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公開番号2024148072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060983
出願日2023-04-04
発明の名称給湯器
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人,個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20241009BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】給湯器を制御するための給湯器制御基板を用いながら、特別な機能を実行するための装置を円滑に駆動可能な給湯器を提供する。
【解決手段】給湯器は、給湯器の制御を行う給湯器制御基板11aと、給湯器に備えられたオゾン生成装置248およびUV照射装置249を駆動するためのデバイス基板11bと、を備える。デバイス基板11bは、電源を生成する電源生成回路110と、電源生成回路110により生成された電源を用いてオゾン生成装置248に電源を供給するためのオゾンデバイス電源供給回路120と、電源生成回路110により生成された電源を用いてUV照射装置249に電源を供給するためのUVデバイス電源供給回路130と、を備える。電源生成回路110、オゾンデバイス電源供給回路120およびUVデバイス電源供給回路130は、給湯器制御基板11aからの信号により、電源の供給および遮断が制御される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
給湯器の制御を行う給湯器制御基板と、
ふろに接続される配管にオゾン水を供給するオゾンデバイスおよび浴槽と前記給湯器とを循環する湯に紫外線を照射するUVデバイスをそれぞれ駆動するために前記給湯器制御基板とは別に配置され、前記給湯器制御基板と信号のやり取りを行うデバイス基板と、を備え、
前記デバイス基板は、
電源を生成する電源生成回路と、
前記電源生成回路により生成された前記電源を用いて前記オゾンデバイスに電源を供給するためのオゾンデバイス電源供給回路と、
前記電源生成回路により生成された前記電源を用いて前記UVデバイスに電源を供給するためのUVデバイス電源供給回路と、を備え、
前記電源生成回路、前記オゾンデバイス電源供給回路および前記UVデバイス電源供給回路は、前記給湯器制御基板からの信号により、電源の供給および遮断が制御される、
ことを特徴とする給湯器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給湯器において、
前記給湯器制御基板は、動作状態を相互に監視し合う第1制御回路および第2制御回路を備え、
前記電源生成回路における電源の供給および遮断、前記オゾンデバイス電源供給回路における電源の供給および遮断、および、前記UVデバイス電源供給回路における電源の供給および遮断が、前記第1制御回路および前記第2制御回路により分担して制御される、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項3】
請求項1に記載の給湯器において、
前記給湯器制御基板は、前記オゾンデバイスに制御信号を供給するとともに、前記オゾンデバイスから駆動に関するフィードバック信号を受信する、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項4】
請求項3に記載の給湯器において、
前記給湯器制御基板は、前記電源生成回路、前記オゾンデバイス電源供給回路および前記オゾンデバイスに対して異常条件に応じた制御をそれぞれ実行したときの前記フィードバック信号に基づいて、前記異常条件に対応する異常の有無を判定する、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項5】
請求項4に記載の給湯器において、
前記異常条件は、
前記電源生成回路に電源の供給を遮断させ、
前記オゾンデバイス電源供給回路に電源の供給を行わせ、且つ、
前記オゾンデバイスを駆動させるよう制御した場合に、
前記フィードバック信号が駆動中であることを示していると、
前記電源生成回路に異常が生じていると判定することである、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項6】
請求項4に記載の給湯器において、
前記異常条件は、
前記電源生成回路に電源の供給を行わせ、
前記オゾンデバイス電源供給回路に電源の供給を遮断させ、且つ、
前記オゾンデバイスを駆動させるよう制御した場合に、
前記フィードバック信号が駆動中であることを示していると、
前記オゾンデバイス電源供給回路に異常が生じていると判定することである、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項7】
請求項4に記載の給湯器において、
前記異常条件は、
前記電源生成回路に電源の供給を行わせ、
前記オゾンデバイス電源供給回路に電源の供給を行わせ、且つ、
前記オゾンデバイスを駆動させないよう制御した場合に、
前記フィードバック信号が駆動中であることを示していると、
前記制御信号に異常が生じていると判定することである、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項8】
請求項4に記載の給湯器において、
前記異常条件は、
前記電源生成回路に電源の供給を行わせ、
前記オゾンデバイス電源供給回路に電源の供給を行わせ、且つ、
前記オゾンデバイスを駆動させるよう制御した場合に、
前記フィードバック信号が非駆動中であることを示していると、
前記フィードバック信号に異常が生じていると判定することである、
ことを特徴とする給湯器。
【請求項9】
請求項4ないし8の何れか一項に記載の給湯器において、
前記給湯器制御基板は、前記オゾンデバイスを駆動させる直前に前記異常の有無の判定を行う、
ことを特徴とする給湯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯器に関し、ふろ機能を有する給湯器に用いて好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、湯張りや追い焚き等のふろ機能を有する給湯器が知られている。この種の給湯器では、制御基板に実装された制御回路によって、各種機能が制御される。制御基板には、全ての機能に対応可能に回路部が実装される。このため、給湯器の機能増加に伴い、制御基板に実装される回路部も増加する。
【0003】
以下の特許文献1には、複数のマイコンを備えた燃焼装置の制御装置が記載されている。これらのマイコンは、相互に動作を監視し合う。これにより、燃焼動作の安全性を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3871663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
給湯器には、湯張りや追い焚き等のふろ機能の他、ふろ配管の清掃や、浴槽内の湯水を除菌する機能が装備され得る。また、ふろ配管の清掃や湯水の除菌に、さらにオゾン水や紫外線を用いることも検討され得る。この場合、給湯器には、紫外線照射装置やオゾン生成装置が別途配備され、さらに、これらの装置に電源を供給するための回路が必要となる。
【0006】
しかし、これらの特別な装置は、全ての機種の給湯器に一律に配置されるものではない。このため、給湯器を制御するための給湯器制御基板を用いつつ、これらの装置に円滑かつ柔軟に対応可能であることが望まれる。
【0007】
かかる課題に鑑み、本発明は、給湯器を制御するための給湯器制御基板を用いながら、特別な機能を実行するための装置を円滑に駆動可能な給湯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の主たる態様に係る給湯器は、給湯器の制御を行う給湯器制御基板と、ふろに接続される配管にオゾン水を供給するオゾンデバイスおよび浴槽と前記給湯器とを循環する湯に紫外線を照射するUVデバイスをそれぞれ駆動するために前記給湯器制御基板とは別に配置され、前記給湯器制御基板と信号のやり取りを行うデバイス基板と、を備える。前記デバイス基板は、電源を生成する電源生成回路と、前記電源生成回路により生成された前記電源を用いて前記オゾンデバイスに電源を供給するためのオゾンデバイス電源供給回路と、前記電源生成回路により生成された前記電源を用いて前記UVデバイスに電源を供給するためのUVデバイス電源供給回路と、を備える。前記電源生成回路、前記オゾンデバイス電源供給回路および前記UVデバイス電源供給回路は、前記給湯器制御基板からの信号により、電源の供給および遮断が制御される。
【0009】
本態様に係る給湯器によれば、給湯器の制御を行う給湯器制御基板とは別に、電源生成回路、オゾンデバイス電源供給回路およびUVデバイス電源供給回路を備えたデバイス基板が配置され、これらの回路は、給湯器制御基板からの信号により制御される。よって、給湯器を制御するための給湯器制御基板を用いつつ、特別な機能を実行するためのオゾンデバイスおよびUVデバイスを円滑に駆動できる。
【0010】
本態様に係る給湯器において、前記給湯器制御基板は、動作状態を相互に監視し合う第1制御回路および第2制御回路を備え、前記電源生成回路における電源の供給および遮断、前記オゾンデバイス電源供給回路における電源の供給および遮断、および、前記UVデバイス電源供給回路における電源の供給および遮断が、前記第1制御回路および前記第2制御回路により分担して制御されるよう構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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