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公開番号2024148125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023087472
出願日2023-05-29
発明の名称ふろ装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人,個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20241009BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】良好な入浴タイマー機能を実現し得るふろ装置を提供する。
【解決手段】給湯装置10は、浴槽内への入浴を検知する入浴検知部111aと、計時を行う入浴タイマー部128と、浴槽内の湯温を検出する温度センサと、浴室内の気温を検出する温度センサ127と、湯温と気温とに基づいて、浴槽に入浴する入浴者の深部体温が入浴開始から所定値上昇するような入浴時間を決定する入浴時間決定部123aと、入浴検知部111aにより入浴が検知されたことに基づいて入浴タイマー部128に計時を開始させ、入浴タイマー部128の計測時間が入浴時間に到達したことに基づいてスピーカ126に報知を行わせる入浴タイマー機能を実行する機能実行部123bと、を備える。入浴時間決定部123aは、計測時間が入浴時間に到達する前において、浴槽内の湯温が変化した場合に入浴時間を変更するとともに、浴室内の気温が変化した場合に入浴時間を変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
浴槽内への入浴を検知する入浴検知部と、
計時を行う入浴タイマー部と、
前記浴槽内に溜められた湯水の温度を示す湯温データを出力する湯温データ出力部と、
前記浴室内の気温を示す気温データを出力する気温データ出力部と、
前記浴槽内の湯温と前記浴室内の気温とに基づいて、前記浴槽に入浴する入浴者の深部体温が入浴開始から所定値上昇するような入浴時間を決定する入浴時間決定部と、
前記入浴検知部により入浴が検知されたことに基づいて前記入浴タイマー部に計時を開始させ、前記入浴タイマー部の計測時間が前記入浴時間に到達したことに基づいて報知部に報知を行わせる入浴タイマー機能を実行する機能実行部と、を備え、
前記入浴時間決定部は、前記計測時間が前記入浴時間に到達する前において、前記浴槽内の湯温が変化した場合に前記入浴時間を変更するとともに、前記浴室内の気温が変化した場合に前記入浴時間を変更する、
ふろ装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記入浴時間決定部は、前記浴槽内の湯温が上昇変化した場合には前記入浴時間を短くなるように変更し、前記浴槽内の湯温が下降変化した場合には前記入浴時間を変更しない、
請求項1に記載のふろ装置。
【請求項3】
前記入浴時間決定部は、前記浴室内の気温が上昇変化した場合には前記入浴時間を短くなるように変更し、前記浴室内の気温が下降変化した場合には前記入浴時間を変更しない、
請求項1または2に記載のふろ装置。
【請求項4】
前記入浴時間決定部は、前記計測時間が前記入浴時間に到達する前において、追い焚きのための操作が行われた場合、および/または、前記浴槽内の湯水の設定温度を上げるための操作が行われた場合、前記入浴時間を短くなるように変更する、
請求項1に記載のふろ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、所定のふろ機能を実行するふろ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、給湯装置には、人が浴槽への入浴を開始してから所定の入浴時間が経過すると、浴室に設けられたリモートコントローラ、即ち浴室リモコンにより報知が行われる、いわゆる入浴タイマー機能が備えられている。給湯装置には、入浴時間を計測するための入浴タイマー部が設けられる。
【0003】
このような入浴タイマー機能の一つとして、浴槽内の湯温に基づいて、入浴者の深部体温が浴槽内への入浴開始から所定値上昇するような入浴時間が決められ、当該入浴時間が経過したときに報知が行われる入浴タイマー機能があり、その一例が、たとえば、以下の特許文献1に記載されている。
【0004】
特許文献1に記載のふろシステムでは、浴槽内の湯温と、入浴開始前および入浴開始後に推定した深部体温とに基づいて、入浴中の深部体温の上昇量が推定され、当該上昇量に基づいて推奨入浴時間が決定される。入浴開始事実が検出されてからの経過時間が推奨入浴時間に一致すると、浴室リモコンにより、退浴タイミングの到来が報知される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-120604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
浴槽への入浴が開始されてから入浴時間が経過する前に浴槽内の湯温が変化する場合がある。たとえば、追い焚きのための操作が行われたり、浴槽内の湯水の設定温度を上げるための操作が行われたりした場合、浴槽内の湯が加熱されて湯温が上昇するように変化する。
【0007】
このような場合、上記の入浴タイマー機能では、入浴時間が経過したときに、入浴者の深部体温が目標とされる所定値から外れやすくなり得る。たとえば、湯温が上昇変化した場合には、入浴者の深部体温が所定値よりも高くなり得る。これにより、入浴タイマー機能による所期の効果が得られなくなることが懸念される。
【0008】
よって、入浴時間が経過する前に浴槽内の湯温が変化しても、入浴時間が経過したときの深部体温が所定値からあまり外れないような入浴タイマー機能が実現されることが望ましい。
【0009】
かかる課題に鑑み、本発明は、良好な入浴タイマー機能を実現し得るふろ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の主たるの態様は、ふろ装置に関する。本態様に係るふろ装置は、浴槽内への入浴を検知する入浴検知部と、計時を行う入浴タイマー部と、前記浴槽内に溜められた湯水の温度を示す湯温データを出力する湯温データ出力部と、前記浴室内の気温を示す気温データを出力する気温データ出力部と、前記浴槽内の湯温と前記浴室内の気温とに基づいて、前記浴槽に入浴する入浴者の深部体温が入浴開始から所定値上昇するような入浴時間を決定する入浴時間決定部と、前記入浴検知部により入浴が検知されたことに基づいて前記入浴タイマー部に計時を開始させ、前記入浴タイマー部の計測時間が前記入浴時間に到達したことに基づいて報知部に報知を行わせる入浴タイマー機能を実行する機能実行部と、を備える。ここで、前記入浴時間決定部は、前記計測時間が前記入浴時間に到達する前において、前記浴槽内の湯温が変化した場合に前記入浴時間を変更するとともに、前記浴室内の気温が変化した場合に前記入浴時間を変更する。
(【0011】以降は省略されています)

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