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公開番号
2024131527
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041849
出願日
2023-03-16
発明の名称
空気調和機
出願人
日本キヤリア株式会社
代理人
主分類
F24F
11/32 20180101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】
紫外線灯の不点灯異常を正確に判定することができる空気清浄部を有する空気調和機を提供することである。
【解決手段】
実施形態の空気調和機は、空気吸込口と空気吹出口とを連通する通風路に、空気吸込口から吸い込まれる空気の温度を検出する温度センサと、送風機と、熱交換器と、が配置されている。また、実施形態の空気調和機は、通風路上の温度センサおよび送風機の上流側に配置される遮光グリルと殺菌灯と集塵フィルタとを有する空気清浄部と、殺菌灯の点灯および消灯を制御する制御部と、を備える。殺菌灯は、温度センサが閾値以上の温度を検出する場合にのみ、点灯するように制御されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気吸込口と空気吹出口とを連通する通風路に、前記空気吸込口から吸い込まれる空気の温度を検出する温度センサと、送風機と、熱交換器と、が配置された空気調和機において、
前記通風路上の前記送風機および前記温度センサの上流側に配置される遮光グリルと、殺菌灯と、集塵フィルタと、を有する空気清浄部と、前記殺菌灯の点灯および消灯を制御する制御部と、を備え、
前記殺菌灯は、前記温度センサが閾値以上の温度を検出するとき、点灯するように制御されることを特徴とする空気調和機。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記殺菌灯の不点灯異常を判定し、一定時間以上が経過したのちに、前記殺菌灯を再点灯させる再点灯待機タイマを有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記制御部は、前記殺菌灯の不点灯異常を検出する毎に、前記殺菌灯へ再点灯指示を出し、前記再点灯指示の回数が所定回数に達すると、前記殺菌灯の不点灯異常と確定することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
【請求項4】
空気吸込口と空気吹出口とを連通する通風路に、送風機と、熱交換器と、が配置された空気調和機において、
前記通風路上の前記送風機の上流側に配置される遮光グリルと、LEDである殺菌灯と、集塵フィルタと、を有する空気清浄部と、前記殺菌灯の点灯および消灯を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記殺菌灯の不点灯異常を判定し、一定時間以上が経過したのちに、前記殺菌灯を再点灯させる再点灯待機タイマを有することを特徴とする空気調和機。
【請求項5】
前記制御部は、前記殺菌灯の不点灯異常を検出する毎に、前記殺菌灯へ再点灯指示を出し、前記再点灯指示の回数が所定回数に達すると、前記殺菌灯の不点灯異常と確定することを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、空気清浄部を有する空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
店舗などの広い空間を空調する場合には、空気調和機の室内機として壁面に取り付けられる、いわゆる壁掛け形よりも天井裏に据え付けられるビルトインタイプのものの方が有利である。この種の室内機は、天井に設けられる複数の吹出口とダクトを介して連通され、室内全体に均一に熱交換空気を吹き出すことで、快適空調を提供している。
従来、フィルタ等の捕集エレメントが捕らえた細菌などを死滅させるための紫外線灯が設けられている空気調和機が知られている。紫外線灯には、殺菌ランプやLEDなどが用途に合わせて用いられる。例えば、特許文献1では、殺菌ランプを密閉空間に内蔵し、一定時間空気を密閉空間に留め、殺菌を十分に行った後、殺菌された空気を室内に吐出している。
しかし、殺菌ランプを用いた紫外線灯は、吸い込み空気温度に対する照度特性を有し、吸い込み空気温度が低温である場合、紫外線灯の照度は低くなる。そのため、紫外線灯制御部は、紫外線灯の照度が低い状態を不点灯異常だと誤って判定してしまうことが問題であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4―347425
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、紫外線灯の不点灯異常を正確に判定することができる空気清浄部を有する空気調和機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の空気調和機は、空気吸込口と空気吹出口とを連通する通風路に、空気吸込口から吸い込まれる空気の温度を検出する温度センサと、送風機と、熱交換器と、が配置されている。また、実施形態の空気調和機は、通風路上の温度センサおよび送風機の上流側に配置される遮光グリルと殺菌灯と集塵フィルタとを有する空気清浄部と、殺菌灯の点灯および消灯を制御する制御部と、を備える。殺菌灯は、温度センサが閾値以上の温度を検出する場合にのみ、点灯するように制御されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態に係る空気調和機の縦断面図。
本発明の実施形態に係る室内ユニット制御基板と空気清浄ユニット制御基板の制御ブロック図。
本発明の第一の実施形態に係る紫外線灯制御部の動作を示すフローチャート。
本発明の第二の実施形態に係る紫外線灯制御部の動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第一の実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る空気調和機について、図1~図3を参照して説明する。
【0008】
図1は、ビルトイン形の空気調和機1の縦断面図である。空気調和機1は、室内ユニット2と、空気清浄部である空気清浄ユニット3と、を備えている。この室内ユニット2と空気清浄ユニット3は、連結された状態において、連通した通風路18を有している。
【0009】
室内ユニット2は、高さ方向寸法が、幅方向(図1の表裏方向)の寸法および奥行き方向(図1の左右方向)の寸法よりも短い扁平な矩形状の箱体である。室内ユニット2には、室内ユニット2の幅方向に亘って、室内ユニット2を送風機室4と熱交換室5に区画する仕切板6が設けられている。
【0010】
室内ユニット2は、熱交換室5の下面部が下面板2a、上面部が天板2b、手前側の側面部が側面板2c、奥側の側面部が側面板2d、送風機室4の下面部が遮風板2eでそれぞれ構成され、各板2a~2eは、それぞれ金属薄板を板金加工して成形される。室内ユニット2の正面部2fには、空気吹出口7が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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