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公開番号
2024154450
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068256
出願日
2023-04-19
発明の名称
バルブ装置及び給湯器
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
,
個人
主分類
F24H
9/20 20220101AFI20241024BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】逆止弁ユニットの位置合わせが容易なバルブ装置及び給湯器を提供する。
【解決手段】逆止弁ユニット80は、フランジ部86の円弧部861と肉盛部90とが軸方向と平行な方向において重なる姿勢では、円弧部861が肉盛部90と干渉して逆止弁ユニット80の挿入が規制される。フランジ部86の直線部と、肉盛部90の平面部91とが軸方向と平行な方向において重なる姿勢では、フランジ部86が肉盛部90と干渉せずに、ケース81のフランジ部86よりも基端部側に設けられたリブの先端部が肉盛部90の端面93と同一位置となる第1位置までの押し込みが許容される。逆止弁ユニット80をさらに押し込んだとき、リブが溝92に入り込み、ケース81の第1開口部831が、第2円筒部73の内部の接続開口73Aと径方向内側において重なる第2位置にまで逆止弁ユニット80がガイドされる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
給湯回路と浴槽との間に設けられる流路に設けられ、前記浴槽側から前記流路を介して前記給湯回路側への湯水の逆流を防止する為のバルブ装置であって、
円筒状の固定部を有するバルブボディと、
前記固定部の内部に挿入固定される逆止弁ユニットと
を備え、
前記固定部は、
軸方向一端部側に開口して設けられ、前記逆止弁ユニットを挿入する為の入口部と、
内周面の一部に開口して設けられ、前記固定部の内部空間から分岐する分岐流路と接続する為の接続開口と
を備え、
前記逆止弁ユニットは、
円筒状に形成され、内側に二個の逆止弁が軸方向に並んで配設されるケースと、
前記ケースの周壁部に設けられ、前記ケースの内部を流れる湯水を前記ケースの外部に導出する為の開口部と
を備え、
前記ケースにおいて前記開口部よりも、前記固定部の内部の奥側に挿入される先端部側には、前記ケースが前記固定部の内部に挿入固定された状態で、外周端部が前記固定部の前記内周面と当接する略円環状のフランジ部が設けられ、
前記フランジ部の前記外周端部は、
前記固定部の前記内周面に沿った円弧状で、且つ前記内周面に沿って前記固定部の軸方向及び軸回りに摺動可能な円弧部と、
前記円弧部以外の部分であって、前記円弧部の形状に対して非連続な形状である非連続部とを備え、 前記固定部の前記内周面の周方向の一部で且つ前記接続開口と前記周方向に重ならない位置には、前記ケースに対面する側が前記非連続部に対応する非連続面部とされる肉盛部が、前記固定部の前記軸方向一端部より反対側の他端部側に寄った位置から前記他端部に向けて形成され、
前記肉盛部には、前記非連続面部から前記固定部の径方向外側に凹む凹溝が、前記固定部の前記他端部に向けて形成され、
前記凹溝は、前記肉盛部における前記入口部側の端面において前記入口部側に向けて開放され、
前記ケースにおいて前記フランジ部よりも前記先端部とは反対側の基端部側には、径方向外側に突出し且つ前記固定部の前記軸方向に対して平行に延びるリブが形成され、
前記逆止弁ユニットは、
前記フランジ部の前記円弧部と、前記肉盛部とが前記固定部の前記軸方向を中心とする周方向に対して同位相となる姿勢では、前記円弧部が前記肉盛部と干渉して前記逆止弁ユニットの挿入が規制される一方、
前記フランジ部の前記非連続部と、前記肉盛部の前記非連続面部とが前記固定部の前記軸方向を中心とする前記周方向に対して同位相となる姿勢では、前記フランジ部が前記肉盛部と干渉せずに、前記リブの前記フランジ部側の先端部が前記肉盛部における前記入口部側の端面と同一位置となる第1位置までの押し込みが許容され、
前記第1位置から前記逆止弁ユニットをさらに押し込んだときに、前記リブが前記溝に入り込み、前記固定部の内部であって、前記ケースの前記開口部が、前記固定部の前記接続開口と前記径方向内側において重なる第2位置にまで、前記逆止弁ユニットがガイドされること
を特徴とするバルブ装置。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記非連続部は、前記外周端部の一部が直線状にカットされたような形状の直線部であって、
前記肉盛部の前記非連続面部は、前記直線部に対応する平面部であること
を特徴とする請求項1に記載のバルブ装置。
【請求項3】
前記凹溝における前記固定部の前記入口部側の端部は、前記入口部側に向かうにつれて径方向外側に暫時拡幅すること
を特徴とする請求項2に記載のバルブ装置。
【請求項4】
請求項1から3の何れか一に記載のバルブ装置を備えたことを特徴とする給湯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブ装置及び給湯器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、浴槽に繋がる流路の途中に給湯回路への逆流を防止するバルブ装置(縁切弁ユニット)を備えた給湯器が知られている(例えば特許文献1参照)。バルブ装置は、ケーシングと逆止弁ユニットを備える。逆止弁ユニットは、円筒状部材と二個の逆止弁を備える。円筒状部材には、複数の開口が形成される。二個の逆止弁は、円筒状部材の軸方向に対して直列的に配設される。一方、ケーシングには、円筒状の円筒部が設けられる。円筒部には下流側の出口や縁切弁に通じる複数の流路が接続される。このようなバルブ装置では、逆止弁ユニットの円筒状部材に形成された複数の開口が、ケーシングの円筒部に設けられた複数の流路の入口に重なるように、逆止弁ユニットを円筒部内に挿入固定する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-156538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、逆止弁ユニットを挿入する際、円筒状部材や円筒部の内周面が視界から隠れてしまうため、正確な位置合わせが難しいという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、逆止弁ユニットの位置合わせが容易なバルブ装置及び給湯器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のバルブ装置は、給湯回路と浴槽との間に設けられる流路に設けられ、前記浴槽側から前記流路を介して前記給湯回路側への湯水の逆流を防止する為のバルブ装置であって、円筒状の固定部を有するバルブボディと、前記固定部の内部に挿入固定される逆止弁ユニットとを備え、前記固定部は、軸方向一端部側に開口して設けられ、前記逆止弁ユニットを挿入する為の入口部と、内周面の一部に開口して設けられ、前記固定部の内部空間から分岐する分岐流路と接続する為の接続開口とを備え、前記逆止弁ユニットは、円筒状に形成され、内側に二個の逆止弁が軸方向に並んで配設されるケースと、前記ケースの周壁部に設けられ、前記ケースの内部を流れる湯水を前記ケースの外部に導出する為の開口部とを備え、前記ケースにおいて前記開口部よりも、前記固定部の内部の奥側に挿入される先端部側には、前記ケースが前記固定部の内部に挿入固定された状態で、外周端部が前記固定部の前記内周面と当接する略円環状のフランジ部が設けられ、前記フランジ部の前記外周端部は、前記固定部の前記内周面に沿った円弧状で、且つ前記内周面に沿って前記固定部の軸方向及び軸回りに摺動可能な円弧部と、前記円弧部以外の部分であって、前記円弧部の形状に対して非連続な形状である非連続部とを備え、前記固定部の前記内周面の周方向の一部で且つ前記接続開口と前記周方向に重ならない位置には、前記ケースに対面する側が前記非連続部に対応する非連続面部とされる肉盛部が、前記固定部の前記軸方向一端部より反対側の他端部側に寄った位置から前記他端部に向けて形成され、前記肉盛部には、前記非連続面部から前記固定部の径方向外側に凹む凹溝が、前記固定部の前記他端部に向けて形成され、前記凹溝は、前記肉盛部における前記入口部側の端面において前記入口部側に向けて開放され、前記ケースにおいて前記フランジ部よりも前記先端部とは反対側の基端部側には、径方向外側に突出し且つ前記固定部の前記軸方向に対して平行に延びるリブが形成され、前記逆止弁ユニットは、前記フランジ部の前記円弧部と、前記肉盛部とが前記固定部の前記軸方向を中心とする周方向に対して同位相となる姿勢では、前記円弧部が前記肉盛部と干渉して前記逆止弁ユニットの挿入が規制される一方、前記フランジ部の前記非連続部と、前記肉盛部の前記非連続面部とが前記固定部の前記軸方向を中心とする前記周方向に対して同位相となる姿勢では、前記フランジ部が前記肉盛部と干渉せずに、前記リブの前記フランジ部側の先端部が前記肉盛部における前記入口部側の端面と同一位置となる第1位置までの押し込みが許容され、前記第1位置から前記逆止弁ユニットをさらに押し込んだときに、前記リブが前記溝に入り込み、前記固定部の内部であって、前記ケースの前記開口部が、前記固定部の前記接続開口と前記径方向内側において重なる第2位置にまで、前記逆止弁ユニットがガイドされることを特徴とする。
【0007】
請求項2のバルブ装置の前記非連続部は、前記外周端部の一部が直線状にカットされたような形状の直線部であって、前記肉盛部の前記非連続面部は、前記直線部に対応する平面部であってもよい。
【0008】
請求項3のバルブ装置の前記凹溝における前記固定部の前記入口部側の端部は、前記入口部側に向かうにつれて径方向外側に暫時拡幅してもよい。
【0009】
請求項4の給湯器は、請求項1から3の何れか一に記載のバルブ装置を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1のバルブ装置によれば、ケースの開口部と、接続開口との軸方向に対する回転角が一致するように逆止弁ユニットを回転させる。すると、フランジ部の非連続部と肉盛部の非連続面部とが対応した姿勢となり、ケースのリブの先端部が肉盛部の端面と同一位置となる第1位置までの押し込みが許容される。第1位置では、リブの先端部は凹溝の基端部と極めて近接した位置にあるので、逆止弁ユニットの姿勢を軸回りに微調整しつつ、さらに押し込むだけでリブが凹溝に入り込み、ケースの開口部が固定部の接続開口の径方向内側に重なる第2位置にまでガイドされる。このようにして、バルブ装置は、逆止弁ユニットを正確且つ容易に位置合わせできる。
(【0011】以降は省略されています)
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