリモートコントローラに表示される。入浴者は、表示された時間を見ることで、自身の入浴時間を随時把握できる。このような機能が、たとえば以下の特許文献1に記載されている。
【0003】
また、ふろ装置には、単に入浴時間を表示するだけでなく、所定の条件に従って、入浴者に退浴を促すタイマー機能も設けられ得る。たとえば、良質な睡眠を得るのに適した入浴時間を推定し、この時間が経過すると、入浴者にそのことを報知する機能が、タイマー機能としてふろ装置に設けられ得る。このような機能を有するふろ装置が、たとえば、以下の特許文献2に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-107767号公報
特開2021-120604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ふろ装置に設けられ得るタイマー機能として、さらに、入浴者ののぼせを防止するためのタイマー機能が検討され得る。このタイマー機能では、入浴者にのぼせが生じ得る入浴予定時間が推定され、入浴後にこの時間が経過すると、入浴者に退浴を促す報知が行われる。
【0006】
しかし、浴槽内の湯の温度は、保温動作を行っていない場合などでは環境温度等の影響によって低下し得る。このような湯温の低下は、上述のタイマー機能により設定された時間内にも生じ得る。この場合、入浴者は、十分に身体が温まっていないと感じているにも拘わらず、タイマー機能によって退浴を促される結果となりかねない。
【0007】
かかる課題に鑑み、本発明は、入浴者が、タイマー機能により退浴を促された際に、温まりの満足感をより確実に得ることが可能なふろ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の主たる態様に係るふろ装置は、給湯器と浴槽との間で前記浴槽内の湯水を循環させるための循環路に配置され、前記浴槽内の湯水の水位を検出するための水位センサと、前記循環路に配置され、前記浴槽内の湯温を検知するための温度センサと、前記浴槽が設置された浴室内の室温を検知するための室温センサと、前記水位センサの検出結果に基づき前記浴槽への入浴を検知する入浴検知部と、前記入浴の検知に基づいて入浴時間のカウントを開始する入浴タイマー部と、前記入浴の検知時における前記湯温および前記室温に基づいて、入浴者の体温が所定以上まで上昇することを制限するための入浴予定時間を設定する時間設定部と、前記入浴時間が前記入浴予定時間に到達したことにより報知を行う報知処理部と、前記入浴タイマーの実行中において、前記温度センサにより検知された前記湯温が入浴開始時の前記湯温より低いことに基づいて前記浴槽内の湯水を追い焚きする処理を実行する追い焚き実行部と、を備える。
【0009】
本態様に係るふろ装置によれば、入浴タイマーの実行中に浴槽内の湯温が低下すると、追い焚きが行われて湯温が高められる。このため、入浴予定時間が経過したタイミングにおいて、入浴者の身体は十分に温まった状態となっている。よって、入浴者は、タイマー機能により退浴を促された際に、温まりの満足感をより確実に得ることができる。
【0010】
本態様に係るふろ装置において、前記追い焚き実行部は、前記入浴予定時間より所定時間前のタイミングから、前記湯温の低下に基づく追い焚きの処理を実行するよう構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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