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公開番号
2025014211
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116548
出願日
2023-07-18
発明の名称
加湿装置
出願人
株式会社コロナ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
6/00 20060101AFI20250123BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】外部に吹き出す空気をより清潔に保つことができる加湿装置を提供する。
【解決手段】加湿装置100は、加湿空気を発生させる加湿部3と、外気を吸い込むための吸込口P1、及び、加湿空気を吹き出すための吹出口P2を有する筐体1と、吸込口P1から加湿部3を経由して吹出口P2に至る流路Wで空気を流すためのファン2と、加湿部3に紫外線Uを照射する紫外線照射部4と、を備える。紫外線照射部4は、筐体1の内部であって、流路Wのうち加湿部3と吹出口P2の間に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加湿空気を発生させる加湿部と、
外気を吸い込むための吸込口、及び、前記加湿空気を吹き出すための吹出口を有する筐体と、
前記吸込口から前記加湿部を経由して前記吹出口に至る流路で空気を流すためのファンと、
前記加湿部に紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、
前記紫外線照射部は、前記筐体の内部であって、前記流路のうち前記加湿部と前記吹出口の間に設けられている、
加湿装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記加湿部は、
加湿フィルタと、前記加湿フィルタが露出するフィルタ露出部を形成しつつ前記加湿フィルタを保持する枠体とを有し、軸線を中心に回転駆動され、
前記フィルタ露出部が所定方向に向く第1回転位置と、前記第1回転位置と異なる第2回転位置との各々で停止可能であり、
前記紫外線照射部は、前記加湿部が前記第1回転位置と前記第2回転位置の中間位置にある場合に前記フィルタ露出部が向く方向に設けられている、
請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記第1回転位置では、前記フィルタ露出部が水平方向に向き、
前記第2回転位置では、前記フィルタ露出部が鉛直方向に向く、
請求項2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記加湿フィルタは、蛇腹折りされており、
前記加湿部は、前記加湿フィルタの折り目に沿って回転駆動される、
請求項2又は3に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記ファンを収容するケーシングと、前記ケーシングを覆う外装パネルと、を有し、
前記紫外線照射部は、前記ケーシングに固定されて前記ケーシングに梁構造を付与する梁部に取り付けられ、
前記梁部は、前記外装パネルを背後から支える、
請求項1~3のいずれか1項に記載の加湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、送風装置によって気化フィルタに送風した空気を、筐体に設けられた吹出口から外部に吹き出す加湿装置が記載されている。この加湿装置では、空気の流路のうち気化フィルタに到達する前に相当する箇所(つまり、上流側)に、加湿フィルタを除菌するための紫外線ランプが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-344979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構造では、外部に吹き出す空気をより清潔に保つ点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、外部に吹き出す空気をより清潔に保つことができる加湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る加湿装置は、
加湿空気を発生させる加湿部と、
外気を吸い込むための吸込口、及び、前記加湿空気を吹き出すための吹出口を有する筐体と、
前記吸込口から前記加湿部を経由して前記吹出口に至る流路で空気を流すためのファンと、
前記加湿部に紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、
前記紫外線照射部は、前記筐体の内部であって、前記流路のうち前記加湿部と前記吹出口の間に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外部に吹き出す空気をより清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に加湿装置の構成を示す図。
同上実施形態に係る加湿装置から前パネル及び梁部を外した状態の斜視図。
同上実施形態に係る加湿装置の分解斜視図。
同上実施形態に係る筐体に対するトレイホルダの挿入を示す図。
同上実施形態に係るトレイの斜視図。
同上実施形態に係るトレイホルダの斜視図。
同上実施形態に係るトレイ及びトレイが載置されたトレイホルダの断面図。
同上実施形態に係る給水タンク等の概略断面図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る仕切板等の部分斜視図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る加湿部、仕切構造部、トレイ及びトレイホルダの分解斜視図。
同上実施形態に係る仕切構造部を軸受け側から見た斜視図。
同上実施形態に係る水位検知用フロートと磁気センサの関係を説明するための概略断面図。
同上実施形態に係る加湿部の停止位置を説明するための図であり、(a)は第1回転位置を示し、(b)は第2回転位置を示す図。
同上実施形態に係る加湿フィルタと紫外線照射部の関係を説明するための図。
同上実施形態に係る駆動回路を示す図であり、(a)はリードスイッチがオンの状態を示し、(b)はリードスイッチがオフの状態を示す図。
同上実施形態に係るリードスイッチと磁石の配置を説明するための図。
同上実施形態に係るリードスイッチと磁石の配置を説明するための図であって、筐体とトレイ部の概略断面図。
同上実施形態に係る検出部と加湿部の関係を示す図。
同上実施形態に係る乾燥運転処理のフローチャート。
同上実施形態に係る加湿運転時除菌処理のシーケンスを示す図。
同上実施形態に係る加湿運転時除菌処理のフローチャート。
紫外線照射時間と除菌効果の関係の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
加湿装置100は、図1~図18の適宜の図に示すように、筐体1と、ファン2と、加湿部3と、紫外線照射部4と、トレイ5及びトレイホルダ6を有するトレイ部TRと、給水タンク7と、仕切構造部8と、制御部9と、磁気センサSと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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