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公開番号2024158756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074258
出願日2023-04-28
発明の名称洗車システム、洗車方法、及び洗車プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60S 3/04 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の洗車に関するユーザーの利便性を向上させることが可能な洗車システム、洗車方法、及び洗車プログラムを提供する。
【解決手段】洗車システムは、車両を検知する検知処理部と、前記検知処理部により前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させる表示処理部と、前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付ける受付処理部と、前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させる洗車処理部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両を検知する検知処理部と、
前記検知処理部により前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させる表示処理部と、
前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付ける受付処理部と、
前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させる洗車処理部と、
を備える洗車システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記検知処理部により前記車両が検知された場合に、車載装置から前記車両に関する車両情報を取得する取得処理部をさらに備え、
前記洗車処理部は、前記取得処理部により取得される前記車両情報に応じた洗車を前記洗車装置に実行させる、
請求項１に記載の洗車システム。
【請求項３】
前記検知処理部により前記車両が検知された場合に、車載装置から前記車両に関する車両情報を取得する取得処理部をさらに備え、
前記表示処理部は、前記取得処理部により取得される前記車両情報に応じた前記洗車メニューを前記表示部に表示させる、
請求項１に記載の洗車システム。
【請求項４】
前記車両情報は、前記車両の全長、全幅、全高、及び車種の少なくともいずれかを含む、
請求項２又は３に記載の洗車システム。
【請求項５】
前記車両の洗車が完了した場合に、車載装置から取得する決済情報に基づいて洗車料金の決済を行う決済処理部をさらに備える、
請求項１に記載の洗車システム。
【請求項６】
前記車両のユーザーにより選択された前記洗車メニューと、車載装置の識別情報とを関連付けて登録し、
前記表示処理部は、前記検知処理部により検知された前記車両の前記車載装置に対応する前記洗車メニューが予め登録されている場合に、登録されている当該洗車メニューを前記表示部に表示させる、
請求項１に記載の洗車システム。
【請求項７】
前記受付処理部は、前記車両を検知可能な検知範囲において、選択された前記洗車メニューの変更操作を受け付ける、
請求項１に記載の洗車システム。
【請求項８】
前記車載装置は、ＥＴＣ車載器である、
請求項２、３、５、又は６に記載の洗車システム。
【請求項９】
車両を検知することと、
前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させることと、
前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付けることと、
前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させることと、
を一又は複数のプロセッサーが実行する洗車方法。
【請求項１０】
車両を検知することと、
前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させることと、
前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付けることと、
前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させることと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための洗車プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両の洗車を支援する洗車システム、洗車方法、及び洗車プログラムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユーザーが自身の携帯端末を利用して事前に洗車の申し込みを行うシステムが知られている（例えば特許文献１参照）。例えば、ユーザーは、ネットワークに接続された洗車装置の洗車開始位置において携帯電話によりホームページにアクセスして洗車受付用のウェブページを表示させ、洗車装置のＩＤと車両番号とを入力する。車両番号が照合されて洗車メニューの選択画面が携帯電話に表示され、ユーザーが希望の洗車メニューを携帯電話により入力すると、洗車装置は、洗車メニューの洗車を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－４２２３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、従来の技術では、ユーザーは、ホームページにアクセスしたり、洗車装置のＩＤ及び車両番号を入力したりしなければならず、洗車が開始される前に多くの操作が必要になり手間がかかる問題が生じる。
【０００５】
本開示の目的は、車両の洗車に関するユーザーの利便性を向上させることが可能な洗車システム、洗車方法、及び洗車プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の実施形態に係る洗車システムは、検知処理部と表示処理部と受付処理部と洗車処理部とを備える。前記検知処理部は、車両を検知する。前記表示処理部は、前記検知処理部により前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させる。前記受付処理部は、前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付ける。前記洗車処理部は、前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させる。
【０００７】
本開示の実施形態に係る洗車方法は、車両を検知することと、前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させることと、前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付けることと、前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させることと、を一又は複数のプロセッサーが実行する方法である。
【０００８】
本開示の実施形態に係る洗車プログラムは、車両を検知することと、前記車両が検知された場合に、前記車両に搭載された表示部に洗車メニューを表示させることと、前記表示部に表示される前記洗車メニューの選択操作を受け付けることと、前記選択操作により選択される前記洗車メニューによる前記車両の洗車を洗車装置に実行させることと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、車両の洗車に関するユーザーの利便性を向上させることが可能な洗車システム、洗車方法、及び洗車プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、本開示の実施形態１に係る洗車システムが導入される給油所の一例を示す図である。
図２は、本開示の実施形態１に係る洗車システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
図３は、本開示の実施形態に係る洗車システムにおいて利用されるユーザー情報の一例を示す図である。
図４Ａは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（トップ画面）の一例を示す図である。
図４Ｂは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（洗車コース選択画面）の一例を示す図である。
図４Ｃは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（オプション選択画面）の一例を示す図である。
図４Ｄは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（装備品選択画面）の一例を示す図である。
図４Ｅは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（確認画面）の一例を示す図である。
図４Ｆは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（案内画面）の一例を示す図である。
図４Ｇは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（洗車終了画面）の一例を示す図である。
図４Ｈは、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（決済完了画面）の一例を示す図である。
図５は、本開示の実施形態に係る操作表示部の表示画面（案内画面）の一例を示す図である。
図６は、本開示の実施形態１に係る洗車システムにおいて実行される洗車処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図７は、本開示の実施形態３に係る洗車システムが導入される給油所の一例を示す図である。
図８は、本開示の実施形態３に係る操作表示部の表示画面（変更画面）の一例を示す図である。
図９は、本開示の実施形態３に係る洗車システムにおいて実行される洗車処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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