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公開番号2024155201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069681
出願日2023-04-20
発明の名称換気システム
出願人リンナイ株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 13/02 20060101AFI20241024BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】換気システムにおける外壁に設置されたフードの設置場所にかかわらず、侵入抑制部材の掃除を容易とする。
【解決手段】屋外側から壁貫通孔2の開口部を覆ってフード5を外壁1に設置すると共に、屋内側から配管20を壁貫通孔に挿通してフードと着脱可能に接続する。また、配管におけるフードと接続される側の端部に寄せて、通気を確保しながら、配管への異物の侵入を抑制する侵入抑制部材21を設ける。こうすれば、配管を通じて排気と共に排出される埃が侵入抑制部材に蓄積したり、異物が侵入抑制部材に捕捉されたりして詰まったとしても、屋内側から配管を引き抜くことにより、配管の端部寄りに設けられた侵入抑制部材も一緒にフードから取り外すことができるため、たとえフードが外壁の高所に設置されている場合でも、侵入抑制部材を容易に掃除することが可能となる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物の外壁に開口した壁貫通孔を通じて換気する換気システムにおいて、
屋外側から前記壁貫通孔の開口部を覆って前記外壁に設置されるフードと、
屋内側から前記壁貫通孔に挿通され、着脱可能に前記フードと接続される配管と、
前記配管における前記フードと接続される側の端部に寄せて設けられ、通気を確保しながら、該配管への異物の侵入を抑制する侵入抑制部材と
を備えることを特徴とする換気システム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の換気システムにおいて、
前記配管と前記フードとを接続した状態で、係合させることが可能な係合手段を備え、
前記配管を中心軸回りの所定方向に回転させると、前記係合手段によって該配管と前記フードとが抜け止めされ、
前記配管を前記所定方向とは逆に回転させると、前記係合手段による該配管と前記フードとの抜け止めが解除される
ことを特徴とする換気システム。
【請求項3】
請求項2に記載の換気システムにおいて、
前記フードは、前記外壁の壁面に沿って固定される背面板に、前記配管が挿通される挿通孔を有しており、
前記係合手段は、前記フードにおける前記挿通孔の周囲に設けられたフード側係合部と、前記配管における前記フードと接続される側の端部の外周面に設けられた配管側係合部とで構成されている
ことを特徴とする換気システム。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の換気システムにおいて、
前記配管と前記フードとの接続部では、弾性を有する環状のシール部材が該配管と該フードとの間に挟み込まれている
ことを特徴とする換気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外壁に開口した壁貫通孔を通じて換気する換気システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
建物の外壁に開口した壁貫通孔を通じて換気する換気システムでは、壁貫通孔に風雨が入り込むことを防ぐために、屋外側から壁貫通孔の開口部を覆って外壁に設置されるフードを備えたものが普及している。壁貫通孔を通じて屋外へと排出される排気は、フードの内部の風路に導かれ、風路の末端の吹出口から吹き出すようになっている。
【0003】
また、こうしたフードでは、平行に並んだ複数の細長い羽板を有するギャラリや、網状の部材などを吹出口に設置しておくことにより、通気を確保しながら、鳥や虫などの異物が風路を介して壁貫通孔に侵入するのを防ぐことが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-139057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述のようにフードにギャラリや網状の部材といった侵入抑制部材を備えた従来の換気システムでは、排気に含まれる埃が侵入抑制部材に蓄積したり、異物が侵入抑制部材に捕捉されたりすることによって詰まることがあり、特にフードが外壁の高所に設置されていると、侵入抑制部材の掃除が困難であるという問題があった。
【0006】
この発明は、従来の技術における上述した課題に対応してなされたものであり、換気システムにおける外壁に設置されたフードの設置場所にかかわらず、侵入抑制部材を容易に掃除することが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の換気システムは次の構成を採用した。すなわち、
建物の外壁に開口した壁貫通孔を通じて換気する換気システムにおいて、
屋外側から前記壁貫通孔の開口部を覆って前記外壁に設置されるフードと、
屋内側から前記壁貫通孔に挿通され、着脱可能に前記フードと接続される配管と、
前記配管における前記フードと接続される側の端部に寄せて設けられ、通気を確保しながら、該配管への異物の侵入を抑制する侵入抑制部材と
を備えることを特徴とする。
【0008】
このような本発明の換気システムでは、配管への異物の侵入を抑制する侵入抑制部材に、配管を通じて排気と共に排出される埃が蓄積したり、異物が捕捉されたりして詰まったとしても、屋内側から配管を引き抜くことにより、配管の端部寄りに設けられた侵入抑制部材も一緒にフードから取り外すことができる。そのため、たとえフードが外壁の高所に設置されている場合でも、侵入抑制部材を容易に掃除することが可能となる。
【0009】
上述した本発明の換気システムでは、次のようにしてもよい。まず、配管とフードとを接続した状態で、係合させることが可能な係合手段を備える。そして、配管を中心軸回りに所定方向に回転させると、係合手段によって配管とフードとが抜け止めされる。一方、配管を所定方向とは逆に回転させると、係合手段による配管とフードとの抜け止めが解除される。
【0010】
このような構成の換気システムでは、配管を回転させる操作だけで、配管とフードとを抜け止めしたり、抜け止めを解除したりすることができるので、配管を通じて排気を実行中に配管がフードから外れて排気が漏れてしまうことを防ぎつつ、侵入抑制部材に埃が詰まった場合には、配管を簡単に取り外して侵入抑制部材を掃除することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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