TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024165617
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081962
出願日
2023-05-18
発明の名称
風呂給湯装置
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
個人
主分類
F24H
15/14 20220101AFI20241121BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】点灯回路の過熱保護回路が作動した場合に、循環する浴槽水の流量を低下させることで除菌性能の低下を防止するようにした風呂給湯装置を提供すること。
【解決手段】浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路(4)と、追焚循環通路(4)に配設されて循環している浴槽水に対して点灯時に除菌効果を有する波長域の光線を照射するUV除菌灯(32)と、追焚循環通路(4)に浴槽水を循環させるための循環ポンプ(5)と、循環ポンプ(5)の作動および停止と、UV除菌灯(32)に対する点灯および消灯を制御する給湯制御部(10)とを備えた風呂給湯装置(1)において、UV除菌灯(32)の点灯回路には、UV除菌灯(32)の温度に応じて供給電力を変動させることができる過熱保護回路が設けられており、UV除菌灯(32)の除菌運転中に過熱保護回路が作動したことを給湯制御部(10)が検知した場合には、循環ポンプ(5)の回転数を低下させて追焚循環通路(4)を流れる浴槽水の流量を低減させるように制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に配設されて循環している浴槽水に対して点灯時に除菌効果を有する波長域の光線を照射する除菌灯と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記循環ポンプの作動および停止と、前記除菌灯に対する点灯および消灯を制御する制御装置とを備えた風呂給湯装置において、
前記除菌灯の点灯回路には、前記除菌灯の温度に応じて供給電力を変動させることができる過熱保護回路が設けられており、除菌灯の除菌運転中に前記過熱保護回路が作動したことを前記制御装置が検知した場合には、前記循環ポンプの回転数を低下させて前記追焚循環通路を流れる浴槽水の流量を低減させるように制御することを特徴とする風呂給湯装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記過熱保護回路の作動時間が予め設定された設定時間以上継続する場合には、前記除菌灯の点灯を禁止するとともに、前記除菌灯の故障報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
【請求項3】
前記除菌灯は、紫外線を照射するLEDランプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の風呂給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、風呂給湯装置に関し、特に追焚循環通路内を流れる湯水に除菌効果を有する波長域の光線を照射して除菌する除菌灯を設けた風呂給湯装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
風呂装置は、浴槽と、この浴槽に接続されて浴槽に給湯したり、浴槽水を追焚きしたりする風呂給湯装置とを有する。風呂給湯装置は、浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記浴槽水を加熱するための加熱手段と、前記追焚循環通路に給湯水を供給するための注湯通路と、前記注湯通路に備えられて給湯水の供給・遮断を行うための開閉弁と、給湯水の流量を調整する流量調整手段および流量検知手段とを備えている。
【0003】
特許文献1には、追焚循環通路内を流れる湯水に紫外線を照射して除菌する紫外線LEDを付設した給湯装置が開示されている。
この紫外線LEDは、追焚循環通路内を流れる湯水と熱交換可能に設置され、追焚循環通路の循環ポンプが作動している間、紫外線LEDを一定時間点灯する1サイクルの除菌動作を所定のインターバル期間をおいて間欠的に自動的に繰り返すように構成されている。
【0004】
紫外線LEDの一定時間の点灯後の放熱時間の間、紫外線LEDの放熱のため循環ポンプの作動を継続する。上記の放熱時間は、点灯時間と、追焚循環通路を流れる浴槽水の温度をパラメータとして設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7226267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
紫外線LEDの点灯回路には、通常、紫外線LEDの温度が一定温度以上になった場合に、LEDを駆動する駆動電流を低下させる過熱保護回路が設けられている。
このように、駆動電流を低下させた場合にも、循環ポンプの回転数を維持して循環湯水の流量を変更しない場合には、単位体積の浴槽水に照射する紫外線の光量が低下して除菌性能が低下する虞がある。
【0007】
本発明の目的は、点灯回路の過熱保護回路が作動した場合に、循環する浴槽水の流量を低下させることで除菌性能の低下を防止するようにした風呂給湯装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の風呂給湯装置は、浴槽に接続されて浴槽水を循環・加熱するように構成された追焚循環通路と、前記追焚循環通路に配設されて循環している浴槽水に対して点灯時に除菌効果を有する波長域の光線を照射する除菌灯と、前記追焚循環通路に前記浴槽水を循環させるための循環ポンプと、前記循環ポンプの作動および停止と、前記除菌灯に対する点灯および消灯を制御する制御装置とを備えた風呂給湯装置において、 前記除菌灯の点灯回路には、前記除菌灯の温度に応じて供給電力を変動させることができる過熱保護回路が設けられており、除菌灯の除菌運転中に前記過熱保護回路が作動したことを前記制御装置が検知した場合には、前記循環ポンプの回転数を低下させて前記追焚循環通路を流れる浴槽水の流量を低減させるように制御することを特徴としている。
【0009】
上記の構成によれば、除菌灯の点灯回路の過熱保護回路が作動したことを制御装置が検知した場合には、循環ポンプの回転数を低下させて追焚循環通路を流れる浴槽水の流量を低減させるため、追焚循環通路を循環する浴槽水の単位体積当たりに照射する光線の光量の低下を防止し、除菌性能の低下を防止することができる。
【0010】
請求項2の風呂給湯装置は、請求項1の発明において、前記過熱保護回路の作動時間が予め設定された設定時間以上継続する場合には、前記除菌灯の点灯を禁止するとともに、前記除菌灯の故障報知を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、過熱保護回路の作動時間が予め設定された設定時間以上継続する場合には、除菌灯が故障したと判定して除菌灯の点灯を禁止するとともに、除菌灯の故障報知を行う。このように、過熱保護回路の作動時間から除菌灯の故障を判定することができ、除菌灯の故障報知を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ノーリツ
給湯装置
2日前
株式会社ノーリツ
給湯装置
2日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
3日前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク
23日前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク
23日前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
3日前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
4日前
株式会社ノーリツ
供給システム
23日前
株式会社ノーリツ
供給システム
23日前
株式会社ノーリツ
予混合装置およびこれを備えた燃焼装置
3日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置、ふろシステムおよびプログラム
3日前
株式会社ノーリツ
給湯器と通信する携帯通信端末で実行されるプログラム、および給湯器
2日前
個人
保温器
4日前
株式会社コロナ
空調装置
3日前
株式会社コロナ
暖房装置
23日前
株式会社コロナ
空気調和機
24日前
株式会社パロマ
給湯器
4日前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
25日前
個人
食材入り食器の加熱保温方法
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
23日前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク
23日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
16日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
16日前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク
23日前
三菱電機株式会社
温水熱源機
10日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
16日前
アマノ株式会社
集塵装置
23日前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
4日前
株式会社ノーリツ
給湯器
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
3日前
株式会社竹中工務店
空調システム
1か月前
リンナイ株式会社
空調装置
1か月前
和田工業有限会社
通気孔フィルタ
1か月前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
1か月前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
3日前
シャープ株式会社
空気調和機
3日前
続きを見る
他の特許を見る