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公開番号
2024126107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023034280
出願日
2023-03-07
発明の名称
空気調和機
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
F24F
11/32 20180101AFI20240912BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】瞬時停電から電源が復帰した時、除湿ユニットとサーキュレータの駆動部の動作がアンマッチ状態になることを阻止できる空気調和機を提供する。
【解決手段】除湿ユニット側蓄電部88とサーキュレータ側蓄電部188とでの容量差により、瞬時停電から電源供給が復帰した時、除湿ユニット側制御部70とサーキュレータ側制御部170とでリセット状態の成立有無が相違しても、除湿ユニット2側のリセット状態に合わせてサーキュレータ3側の駆動部が動作するので、瞬時停電から電源が復帰した時における除湿ユニット2とサーキュレータ3の駆動部の動作がアンマッチ状態になることを阻止することができ、駆動部の動作がアンマッチ状態になりユーザに不信感を与えることを防ぐことで、製品性が向上する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
空調ユニットと、
当該空調ユニットに対して連動して運転する連動運転を行う送風ユニットと、を備える空気調和機であって、
前記空調ユニットは、
電源が供給されることで動作する空調側駆動部と、
前記電源によって充電される空調側蓄電部と、
前記連動運転を制御するための制御信号を前記連動運転中において前記送風ユニットに送信する送信部と、
前記連動運転時における前記空調側駆動部の動作を制御する空調側マイコンと、を有し、
前記空調側マイコンは、
前記電源の供給が一時的に遮断される瞬時停電時に前記空調側蓄電部で蓄えた電力が供給され、
前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記瞬時停電前の前記空調側駆動部への動作指示の記憶を忘れるリセット状態であれば前記空調側駆動部の動作を再開させず、前記リセット状態でなければ前記空調側駆動部の動作を再開させ、
前記送風ユニットは、
前記電源が供給されることで動作する送風側駆動部と、
前記電源によって充電される容量が前記空調側蓄電部よりも小さい送風側蓄電部と、
前記送信部から送信された前記制御信号を受信する受信部と、
前記連動運転時における前記送風側駆動部の動作を制御する送風側マイコンと、を有し、
前記送風側マイコンは、
前記瞬時停電時に前記送風側蓄電部で蓄えた電力が供給され、
前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記瞬時停電前の前記送風側駆動部への動作指示の記憶を忘れるリセット状態であれば前記送風側駆動部の動作を再開させず、前記リセット状態でなければ前記送風側駆動部の動作を再開させ、
前記空調側マイコンは、前記連動運転中に発生した前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記空調側駆動部の動作状態を含む前記制御信号を前記送信部から送信し、
前記送風側マイコンは、前記受信部で受信した前記空調側駆動部の動作状態に合わせて前記送風側駆動部を動作させることを特徴とした空気調和機。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記送風ユニットは、前記空調ユニットに対して一体又は分離して運転し、
前記連動運転中に発生した前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記送信部での前記空調側駆動部の動作状態を含む前記制御信号の送信は、前記空調ユニットと一体時に実行されることを特徴とした請求項1記載の空気調和機。
【請求項3】
前記空調側駆動部は、少なくとも前記空調ユニット内を通過する空気を加熱する加熱ヒータであり、
前記送風側駆動部は、少なくとも前記空調ユニット内の空気を吸い込んで送風するファンであることを特徴とした請求項2記載の空気調和機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調ユニットに対して連動して運転する送風ユニットを備えた空気調和機に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、空調ユニットとしての空気調和機と送風ユニットとしての加湿機とが連動して動作する連動運転時、空調ユニットから送信した制御信号を送風ユニットが受信することで、連動運転に合わない内容の動作を送風ユニットが単独で実施する事態を阻止し、効率のよい連動運転を実施可能な内容が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2806232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来のものでは、電源の供給が一時的に遮断される瞬時停電時に駆動部への動作指示の記憶を保持するための電力を蓄電する蓄電部について、空調ユニットの蓄電部の方が送風ユニットの蓄電部より容量が大きいと、連動運転時に瞬時停電から電源が復帰した時、空調ユニットは、蓄電部の電力が足りるので瞬時停電前の駆動部の動作指示の記憶を忘れるリセット状態にはならず駆動部が再開するが、送風ユニットは、蓄電部の電力が足りず瞬時停電前の駆動部への動作指示の記憶を忘れるリセット状態になり駆動部が再開しないというように、瞬時停電から電源が復帰した時、空調ユニットの駆動部と送風ユニットの駆動部の動作がアンマッチ状態になることへの対策について何ら開示がされておらず、瞬時停電から復帰した時、空調ユニットと送風ユニットとで駆動部の動作がアンマッチ状態になりユーザに不信感を与える虞があることから、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、空調ユニットと、
当該空調ユニットに対して連動して運転する連動運転を行う送風ユニットと、を備える空気調和機であって、
前記空調ユニットは、
電源が供給されることで動作する空調側駆動部と、
前記電源によって充電される空調側蓄電部と、
前記連動運転を制御するための制御信号を前記連動運転中において前記送風ユニットに送信する送信部と、
前記連動運転時における前記空調側駆動部の動作を制御する空調側マイコンと、を有し、
前記空調側マイコンは、
前記電源の供給が一時的に遮断される瞬時停電時に前記空調側蓄電部で蓄えた電力が供給され、
前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記瞬時停電前の前記空調側駆動部への動作指示の記憶を忘れるリセット状態であれば前記空調側駆動部の動作を再開させず、前記リセット状態でなければ前記空調側駆動部の動作を再開させ、
前記送風ユニットは、
前記電源が供給されることで動作する送風側駆動部と、
前記電源によって充電される容量が前記空調側蓄電部よりも小さい送風側蓄電部と、
前記送信部から送信された前記制御信号を受信する受信部と、
前記連動運転時における前記送風側駆動部の動作を制御する送風側マイコンと、を有し、
前記送風側マイコンは、
前記瞬時停電時に前記送風側蓄電部で蓄えた電力が供給され、
前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記瞬時停電前の前記送風側駆動部への動作指示の記憶を忘れるリセット状態であれば前記送風側駆動部の動作を再開させず、前記リセット状態でなければ前記送風側駆動部の動作を再開させ、
前記空調側マイコンは、前記連動運転中に発生した前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記空調側駆動部の動作状態を含む前記制御信号を前記送信部から送信し、
前記送風側マイコンは、前記受信部で受信した前記空調側駆動部の動作状態に合わせて前記送風側駆動部を動作させることを特徴とした。
【0006】
また、請求項2では、前記送風ユニットは、前記空調ユニットに対して一体又は分離して運転し、
前記連動運転中に発生した前記瞬時停電から前記電源の供給が復帰した時、前記送信部での前記空調側駆動部の動作状態を含む前記制御信号の送信は、前記空調ユニットと一体時に実行されることを特徴とした。
【0007】
また、請求項3では、前記空調側駆動部は、少なくとも前記空調ユニット内を通過する空気を加熱する加熱ヒータであり、
前記送風側駆動部は、少なくとも前記空調ユニット内の空気を吸い込んで送風するファンであることを特徴とした。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、空調側マイコンは、連動運転中に発生した瞬時停電から電源の供給が復帰した時、空調側駆動部の動作状態を含む制御信号を送信部から送信し、送風側マイコンは、受信部で受信した空調側駆動部の動作状態に合わせて送風側駆動部を動作させるので、瞬時停電から電源の供給が復帰したとき、空調ユニットの駆動部と送風ユニットの駆動部の動作がアンマッチ状態にならずユーザに不信感を与えないため、製品性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態における除湿機の一体時における正面から見た外観斜視図。
本実施形態における除湿機の一体時における背面から見た外観斜視図。
サーキュレータ付除湿機の一体時における縦断面図。
サーキュレータ付除湿機の一体時における分解斜視図。
サーキュレータ付除湿機の機能構成を示す概略的な機能ブロック図。
図5の機能ブロックのうち、各電源部を特に説明するための概略的な機能ブロック図。
分離時におけるサーキュレータの正面から見た外観斜視図。
分離時におけるサーキュレータの背面から見た外観斜視図。
分離時における除湿機の使用状態の一例を示す外観斜視図。
サーキュレータにおいてサーキュレータ側制御部により実行される制御信号無効処理を説明するフローチャート。
図10の処理に対応する除湿機で実行されるシーケンス図。
本実施形態の瞬時停電時から電源が復電するまでの蓄電部の状態を説明する図。
本実施形態の除湿ユニット側における瞬時停電時の動作を説明するフローチャート。
本実施形態のサーキュレータ側における瞬時停電時の動作を説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る空気調和機の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。本実施形態においては、本発明の空気調和機を、蒸気圧縮式冷凍サイクルを利用し空気中に含まれる水分を結露させて除湿し、送風するサーキュレータ付除湿機に適用して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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