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公開番号2024175390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023093150
出願日2023-06-06
発明の名称加湿装置
出願人株式会社コロナ
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20241211BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】トレイ形状の複雑化を抑制しつつ、水位検知のバラツキを抑制することができる加湿装置を提供する。
【解決手段】加湿装置は、加湿空気を発生させる加湿部3と、加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイ5と、トレイ5の上方に位置し、トレイ5に供給する水を貯える給水タンクと、給水タンクが有する弁機構に向かって突起するピン状部80aを有し、給水タンクを受ける受け部材80と、加湿部3と給水タンクを仕切る仕切板81と、トレイ5に貯えられた水に浮く水位検知用フロート83を、当該水の変位に応じて変位可能に支持するフロート支持部82と、を備える。給水タンクは、弁機構がピン状部80aに押されることでトレイ5へ水を供給可能である。受け部材80、仕切板81及びフロート支持部82は、一体である。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイと、
前記トレイの上方に位置し、前記トレイに供給する水を貯える給水タンクと、
前記給水タンクが有する弁機構に向かって突起するピン状部を有し、前記給水タンクを受ける受け部材と、
前記加湿部と前記給水タンクを仕切る仕切板と、
前記トレイに貯えられた水に浮く水位検知用フロートを、当該水の変位に応じて変位可能に支持するフロート支持部と、を備え、
前記給水タンクは、前記弁機構が前記ピン状部に押されることで前記トレイへ水を供給可能であり、
前記受け部材、前記仕切板及び前記フロート支持部は、一体である、
加湿装置。
続きを表示(約 59 文字)【請求項2】
前記仕切板は、前記加湿部を支持する支持部を有する、
請求項1に記載の加湿装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、加湿空気を発生させる加湿手段と、水を貯える水槽部を有する貯水部と、水槽部の底面に沿うように成形され、水槽部と水との間に介在する着脱自在なカバー部と、を備える加湿装置が記載されている。この水槽部は、給水タンクの弁機構を押し上げて開放するための突起部を有すると共に、給水タンクを受ける部分としても機能する。さらに、このような水槽部を有する貯水部は、水槽部内の水位を検知する水位検知部を有して構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-133941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の加湿装置では、カバー部が実際に水を受けるトレイに相当し、突起部を有する水槽部の形状に合わせた複雑な形状に形成されている。ここで、給水タンクを受ける部分(前述の突起部を含む)、及び、水位検知部の各々をトレイとは別部品で構成すればトレイ形状の複雑化を抑制することができるが、何の対策も施さないと、各部品の個体差および組付け誤差により、水位検知にバラツキが生じる虞がある。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、トレイ形状の複雑化を抑制しつつ、水位検知のバラツキを抑制することができる加湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る加湿装置は、
加湿空気を発生させる加湿部と、
前記加湿空気を発生させるための水を貯えるトレイと、
前記トレイの上方に位置し、前記トレイに供給する水を貯える給水タンクと、
前記給水タンクが有する弁機構に向かって突起するピン状部を有し、前記給水タンクを受ける受け部材と、
前記加湿部と前記給水タンクを仕切る仕切板と、
前記トレイに貯えられた水に浮く水位検知用フロートを、当該水の変位に応じて変位可能に支持するフロート支持部と、を備え、
前記給水タンクは、前記弁機構が前記ピン状部に押されることで前記トレイへ水を供給可能であり、
前記受け部材、前記仕切板及び前記フロート支持部は、一体である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、トレイ形状の複雑化を抑制しつつ、水位検知のバラツキを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に加湿装置の構成を示す図。
同上実施形態に係る加湿装置から前パネル及び梁部を外した状態の斜視図。
同上実施形態に係る加湿装置の分解斜視図。
同上実施形態に係る筐体に対するトレイホルダの挿入を示す図。
同上実施形態に係るトレイの斜視図。
同上実施形態に係るトレイホルダの斜視図。
同上実施形態に係るトレイ及びトレイが載置されたトレイホルダの断面図。
同上実施形態に係る給水タンク等の概略断面図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る仕切板等の部分斜視図であり、(a)はトレイ有状態を示し、(b)はトレイ無状態を示す図。
同上実施形態に係る加湿部、仕切構造部、トレイ及びトレイホルダの分解斜視図。
同上実施形態に係る仕切構造部を軸受け側から見た斜視図。
同上実施形態に係る水位検知用フロートと磁気センサの関係を説明するための概略断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
加湿装置100は、図1~図12の適宜の図に示すように、筐体1と、ファン2と、加湿部3と、紫外線照射部4と、トレイ5と、トレイホルダ6と、給水タンク7と、仕切構造部8と、制御部9と、磁気センサSと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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