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公開番号2025018428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122120
出願日2023-07-27
発明の名称ハイブリッドヒータ
出願人株式会社山善
代理人個人
主分類F24C 7/04 20210101AFI20250130BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空気の加熱効率を高め、広範囲にわたって効果的に暖房を行うことが可能なハイブリッドヒータを提供する。
【解決手段】本発明のハイブリッドヒータ1は、通電によって発熱するヒータ部材が封入され所定の方向に延設される管状ヒータ30と、管状ヒータ30から所定の距離隔てて後方に位置する反射板40と、反射板40に対して後方から空気を供給する送風機50と、管状ヒータ30、反射板40及び送風機50を収容する本体部20と、を備える。反射板40において管状ヒータ30の延設方向に交差する方向に穿設せしめたスリット状開口40sを備え、スリット状開口40sが管状ヒータ30の延設方向に沿って複数並設される。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
通電によって発熱するヒータ部材が封入され所定の方向に延設される管状ヒータと、
前記管状ヒータから所定の距離隔てて後方に位置する反射板と、
前記反射板に対して後方から空気を供給する送風機と、
前記管状ヒータ、前記反射板及び前記送風機を収容する本体部と、を備えたハイブリッドヒータであって、
前記反射板において前記管状ヒータの延設方向に交差する方向に穿設せしめたスリット状開口を備え、
前記スリット状開口が前記管状ヒータの延設方向に沿って複数並設される、
ハイブリッドヒータ。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記反射板が前記管状ヒータを後方から覆うよう、後方に湾曲して形成される、
請求項1に記載のハイブリッドヒータ。
【請求項3】
前記管状ヒータの延設方向から見たときの前記反射板の断面が略半円形状に形成される、
請求項2に記載のハイブリッドヒータ。
【請求項4】
前記管状ヒータの延設方向が略鉛直方向であり、
前記管状ヒータは幅方向左右に並設される側方ヒータによって構成され、
前記側方ヒータ後方に位置する前記反射板は、それぞれ、前記本体部の幅方向中心側に位置する中心側反射板部と、前記本体部の幅方向外側に位置する端部側反射板部とによって構成され、
前記スリット状開口は前記端部側反射板部に穿設される、
請求項2又は3に記載のハイブリッドヒータ。
【請求項5】
前記管状ヒータの延設方向が略水平方向であり、
前記管状ヒータは前記本体部の高さ方向の中心よりも上方及び下方に並設された上方ヒータと下方ヒータとからなり、
前記上方ヒータ及び前記下方ヒータ後方に位置する前記反射板は、それぞれ、前記本体部の上下方向中心側に位置する中心側反射板部と、前記本体部の上下方向端部側に位置する端部側反射板部とによって構成され、
前記スリット状開口は前記端部側反射板部に形成される、
請求項2又は3に記載のハイブリッドヒータ。
【請求項6】
前記送風機が、前記管状ヒータの延設方向と略同一の方向に回転軸を備えるクロスフローファンによって構成される、
請求項1に記載のハイブリッドヒータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、輻射による加熱と対流による加熱を併用して暖房を行うハイブリッドヒータに関するものであり、特に、暖房効率を向上させる技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気加熱式の暖房機としては、石英ガラスなどで形成された管状部材内にヒータ要素が配設された管状ヒータと、管状ヒータの後方に配設された反射板を用いた輻射式のものが一般的である。
【0003】
このような暖房機の場合、電源を入れるとヒータ要素が通電によって発熱し、石英ガラスなどで形成された管状部材から輻射熱が空間に向けて放射されるとともに、管状ヒータの後方に配設された反射板から前方に向けて反射された輻射熱が伝熱されるようになっている。このような形式の暖房機は構造が簡単であるため、古くから広く一般に流通されている。
【0004】
しかしながら、輻射熱のみ伝熱する暖房機の場合、管状ヒータないしは反射板が見えている箇所にしか熱を伝えることができず、暖房にムラが生じ、広い空間などに効率よく熱を伝えることができない。
【0005】
そこで、輻射による加熱と対流による加熱を併用して暖房を行うハイブリッドヒータが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-314532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示された技術によると、ファンによって作り出した空気の流れが反射板から熱を受けつつ、加熱された空気を前方に供給できるため、管状ヒータと反射板による輻射熱に加え、加熱された空気による対流加熱を利用することができ、より広い空間においても効果的に暖房を行うことができる。
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、反射板から熱を受けるものであるため、供給される空気の温度が上昇しにくい。というのも、反射板は管状ヒータの後方において管状ヒータから所定の距離隔てて配置されているため、反射板自体が加熱されるものではないからである。また、反射板は管状ヒータからの輻射熱を反射するために設けられたものであるため、熱の反射率が高く吸収率が低い材料によって構成される。そのため、反射板自体の温度は上がりにくく、反射板から熱を受ける構造の引用文献1に開示された発明においては、暖房機から放出される空気の温度は必ずしも高いとは言えない。
【0009】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、空気の加熱効率を高め、広範囲にわたって効果的に暖房を行うことが可能なハイブリッドヒータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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