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公開番号2024135212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045782
出願日2023-03-22
発明の名称貯湯タンクユニット
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24H 9/00 20220101AFI20240927BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】気泡供給ユニットを有した貯湯タンクユニットにおいて、浴槽に供給する湯水の温度低下を抑制させる。
【解決手段】気泡供給経路22には、水に気体を溶解させる溶解タンク25と、溶解タンク25に気体を導入する気体導入路を開閉する気体導入弁28と、溶解タンク25よりも上流側に設けられている加圧ポンプ24とを備えた貯湯タンクユニット1において、気体導入弁28に空気吸い込み口29を備え、溶解タンク25は、コーナー部Cに配置され、溶解タンク25の空気吸い込み口29は、少なくとも貯湯タンク2に向けて配置させた。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
貯湯タンクユニットは天板と、底板と、前面板と、下部前面板と、配管接続板と、後面板と、左右側面板とで構成され、
前記下部前面板と前記左右側面板の内一つの側面板により内側にコーナー部を有した長方体形状しており、
前記貯湯タンクユニット内には
加熱手段によって沸き上げた湯水を貯湯する貯湯タンクと、
前記貯湯タンクに給水する給水管と、
前記給水管から枝分かれした給水バイパス管と、
前記貯湯タンク上部から湯を供給する出湯管と、
前記給水バイパス管からの水と前記出湯管からの湯を混合する混合弁と、
混合した湯水を浴槽へ供給する風呂配管と、
貯湯タンク内の湯水が放熱しないように前記貯湯タンクの外周を覆う略一定の厚みをもった成型断熱材とを備え、
前記風呂配管途中には、前記風呂配管から分岐し、前記風呂配管に合流する気泡供給経路が設けられ、
前記気泡供給経路には、
水に気体を溶解させる溶解タンクと
前記溶解タンクに気体を導入する気体導入路を開閉する気体導入弁と、
前記溶解タンクよりも上流側に設けられている加圧ポンプとを備えた貯湯タンクユニットにおいて、
前記気体導入弁に空気吸い込み口を備え、
前記溶解タンクは、前記コーナー部に配置され、
前記溶解タンクの前記空気吸い込み口は、少なくとも前記貯湯タンクに向けて配置させたことを特徴とする貯湯タンクユニット。
続きを表示(約 94 文字)【請求項2】
前記溶解タンクが配置されている前記空気吸い込み口付近の前記成型断熱材の厚みを前記略一定の厚みよりも薄くしたことを特徴とする請求項1記載の貯湯タンクユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、気泡供給ユニットを有した貯湯タンクユニットに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来よりこの種の気泡供給ユニットは、水に空気を溶解させる溶解タンクと、溶解タンクに気体を導入する気体導入路を開閉する気体導入弁と、溶解タンクに水を圧送する加圧ポンプと、外部から空気を吸い込む空気吸い込み口とを備え、浴室内や室外に設けられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-64762号公報
特開2022-181903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のように、浴室内に気泡供給ユニットが設けられている場合、溶解タンクで混ぜ合わせる空気を空気吸い込み口から吸い込むとき、比較的温かい空気を吸い込むことができるが、室外に設置されている貯湯タンクユニット内に気泡供給ユニットが設けられている場合は、外気温度の影響を受けやすく、外気温度が低いと、吸い込んだ空気の温度も低くなり、比較的冷たい空気と湯とを溶解タンクで混ぜ合わせると、湯水の温度が下がってしまい浴槽に流入する温度が低くなり、入浴者が不快と感じてしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、貯湯タンクユニットは天板と、底板と、前面板と、下部前面板と、配管接続板と、後面板と、左右側面板とで構成され、前記下部前面板と前記左右側面板の内一つの側面板により内側にコーナー部を有した長方体形状しており、前記貯湯タンクユニット内には加熱手段によって沸き上げた湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンクに給水する給水管と、前記給水管から枝分かれした給水バイパス管と、前記貯湯タンク上部から湯を供給する出湯管と、前記給水バイパス管からの水と前記出湯管からの湯を混合する混合弁と、混合した湯水を浴槽へ供給する風呂配管と、貯湯タンク内の湯水が放熱しないように前記貯湯タンクの外周を覆う略一定の厚みをもった成型断熱材とを備え、前記風呂配管途中には、前記風呂配管から分岐し、前記風呂配管に合流する気泡供給経路が設けられ、前記気泡供給経路には、水に気体を溶解させる溶解タンクと前記溶解タンクに気体を導入する気体導入路を開閉する気体導入弁と、前記溶解タンクよりも上流側に設けられている加圧ポンプとを備えた貯湯タンクユニットにおいて、前記気体導入弁に空気吸い込み口を備え、前記溶解タンクは、前記コーナー部に配置され、前記溶解タンクの前記空気吸い込み口は、少なくとも前記貯湯タンクに向けて配置させた。
【0006】
また、前記溶解タンクが配置されている前記空気吸い込み口部分の前記成型断熱材の厚みを前記略一定の厚みよりも薄くした。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、貯湯タンクからの放熱で温められた空気を空気吸い込み口から取り込むことで、浴槽に供給する湯水の温度低下を抑制させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施形態を示す概略構成図。
この発明の貯湯タンクユニットの外観斜視図。
この発明の貯湯タンクユニットの内部斜視図。
この発明の気泡供給ユニットの要部の斜視図。
この発明の溶解タンク取付金具の斜視図。
この発明の加圧ポンプ取付金具の斜視図
この発明の溶解タンクの配置を示す上面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
次にこの発明の1実施形態の貯湯式給湯装置を図面に基づいて説明する。
1は貯湯タンクユニットで内方には、湯水を貯湯する貯湯タンク2と、該貯湯タンク2の上部に接続された出湯管3と、貯湯タンク2の下部に接続された給水管4と、出湯管3からの高温水と給水管4から分岐された給水バイパス管5からの低温水とをミキシングする風呂混合弁6と、該風呂混合弁6の下流に接続された湯張り管7に設けられた風呂温度センサ8及び風呂流量を検出する風呂流量センサ9とが備えられている。
【0010】
10は加熱手段であり、加熱手段10内部には、圧縮機と凝縮器としての水冷媒熱交換器と電子式の膨張弁と室外ファンを有し空気と熱交換する蒸発器としての空気熱交換器とが備えられている。前記貯湯タンク2内の湯水を加熱往き管11及び加熱戻り管12から成る加熱循環回路13を介して加熱手段10に循環させる循環ポンプ14と、それらの駆動を制御するヒートポンプ制御部とを備えており、加熱手段10には冷媒として二酸化炭素が用いられて超臨界ヒートポンプサイクルを構成しているものである。また、冷媒に二酸化炭素を用いているので、低温水を電熱ヒータなしで約90℃の高温まで沸き上げるこ とが可能になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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