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公開番号
2024131515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041831
出願日
2023-03-16
発明の名称
加熱調理器
出願人
大阪瓦斯株式会社
代理人
個人
主分類
F24C
15/10 20060101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】シンクとは別途に構成することができながら、調理後の掃除の手間を更に削減することのできる加熱調理器を提供する。
【解決手段】天板2の上方に加熱部4が配置されている加熱調理器1であって、天板2が、上面21に水Wを受け止めて加熱部4よりも低い水面WSを形成可能な水受け天板Mとして構成され、水受け天板Mに配置される給水口25を通じて水受け天板Mの上面21に所定の給水圧力にて給水自在な水受け天板用の給水手段8が備えられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
天板の上方に加熱部が配置されている加熱調理器であって、
前記天板が、上面に水を受け止めて前記加熱部よりも低い水面を形成可能な水受け天板として構成され、
前記水受け天板に配置される給水口を通じて前記水受け天板の上面に所定の給水圧力にて給水自在な水受け天板用の給水手段が備えられている加熱調理器。
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【請求項2】
前記水受け天板に配置される排水口を通じて前記水受け天板の上面から排水自在な排水手段が備えられ、
前記給水口が、前記水受け天板の平面視における第一方向の一端側に配置され、
前記排水口が、前記水受け天板の前記第一方向の他端側に配置され、
前記水受け天板の上面に水面を形成するに当たり、前記給水手段を給水作動させることで、前記給水手段の給水圧力により前記給水口から前記排水口に向かって水を流す水流を発生させる状態で前記水受け天板の上面に水面を形成するように構成されている請求項1記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記給水手段の作動状態を制御する制御部が備えられ、
前記制御部は、前記加熱部が加熱作動した場合に前記給水手段を給水作動させる請求項2記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記制御部は、前記加熱部が加熱作動を停止し、その停止状態が設定時間経過した場合に前記給水手段の給水作動を停止させる請求項3記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記給水手段が、前記給水口と屋内給水管とを接続する給水路と、前記給水路を開閉する給水弁を備え、前記給水弁の開き作動により前記給水路及び前記給水口を通じて前記屋内給水管から前記水受け天板の上面に給水するように構成され、
前記排水手段が、前記排水口と屋内排水管とを接続する排水路を備え、前記排水口及び前記排水路を通じて前記水受け天板の上面から前記屋内排水管に排水するように構成されている請求項1~4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記給水手段が、給水タンクと、前記給水口と前記給水タンクとを接続する給水用往路と、前記給水用往路を通して所定の給水圧力にて給水する給水ポンプを備え、前記給水ポンプの作動により前記給水タンクの貯留水を前記給水用往路及び前記給水口を通じて前記水受け天板の上面に給水するように構成され、
前記排水手段が、前記排水口と前記給水タンクとを接続する排水用還路と、前記排水用還路に介在されて排水中の油脂分を除去する油脂分除去部を備え、前記排水口及び前記排水路及び前記油脂分除去部を通じて前記水受け天板の上面からの排水を前記給水タンクに還すように構成されている請求項1~4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板の上方に加熱部が配置されている加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
上記のような加熱調理器では、ガスバーナ等の加熱部の上に五徳等を介してフライパンや鍋等の調理器を配置し、その調理器を加熱部で加熱して加熱調理が行われるが、この加熱調理の際には煮こぼれや吹きこぼれなどが生じることが多々ある。煮こぼれや吹きこぼれなどは加熱部の熱によって水分が蒸発することで天板上にこびりつきやすいため、その掃除が非常に面倒なものとなっている。
【0003】
そこで、特許文献1に示すように、食器等を洗うための底面が略水平なシンクを側方に広げ、その側方に広げたシンク拡大部分の上方に加熱部(コンロ部(2))を配置した加熱調理器が提案されている。この特許文献1の加熱調理器では、シンクの水栓(カラン(12))からシンク拡大部分に水を流したり、シンク拡大部分に水を貯めることで、シンク拡大部分に水面を形成することができる。よって、シンク拡大部分に水面を形成した状態で、加熱部を加熱作動させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-154730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1記載の加熱調理器では、加熱部が上方に配置されたシンク拡大部分に水面を形成した状態で加熱部を加熱作動させて加熱調理を行うことができ、その際、煮こぼれや吹きこぼれなどが生じても、それらは水面に落下するので、加熱部の熱で水分が蒸発してこびりつくのを防止することができる。そして、調理が終わった際には、シンクやシンク拡大部分に配置された排水口(ドレン(14)やドレン部(24))を通じて、煮こぼれや吹きこぼれとともに水を排水することができるので、掃除の手間を削減することができる。
【0006】
しかしながら、特許文献1記載の加熱調理器では、シンクとその水栓を利用するものであるので、加熱調理器単体に加えて、水栓付きのシンクを一体的に備える必要があり、大型化を招くとともに、構造の複雑化を招くものとなる。また、加熱調理を行うエリアであるシンク拡大部分がシンクと一体的に同じ深さで形成されているので、食器洗い等のシンクで水を使用して行う作業とシンク拡大部分に水面を形成して加熱調理を行う作業を並行して行うのが難しいことや、水面を形成する部分とは別に特殊な穴開き台(コンロトッププレート材(6))を必要とするなどの問題があった。
【0007】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、シンクとは別途に構成することができながら、調理後の掃除の手間を更に削減することのできる加熱調理器を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1特徴構成は、天板の上方に加熱部が配置されている加熱調理器であって、
前記天板が、上面に水を受け止めて前記加熱部よりも低い水面を形成可能な水受け天板として構成され、
前記水受け天板に配置される給水口を通じて前記水受け天板の上面に所定の給水圧力にて給水自在な水受け天板用の給水手段が備えられている点にある。
【0009】
本構成によれば、加熱調理器単体には、所定の給水圧力で給水自在な給水手段が備えられているので、調理を行う際には、加熱調理器単体の給水手段の給水圧力により給水口を通じて水受け天板の上面に給水して加熱部よりも低い水面を形成し、その状態で加熱部を加熱作動させて調理を行うことができ、煮こぼれや吹きこぼれなどがこびりつくのを防止することができる。しかも、水受け天板の上面に水面を形成する際に、給水手段による所定の給水圧力を利用して、水受け天板の上面の全体に亘って簡易に給水することができるので、水受け天板の上面に適切な水面を形成することができる。よって、シンクとは別途に構成することができながら、調理後の掃除の手間を更に削減することができる。
【0010】
本発明の第2特徴構成は、前記水受け天板に配置される排水口を通じて前記水受け天板の上面から排水自在な排水手段が備えられ、
前記給水口が、前記水受け天板の平面視における第一方向の一端側に配置され、
前記排水口が、前記水受け天板の前記第一方向の他端側に配置され、
前記水受け天板の上面に水面を形成するに当たり、前記給水手段を給水作動させることで、前記給水手段の給水圧力により前記給水口から前記排水口に向かって水を流す水流を発生させる状態で前記水受け天板の上面に水面を形成するように構成されている点にある。
(【0011】以降は省略されています)
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