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公開番号2024002002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-11
出願番号2022100912
出願日2022-06-23
発明の名称ストロークセンサ
出願人カヤバ株式会社
代理人個人
主分類B62J 45/423 20200101AFI20231228BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 フロントフォークの設計自由度と組立性を損ねることなくフロントフォークのストローク量を検出可能なストロークセンサを提供する。
【解決手段】 アウターチューブ1と、アウターチューブ1内に挿入されてアウターチューブ1の軸方向に沿って移動可能なインナーチューブ2とを有するとともに車両Vにおける車体Bと車輪Wとの間に介装されるチューブ部材10とを有するフロントフォークFのストローク量を検出するストロークセンサであって、アウターチューブ1の外周に設けられた被検出体3と、チューブ部材10の外方に設けられてインナーチューブ2とともにアウターチューブ1に対して軸方向へ移動可能であって被検出体3を検知するセンサ本体4とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
アウターチューブと、前記アウターチューブ内に挿入されて前記アウターチューブの軸方向に沿って移動可能なインナーチューブとを有するとともに車両における車体と車輪との間に介装されるチューブ部材とを有するフロントフォークのストローク量を検出するストロークセンサであって、
前記アウターチューブの外周の一部分であるか或いは前記アウターチューブの外周に設けられた部品である被検出体と、
前記チューブ部材の外方に設けられて前記インナーチューブとともに前記アウターチューブに対して軸方向へ移動可能であって前記被検出体を検知するセンサ本体とを備える
ことを特徴とするストロークセンサ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記センサ本体は、前記インナーチューブに連結されて前記インナーチューブの前方を覆うカバー体と、前記チューブ部材との間に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のストロークセンサ。
【請求項3】
前記センサ本体は、前記インナーチューブの反アウターチューブ側の端部に設けられて前記車輪を保持するアクスルブラケットに着脱自在に固定可能な固定部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のストロークセンサ。
【請求項4】
前記被検出体は、前記アウターチューブの一部の外径を大きくして形成した大径部である
ことを特徴とする請求項1に記載のストロークセンサ。
【請求項5】
前記被検出体は、環状又はC字状であって、前記アウターチューブの周方向に沿って取付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のストロークセンサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ストロークセンサに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アウターチューブと、アウターチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブとを有して伸縮するチューブ部材と、チューブ部材内に収容されるダンパカートリッジや懸架ばねといった収容物とを有し鞍乗型車両の車体と前輪との間に介装されるフロントフォークのストローク量を検出するストロークセンサが開示されている。
【0003】
そして、特許文献1の発明では、ストロークセンサが検出したフロントフォークのストローク量の情報に基づいて車体の振動や車高を把握している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-185735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1の発明では、ストロークセンサが、フロントフォークのチューブ部材の内部に設けられているため、チューブ部材の内部空間の一部がストロークセンサによって占有されてしまう。そのため、ストロークセンサが、チューブ部材の内部空間を圧迫してしまい、チューブ部材の内部に収容される収容物の設計自由度が低くなる。
【0006】
また、ストロークセンサへ電力供給をしたり、ストロークセンサが検出したフロントフォークのストローク量を信号として車体に搭載されたECU(Electronic Control Unit)に送信するために配線が必要となるが、特許文献1の発明では、収容物が収容された狭いチューブ部材内でストロークセンサの配線も行わなければならず、フロントフォークの組立て作業が非常に手間であった。
【0007】
そこで、本発明は、フロントフォークの設計自由度と組立性を損ねることなくフロントフォークのストローク量を検出可能なストロークセンサの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成させるため、本発明は、アウターチューブ内に移動可能に挿入されるインナーチューブとを有するとともに車両における車体と車輪との間に介装されるチューブ部材とを有するフロントフォークのストローク量を検出するストロークセンサであって、アウターチューブの外周の一部分であるか或いはアウターチューブの外周に設けられた部品である被検出体と、チューブ部材の外方に設けられてインナーチューブとともにアウターチューブに対して軸方向へ移動可能であって被検出体を検知するセンサ本体とを備えている。この構成によると、ストロークセンサがチューブ部材の外方に配置されるので、ストロークセンサがチューブ部材の内部空間を圧迫しない。
【0009】
また、本発明のストロークセンサでは、前記センサ本体は、前記インナーチューブに連結されて前記インナーチューブの前方を覆うカバー体と、前記チューブ部材との間に配置されてもよい。この構成によると、センサ本体をカバー体によって飛び石等から保護できるので、センサ本体をチューブ部材の外方に配置しても、センサ本体の損傷を防止できる。
【0010】
また、本発明のストロークセンサでは、前記センサ本体は、前記インナーチューブの反アウターチューブ側の端部に設けられて前記車輪を保持するアクスルブラケットに着脱自在に固定可能な固定部を有してもよい。この構成によると、センサ本体をアクスルブラケットに着脱自在に固定できるので、アウターチューブの外周に被検出体を取付けておき、アクスルブラケットにセンサ本体を固定すれば、ストロークセンサをフロントフォークと一体で出荷できる。
(【0011】以降は省略されています)

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