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公開番号2024064100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022172449
出願日2022-10-27
発明の名称鞍乗り型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62J 7/00 20060101AFI20240507BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】配策部材の配置を阻害せずに、荷物保持部を車体フレームに支持し易くすること。
【解決手段】鞍乗り型車両(10)は、車体フレーム(11)と、車体フレーム(11)の周囲を通る配策部材(50)と、荷物を保持可能な荷物保持部(70)と、荷物保持部(70)を支持する支持部材(81~84)とを備え、支持部材(81~84)は、この支持部材(81~84)の周囲に位置する配策部材(50)に沿った向きで、車体フレーム(11)に取り付けられたステー部(81S~84S)と、ステー部(81S~84S)に設けられ、荷物保持部(70)が固定される固定部(81K~84K)とを有する
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレーム(11)と、配線及び配管の少なくともいずれかを含み、前記車体フレーム(11)の周囲を通る配策部材(50)と、荷物を保持可能な荷物保持部(70)と、前記荷物保持部(70)を支持する支持部材(81~84)とを備える鞍乗り型車両において、
前記支持部材(81~84)は、
この支持部材(81~84)の周囲に位置する前記配策部材(50)に沿った向きで、前記車体フレーム(11)に取り付けられたステー部(81S~84S)と、
前記ステー部(81S~84S)に設けられ、前記荷物保持部(70)が固定される固定部(81K~84K)とを有する
鞍乗り型車両。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ステー部(81S~84S)は、円柱状である
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記ステー部(81S~84S)は、前記配策部材(50)に沿った向きで前記車体フレーム(11)に取り付けられた複数の棒状部材を有する
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記支持部材(83,84)は、前記配策部材(50)をガイドする
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記ステー部(81,82)は、複数の棒状部材(91,92)を有し、
前記複数の棒状部材(91,92)は、前記配策部材(50)に沿った向きで前記車体フレーム(11)にそれぞれ溶接されると共に、前記車体フレーム(11)に溶接される向きが異なり、
前記棒状部材(91,92)のうち、前記車体フレーム(11)に溶接される向きが、水平方向よりも上下方向である棒状部材に、前記固定部(81K,82K)が設けられる
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記複数の棒状部材(91,92)は、前記車体フレーム(11)に溶接される基端部(91A,92A)と、前記車体フレーム(11)に接合されない先端部(91B,92B)とを有し、
前記複数の棒状部材(91,92)の先端部(91B,92B)同士は、同じ向きで延出すると共に溶接で結合されている
請求項5に記載の鞍乗り型車両。
【請求項7】
前記支持部材(81,82)には、前記荷物保持部(70)と、当該車両の外装部品(34)とが固定される
請求項1又は5に記載の鞍乗り型車両。
【請求項8】
前記ステー部(83S,84S)は、複数の棒状部材(95,96)を有し、
前記複数の棒状部材(95,96)は、前記配策部材(50)に沿った向きに相当する前後方向に沿って前記車体フレーム(11)にそれぞれ溶接されると共に、前記棒状部材(95,96)同士が溶接で結合される
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項9】
前記荷物保持部(70)は、当該車両の乗員用シート(17)の前方、かつヘッドパイプ(18)の後方に位置するセンターキャリアであり、
前記支持部材(81~84)は、前記センターキャリアの前部を支持するフロント側支持部材(81,82)と、前記センターキャリアの後部を支持するリア側支持部材(83,84)とを有する
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項10】
前記支持部材(81~84)は、前記配策部材(50)の下方に位置する下側部分と、前記配策部材(50)の車幅方向外側に位置する側方部分とを有する
請求項1から6,8から9のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
自動二輪車等の鞍乗り型車両には、車体フレームと、荷物を保持可能な荷物保持部と、荷物保持部を支持する支持部材とを備える構成が知られている(例えば、特許文献1)。この種の鞍乗り型車両には、動力系、制動系、及び、表示・点灯系等の部品が搭載され、部品間をつなぐ配線や配管等の配策部材が車両フレームに周囲に配策されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-299573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、荷物保持部材を支持する支持部材の位置や形状によっては、配策部材の配置が阻害され易くなる。例えば、乗員用シートの前方、かつヘッドパイプの後方に、センターキャリアとして機能する荷物保持部を配置した場合、支持部材が配策部材が多く配置される領域に位置するため、配策部材の配置が阻害され易くなる。また、支持部材を板形状の補強板によって補強した場合、支持部材が大型化し、配策部材の配置が阻害され易くなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、配策部材の配置を阻害せずに、荷物保持部を車体フレームに支持し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
車体フレームと、配線及び配管の少なくともいずれかを含み、前記車体フレームの周囲を通る配策部材50と、荷物を保持可能な荷物保持部と、前記荷物保持部を支持する支持部材とを備える鞍乗り型車両において、前記支持部材は、この支持部材の周囲に位置する前記配策部材50に沿った向きで、前記車体フレームに取り付けられたステー部と、前記ステー部に設けられ、前記荷物保持部が固定される固定部とを有する鞍乗り型車両を提供する。
【発明の効果】
【0006】
配策部材の配置を阻害せずに、荷物保持部を車体フレームに支持し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
足跨ぎ部周辺の構造を左側方から示した図である。
足跨ぎ部周辺の構造を右側方から示した図である。
キャリアを周辺構成と共に示した斜視図である。
左側のフロント側支持部材を周辺構成と共に示した側面図である。
左右のフロント側支持部材を周辺構成と共に前方から示した図である。
右側のフロント側支持部材を周辺構成と共に示した側面図である。
左側のリア側支持部材を周辺構成と共に示した側面図である。
左側のリア側支持部材を周辺構成と共に左前方から示した斜視図である。
左右のリア側支持部材を周辺構成と共に上方から示した図である。
右側のリア側支持部材を周辺構成と共に示した側面図である。
右側のリア側支持部材を周辺構成と共に前方から示したである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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