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公開番号2024175388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023093144
出願日2023-06-06
発明の名称加湿装置
出願人株式会社コロナ
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20241211BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】給水タンクからの意図しない給水を防止することができる加湿装置を提供する。
【解決手段】加湿装置は、トレイ5と、トレイホルダ6と、弁機構72を有する給水タンク7と、ピン状部80aを有し、給水タンク7を受ける受け部材80と、を備える。トレイホルダ6において、トレイ5の縁部50を支持する立壁部61の一部には切り欠きが形成される。受け部材80には、切り欠きと対向する位置に、切り欠きと嵌合可能な嵌合可能部が一体に設けられる。トレイ有状態では、切り欠きがトレイ5の縁部50に覆われて嵌合可能部とは嵌合せず、且つ、給水タンク7が受け部材80に受けられて弁機構72がピン状部80aに押される。トレイ無状態では、嵌合可能部が切り欠きに嵌合して、受け部材80及びピン状部80aがトレイ有状態の時よりも下がることにより、ピン状部80aが弁機構72から離れる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイと、
前記トレイが載置されるトレイホルダと、
前記トレイの上方に位置し、前記トレイに供給する水を貯える給水タンクと、
前記給水タンクが有する弁機構に向かって突起するピン状部を有し、前記給水タンクを受ける受け部材と、を備え、
前記受け部材は、前記トレイに対して着脱可能であり、
前記給水タンクは、前記弁機構が前記ピン状部に押されることで前記トレイへ水を供給可能であり、
前記トレイホルダは、前記トレイの縁部を支持する立壁部を有し、
前記立壁部の一部には、切り欠きが形成され、
前記受け部材には、前記受け部材が前記トレイに装着された時の前記切り欠きと上下方向において対向する位置に、前記切り欠きと嵌合可能な嵌合可能部が一体に設けられ、
前記トレイホルダに前記トレイが載置されたトレイ有状態では、前記切り欠きが前記トレイの前記縁部に覆われて前記嵌合可能部とは嵌合せず、且つ、前記給水タンクが前記受け部材に受けられて前記弁機構が前記ピン状部に押され、
前記トレイホルダから前記トレイが取り外されているトレイ無状態では、前記嵌合可能部が前記切り欠きに嵌合して、前記受け部材及び前記ピン状部が前記トレイ有状態の時よりも下がることにより、前記ピン状部が前記弁機構から離れる、
加湿装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記給水タンクは、上下方向において前記立壁部と対向する対向部を有し、
前記トレイ無状態では、前記対向部が前記トレイホルダの前記立壁部に支持される、
請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記トレイホルダは、前記トレイ有状態で前記トレイにおける前記受け部材と対向する部分に当接する台部と、前記台部よりも低い位置にある低床部と、を有し、
前記受け部材は、前記トレイ有状態で前記トレイに支持される脚部を有し、
前記トレイ無状態では、前記脚部が前記低床部に支持される、
請求項1に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記トレイホルダは、前記トレイ有状態で、前記トレイにおける前記受け部材と対向しない部分に当接するリブをさらに有し、
前記トレイ無状態では、前記脚部が、前記台部と前記リブの間の前記低床部に支持される、
請求項3に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記加湿部と前記給水タンクを仕切り、前記受け部材と一体に形成された仕切板をさらに備え、
前記嵌合可能部は、前記仕切板の一部である、
請求項1~4のいずれか1項に記載の加湿装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、加湿空気を発生させる加湿手段と、水を貯える水槽部と、水槽部の底面に沿うように成形され、水槽部と水との間に介在する着脱自在なカバー部と、を備える加湿装置が記載されている。この水槽部には、給水タンクの弁機構を押し上げて開放するための突起部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-133941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の加湿装置では、カバー部が実際に水を受けるトレイに相当するが、カバー部を水槽部に取り付け忘れたとしても、突起部が給水タンクの弁機構を押し上げて給水が行われてしまう。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、給水タンクからの意図しない給水を防止することができる加湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る加湿装置は、
加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイと、
前記トレイが載置されるトレイホルダと、
前記トレイの上方に位置し、前記トレイに供給する水を貯える給水タンクと、
前記給水タンクが有する弁機構に向かって突起するピン状部を有し、前記給水タンクを受ける受け部材と、を備え、
前記受け部材は、前記トレイに対して着脱可能であり、
前記給水タンクは、前記弁機構が前記ピン状部に押されることで前記トレイへ水を供給可能であり、
前記トレイホルダは、前記トレイの縁部を支持する立壁部を有し、
前記立壁部の一部には、切り欠きが形成され、
前記受け部材には、前記受け部材が前記トレイに装着された時の前記切り欠きと上下方向において対向する位置に、前記切り欠きと嵌合可能な嵌合可能部が一体に設けられ、
前記トレイホルダに前記トレイが載置されたトレイ有状態では、前記切り欠きが前記トレイの前記縁部に覆われて前記嵌合可能部とは嵌合せず、且つ、前記給水タンクが前記受け部材に受けられて前記弁機構が前記ピン状部に押され、
前記トレイホルダから前記トレイが取り外されているトレイ無状態では、前記嵌合可能部が前記切り欠きに嵌合して、前記受け部材及び前記ピン状部が前記トレイ有状態の時よりも下がることにより、前記ピン状部が前記弁機構から離れる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、給水タンクからの意図しない給水を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に加湿装置の構成を示す図。
同上実施形態に係る加湿装置から前パネル及び梁部を外した状態の斜視図。
同上実施形態に係る加湿装置の分解斜視図。
同上実施形態に係る筐体に対するトレイホルダの挿入を示す図。
同上実施形態に係るトレイの斜視図。
同上実施形態に係るトレイホルダの斜視図。
同上実施形態に係るトレイ及びトレイが載置されたトレイホルダの断面図。
同上実施形態に係る給水タンク等の概略断面図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る仕切板等の部分斜視図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る加湿部、仕切構造部、トレイ及びトレイホルダの分解斜視図。
同上実施形態に係る仕切構造部を軸受け側から見た斜視図。
同上実施形態に係る水位検知用フロートと磁気センサの関係を説明するための概略断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
加湿装置100は、図1~図12の適宜の図に示すように、筐体1と、ファン2と、加湿部3と、紫外線照射部4と、トレイ5と、トレイホルダ6と、給水タンク7と、仕切構造部8と、制御部9と、磁気センサSと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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