TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025014209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116546
出願日
2023-07-18
発明の名称
加湿装置
出願人
株式会社コロナ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
6/00 20060101AFI20250123BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】筐体外部への紫外線の漏出を防止することができる加湿装置を提供する。
【解決手段】加湿装置は、加湿空気を発生させる加湿部3と、紫外線照射部と、連通孔が形成された筐体と、筐体に対して着脱可能なトレイ部と、トレイ部が筐体に装着された場合に、トレイ部に装着された状態で連通孔を塞ぐ仕切板と、加湿装置の動作を制御する制御部と、トレイ部が筐体に装着された場合に、トレイ部に対する仕切板の着脱状態を直接又は間接的に検出する検出部DPと、を備える。制御部は、検出部DPの検出結果に基づいて仕切板がトレイ部に装着されていないと判別した場合、紫外線照射部に紫外線を照射させない。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿部に紫外線を照射する紫外線照射部と、
前記加湿部を収容する加湿部収容室、及び、前記加湿部収容室の片側に位置する側壁部を有し、前記側壁部に前記加湿部収容室と連通する連通孔が形成された筐体と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイを有し、前記筐体に対して着脱可能なトレイ部と、
前記トレイ部に対して着脱可能であり、前記トレイ部が前記筐体に装着された場合に、前記トレイ部に装着された状態で前記連通孔を塞ぐ仕切板と、を備える加湿装置であって、
前記加湿装置の動作を制御する制御部と、
前記トレイ部が前記筐体に装着された場合に、前記トレイ部に対する前記仕切板の着脱状態を直接又は間接的に検出する検出部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記仕切板が前記トレイ部に装着されていないと判別した場合、前記紫外線照射部に前記紫外線を照射させない、
加湿装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記加湿部は、一対の第1軸部及び第2軸部を有し、前記第1軸部及び前記第2軸部によって軸線を中心に回転可能に設けられ、
前記仕切板が前記トレイ部に装着された状態において、前記加湿部は、前記第1軸部が前記仕切板に支持され、前記第2軸部が前記トレイ部に支持されることで回転可能であり、
前記検出部は、前記加湿部が前記軸線を中心とする特定の回転位置にあることを検出することで、前記トレイ部に対する前記仕切板の着脱状態を間接的に検出する、
請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記加湿部に風を送るためのファンをさらに備え、
前記制御部は、
前記加湿装置の運転モードとして、前記加湿空気を前記筐体の外部へ送り出す加湿運転モードと、前記加湿部を乾燥させるための乾燥運転モードとを切り替え可能であり、
前記乾燥運転モードの開始指示を受け付けると、前記検出部の検出結果に基づいて前記仕切板が前記トレイ部に装着されているか否かを判別し、
前記仕切板が前記トレイ部に装着されていると判別すると、前記ファンを駆動して前記加湿部に風を送る乾燥運転を実行しつつ、前記紫外線照射部に前記紫外線を照射させ、
前記仕切板が前記トレイ部に装着されていないと判別すると、前記紫外線照射部に前記紫外線を照射させない、
請求項2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記乾燥運転の開始指示を受け付けてから所定期間以内に前記検出部によって前記加湿部が前記特定の回転位置にあることが検出された場合に、前記仕切板が前記トレイ部に装着されていると判別し、
前記所定期間以内に前記検出部によって前記加湿部が前記特定の回転位置にあることが検出されなかった場合に、前記仕切板が前記トレイ部に装着されていないと判別する、
請求項3に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記検出部は、前記加湿部が前記特定の回転位置にある場合に前記第2軸部と連動する連動部によってオンされ、前記特定の回転位置から外れるとオフされるスイッチである、
請求項4に記載の加湿装置。
【請求項6】
前記加湿部は、互いに表裏の関係にある第1の面及び第2の面を有し、
前記特定の回転位置は、前記第1の面が風を受ける第1態様の前記加湿部の位置と、前記第1態様から180°回転した態様であって前記第2の面が風を受ける第2態様の前記加湿部の位置と、を含み、
前記制御部は、
前記仕切板が前記トレイ部に装着されていると判別すると、規定の周期で前記加湿部を第1態様及び第2態様の一方から他方へ切り替えつつ前記乾燥運転を行い、前記紫外線照射部に前記紫外線を照射させ、
前記仕切板が前記トレイ部に装着されていないと判別すると、前記乾燥運転を行わない、又は、実行していた前記乾燥運転を停止し、前記紫外線照射部に前記紫外線を照射させない、
請求項3~5のいずれか1項に記載の加湿装置。
【請求項7】
筐体と、
前記筐体の内部に位置し、加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿部に紫外線を照射する紫外線照射部と、
前記紫外線照射部と直列接続されたリードスイッチと、
前記リードスイッチがオン状態のときに前記紫外線照射部に駆動電流を供給する駆動回路と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイを有し、前記筐体に対して着脱可能なトレイ部と、を備え、
前記トレイ部には、前記筐体に前記トレイ部が装着された状態で前記リードスイッチをオンする磁石が設けられ、
前記筐体から前記トレイ部が取り外されると前記リードスイッチがオフされ、前記紫外線照射部への前記駆動電流が遮断される、
加湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、加湿空気を発生させる気化フィルタと、気化フィルタを湿潤させる水を溜めるトレイと、トレイに溜まっている水が通過する紫外線照射室と、を備え、紫外線によりトレイ内の水を除菌する加湿装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-155995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、筐体からトレイを引き出した際の紫外線の詳細制御については明らかにされていない。ユーザが誤って紫外線を浴びないように、筐体外部への紫外線の漏出を防止する制御が求められる。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、筐体外部への紫外線の漏出を防止することができる加湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る加湿装置は、
加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿部に紫外線を照射する紫外線照射部と、
前記加湿部を収容する加湿部収容室、及び、前記加湿部収容室の片側に位置する側壁部を有し、前記側壁部に前記加湿部収容室と連通する連通孔が形成された筐体と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイを有し、前記筐体に対して着脱可能なトレイ部と、
前記トレイ部に対して着脱可能であり、前記トレイ部が前記筐体に装着された場合に、前記トレイ部に装着された状態で前記連通孔を塞ぐ仕切板と、を備える加湿装置であって、
前記加湿装置の動作を制御する制御部と、
前記トレイ部が前記筐体に装着された場合に、前記トレイ部に対する前記仕切板の着脱状態を直接又は間接的に検出する検出部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記仕切板が前記トレイ部に装着されていないと判別した場合、前記紫外線照射部に前記紫外線を照射させない。
(2)上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る加湿装置は、
筐体と、
前記筐体の内部に位置し、加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿部に紫外線を照射する紫外線照射部と、
前記紫外線照射部と直列接続されたリードスイッチと、
前記リードスイッチがオン状態のときに前記紫外線照射部に駆動電流を供給する駆動回路と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイを有し、前記筐体に対して着脱可能なトレイ部と、を備え、
前記トレイ部には、前記筐体に前記トレイ部が装着された状態で前記リードスイッチをオンする磁石が設けられ、
前記筐体から前記トレイ部が取り外されると前記リードスイッチがオフされ、前記紫外線照射部への前記駆動電流が遮断される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、筐体外部への紫外線の漏出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に加湿装置の構成を示す図。
同上実施形態に係る加湿装置から前パネル及び梁部を外した状態の斜視図。
同上実施形態に係る加湿装置の分解斜視図。
同上実施形態に係る筐体に対するトレイホルダの挿入を示す図。
同上実施形態に係るトレイの斜視図。
同上実施形態に係るトレイホルダの斜視図。
同上実施形態に係るトレイ及びトレイが載置されたトレイホルダの断面図。
同上実施形態に係る給水タンク等の概略断面図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る仕切板等の部分斜視図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る加湿部、仕切構造部、トレイ及びトレイホルダの分解斜視図。
同上実施形態に係る仕切構造部を軸受け側から見た斜視図。
同上実施形態に係る水位検知用フロートと磁気センサの関係を説明するための概略断面図。
同上実施形態に係る加湿部の停止位置を説明するための図であり、(a)は第1回転位置を示し、(b)は第2回転位置を示す図。
同上実施形態に係る加湿フィルタと紫外線照射部の関係を説明するための図。
同上実施形態に係る駆動回路を示す図であり、(a)はリードスイッチがオンの状態を示し、(b)はリードスイッチがオフの状態を示す図。
同上実施形態に係るリードスイッチと磁石の配置を説明するための図。
同上実施形態に係るリードスイッチと磁石の配置を説明するための図であって、筐体とトレイ部の概略断面図。
同上実施形態に係る検出部と加湿部の関係を示す図。
同上実施形態に係る乾燥運転処理のフローチャート。
同上実施形態に係る加湿運転時除菌処理のシーケンスを示す図。
同上実施形態に係る加湿運転時除菌処理のフローチャート。
紫外線照射時間と除菌効果の関係の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
加湿装置100は、図1~図18の適宜の図に示すように、筐体1と、ファン2と、加湿部3と、紫外線照射部4と、トレイ5及びトレイホルダ6を有するトレイ部TRと、給水タンク7と、仕切構造部8と、制御部9と、磁気センサSと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コロナ
空調装置
3日前
個人
即湯器
1か月前
株式会社コロナ
加湿器
1か月前
株式会社コロナ
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
11日前
株式会社コロナ
空調装置
3日前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
給湯装置
11日前
株式会社コロナ
空調装置
17日前
株式会社コロナ
暖房装置
2か月前
株式会社コロナ
給湯装置
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
個人
ソーラークッカー
11日前
株式会社パロマ
給湯器
11日前
株式会社パロマ
給湯器
11日前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
11日前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
11日前
株式会社ヒューテック
屋内装置
21日前
3ms株式会社
風調整具
4日前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
24日前
ダイダン株式会社
ブース
21日前
株式会社千石
燃焼機
4日前
株式会社ATJ
空調ダクト
4日前
株式会社ノーリツ
給湯装置
24日前
株式会社山善
オーブントースタ
11日前
三菱電機株式会社
自動制御装置
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
24日前
個人
電子レンジ用フードカバー
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
1か月前
株式会社スノーピーク
燃焼装置
24日前
有限会社アシコー
蓄熱式温水床暖房装置
21日前
株式会社山善
ハイブリッドヒータ
4日前
株式会社ノーリツ
給湯装置
24日前
株式会社 BUC
屋外用火床装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
空調機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る