TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025006619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107523
出願日2023-06-29
発明の名称給湯装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人,個人
主分類F24H 15/45 20220101AFI20250109BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】給湯器およびリモートコントローラにそれぞれ記憶されている設定情報をより確実に同期させることが可能な給湯装置を提供する。
【解決手段】給湯装置10は、給湯器11と、給湯器11の動作に関する設定情報を入力可能な浴室リモコン12および台所リモコン13と、を備える、給湯器11は、浴室リモコン12および台所リモコン13と通信するための通信部115と、制御部111と、設定情報を記憶する記憶部112と、を備える。給湯器11の制御部111は、自身に対するファームウェアの更新後に、給湯器11の記憶部112に記憶されている設定情報を浴室リモコン12および台所リモコン13に送信し、浴室リモコン12および台所リモコン13の制御部123、133は、受信した設定情報を記憶部124、134に更新記憶させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
給湯器と、
前記給湯器の動作に関する設定情報を入力可能なリモートコントローラと、を備え、
前記給湯器は、
前記リモートコントローラと通信するための通信部と、
給湯器用制御部と、
前記設定情報を記憶する給湯器用記憶部と、を備え、
前記リモートコントローラは、
前記給湯器の前記通信部と通信するための通信部と、
リモートコントローラ用制御部と、
前記設定情報を記憶するリモートコントローラ用記憶部と、を備え、
前記給湯用制御部は、自身に対するファームウェアの更新後に、前記給湯器用記憶部に記憶されている前記設定情報を前記リモートコントローラに送信し、前記リモートコントローラ用制御部は、受信した前記設定情報を前記リモートコントローラ用記憶部に更新記憶させる、
ことを特徴とする給湯装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給湯装置において、
前記リモートコントローラ用制御部は、自身のリセットを行うと、前記給湯器用記憶部に記憶されている前記設定情報の送信要求を前記給湯器用制御部に送信する機能を備え、
前記給湯器用制御部は、自身に対するファームウェアの更新後に、前記リモートコントローラ用制御部をリセットさせるためのリセット指令を前記リモートコントローラ用制御部に送信する、
ことを特徴とする給湯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯器およびリモートコントローラを備える給湯装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、給湯器およびリモートコントローラを備えた給湯装置が知られている。この種の給湯装置では、給湯器の制御ソフトウエアであるファームウェアが、随時、最新のものに更新されて給湯器に適用される。
【0003】
以下の特許文献1には、ファームウェアの更新を漏れなく行うことが可能な給湯装置が記載されている。この給湯装置では、給湯装置がサーバに通信可能に接続されている場合は、サーバから第1通信部を通じてダウンロードされた更新ファームウェアによりファームウェアの更新が行われる。また、給湯装置がサーバに通信可能に接続されてない場合には、サービスマン等が、端末装置を第2通信部に通信可能に接続することによって、端末装置から第2通信部を通じてダウンロードされた更新ファームウェアによりファームウェアの更新が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-097297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
給湯装置では、リモートコントローラを介して給湯温度等が設定される。給湯装置がふろ機能を有する場合は、さらに、ふろ温度、ふろ水位および浴槽内の湯水の保温時間等がリモートコントローラを介して設定される。これらの設定情報は、給湯器とリモートコントローラとで共有される。すなわち、これらの設定情報は、入力に応じてリモートコントローラの記憶部に記憶されるとともに、給湯器に転送され、給湯器の記憶部に記憶される。また、たとえば、給湯装置の電源が遮断された後、再投入されると、リモートコントローラの制御部がリセットされる。この場合、給湯器に記憶されている設定情報がリモートコントローラに送信されて、リモートコントローラの記憶部に更新記憶される。
【0006】
しかしながら、リモートコントローラに記憶されている設定情報が、外乱等によって書き換わることが起こり得る。また、給湯器に保持されている設定情報が、外乱等によって書き換わることも起こり得る。このような場合、給湯器とリモートコントローラにそれぞれ記憶されている設定情報に齟齬が生じる。このため、リモートコントローラに表示されている設定情報と、給湯器に記憶されている設定情報とが異なることとなり、給湯装置の実動作時に使用者に違和感を与える結果となってしまう。
【0007】
かかる課題に鑑み、本発明は、給湯器およびリモートコントローラにそれぞれ記憶されている設定情報をより確実に同期させることが可能な給湯装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の主たる態様に係る給湯装置は、給湯器と、前記給湯器の動作に関する設定情報を入力可能なリモートコントローラと、を備える、前記給湯器は、前記リモートコントローラと通信するための通信部と、給湯器用制御部と、前記設定情報を記憶する給湯器用記憶部と、を備え、前記リモートコントローラは、前記給湯器の前記通信部と通信するための通信部と、リモートコントローラ用制御部と、前記設定情報を記憶するリモートコントローラ用記憶部と、を備える。前記給湯器用制御部は、自身に対するファームウェアの更新後に、前記給湯器用記憶部に記憶されている前記設定情報を前記リモートコントローラに送信し、前記リモートコントローラ用制御部は、受信した前記設定情報を前記リモートコントローラ用記憶部に更新記憶させる。
【0009】
本態様に係る給湯装置によれば、給湯器用制御部に対するファームウェアの更新に基づいて、給湯器用記憶部に記憶されている設定情報がリモートコントローラに送信され、リモートコントローラ用記憶部に更新記憶される。これにより、給湯器とリモートコントローラにそれぞれ保持される設定情報が同期される。よって、給湯器およびリモートコントローラにそれぞれ記憶されている設定情報をより確実に同期させることができる。
【0010】
本態様に係る給湯装置において、前記リモートコントローラ用制御部は、自身のリセットを行うと、前記給湯器用記憶部に記憶されている前記設定情報の送信要求を前記給湯器用制御部に送信する機能を備え、前記給湯器用制御部は、自身に対するファームウェアの更新後に、前記リモートコントローラ用制御部をリセットさせるためのリセット指令を前記リモートコントローラ用制御部に送信するよう構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社ノーリツ
温水装置
3日前
株式会社ノーリツ
温水暖房装置
今日
株式会社ノーリツ
浴室除菌洗浄システム
3日前
株式会社ノーリツ
調理機器用アプリケーションプログラム
21日前
株式会社ノーリツ
貯湯タンク用の断熱材およびこれを備えた貯湯タンク式給湯装置
6日前
個人
即湯器
1か月前
個人
保温器
2か月前
株式会社コロナ
加湿器
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
21日前
株式会社コロナ
空調装置
27日前
株式会社コロナ
暖房装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
13日前
株式会社コロナ
給湯装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
6日前
株式会社コロナ
給湯装置
21日前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
今日
株式会社コロナ
空気調和機
2か月前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
21日前
個人
ソーラークッカー
21日前
株式会社パロマ
給湯器
21日前
株式会社パロマ
給湯器
21日前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
1か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
21日前
3ms株式会社
風調整具
14日前
株式会社ヒューテック
屋内装置
1か月前
ダイダン株式会社
ブース
1か月前
株式会社ATJ
空調ダクト
14日前
株式会社千石
燃焼機
14日前
株式会社コロナ
温水暖房システム
2か月前
株式会社ノーリツ
給湯装置
1か月前
三菱電機株式会社
空気清浄機
3か月前
続きを見る