TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024063659
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-13
出願番号
2022171786
出願日
2022-10-26
発明の名称
ハウジングの抜取治具
出願人
磯川産業株式会社
,
アトムリビンテック株式会社
代理人
弁理士法人パテントボックス
主分類
E05D
15/06 20060101AFI20240502BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】カップからハウジングを引き抜きやすくする、ハウジングの抜取治具を提供する。
【解決手段】戸板9に埋設されるカップ1であって、凹部11を有する、カップ1と、ランナ3に連結軸5を介して連結されるハウジング2であって、凹部11に嵌合可能な嵌合アーム21を有し、カップ1に嵌め込まれるハウジング2と、を備えるハウジングの取付構造に適用される、ハウジングの抜取治具4である。そして、ハウジングの抜取治具4は、戸板9の端面方向から戸板9とレール8の間に差し込まれて、連結軸5に引っ掛けることのできるフック部41を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
戸板に埋設されるカップであって、凹部を有する、カップと、
ランナに連結軸を介して連結されるハウジングであって、前記凹部に嵌合可能な嵌合アームを有し、前記カップに嵌め込まれるハウジングと、
を備えるハウジングの取付構造に適用される、ハウジングの抜取治具であって、
前記戸板の端面方向から前記戸板とレールの間に差し込まれて、前記連結軸に引っ掛けることのできるフック部を備える、ハウジングの抜取治具。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記戸板の端面方向から前記嵌合アームに接近して、前記嵌合アームを押し上げる傾斜面を有する突起部をさらに備える、請求項1に記載された、ハウジングの抜取治具。
【請求項3】
前記フック部は、前記傾斜面で前記嵌合アームを押し上げた状態で、前記ハウジングの上面に形成された凹部に嵌合するように形成されている、請求項2に記載された、ハウジングの抜取治具。
【請求項4】
前記傾斜面で前記嵌合アームを押し上げた状態で、前記フック部の上面と前記レールが干渉しないように、前記フック部の上面が、基端から先端に向かって下がるテーパ形状となっている、請求項3に記載された、ハウジングの抜取治具。
【請求項5】
前記突起部の前記テーパ形状には、上端位置に、前記嵌合アームの先端が係合する凹部が形成されている、請求項4に記載された、ハウジングの抜取治具。
【請求項6】
請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載された、ハウジングの抜取治具の使用方法であって、
前記フック部を前記戸板の端面方向から前記戸板とレールの間に差し込んで前記連結軸に引っ掛けるステップと、
前記ハウジングの抜取治具を回動させて前記突起部の前記傾斜面によって前記嵌合アームを押し上げるステップと、
前記ハウジングと一体になった前記ハウジングの抜取治具を手前に引っ張ることによって、前記ハウジングを抜き取るステップと、を備える、ハウジングの抜取治具の使用方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、戸板に固定されたカップからハウジングを抜き抜くための、ハウジングの抜取治具に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、吊戸や折戸をガイドレールに沿ってスライド移動させる建具用ランナが知られている。建具用ランナでは、一般に、戸板にカップを固定し、カップに対してハウジング(ホルダ部材)を取り付けるようになっている。
【0003】
ところが、一旦、カップに対して取付・固定したハウジングを、取り外すことが必要な場合がある。具体的には、取付後に裏面の壁紙を貼りたい場合や、建具用ランナが故障した場合に、ハウジングをカップから離脱させる必要が生じる。
【0004】
例えば、特許文献1の建具用ランナでは、カップにホルダ部材(ハウジングに相当)を嵌め込むようになっており、ハウジング下部に設けた係合爪が、カップの底面に設けた係合角孔に掛止されることで、両者が互いに固定されるようになっている。この建具用ランナでは、ハウジングと一体に形成された着脱レバーを、指で上方に持ち上げることによって、係合を解除するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-248819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した特許文献1の技術を含む従来のハウジングを取り外す際には、着脱レバーを押し上げながら戸とレールの隙間に指を入れて引き抜く必要があった。しかしながら、戸とレールの隙間は狭くなっており、指を入れて引き抜きにくいという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、カップからハウジングを引き抜きやすくする、ハウジングの引抜治具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本発明のハウジングの引抜治具は、戸板に埋設されるカップであって、凹部を有する、カップと、ランナに連結軸を介して連結されるハウジングであって、前記凹部に嵌合可能な嵌合アームを有し、前記カップに嵌め込まれるハウジングと、を備えるハウジングの取付構造に適用される、ハウジングの抜取治具であって、前記戸板の端面方向から前記戸板とレールの間に差し込まれて、前記連結軸に引っ掛けることのできるフック部を備えている。
【発明の効果】
【0009】
このように、本発明のハウジングの引抜治具は、カップと、ハウジングと、を備えるハウジングの取付構造に適用される、ハウジングの抜取治具であって、戸板の端面方向から戸板とレールの間に差し込まれて、連結軸に引っ掛けることのできるフック部を備えている。このような構成のハウジングの抜取治具を使用すれば、戸板とレールの間にフック部を差し込むことで、カップからハウジングを引き抜きやすくなっている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ハウジングの取付構造を含む吊戸の全体構成を説明する断面図である。
嵌合アームと凹部の構成を拡大して説明する拡大断面図である。
ハウジングの抜取治具の斜視図である。
ハウジングの抜取治具の側面図である。
ハウジングの抜取治具の平面図である。
フック部を連結軸に引っ掛けた状態の断面図である。
突起部の傾斜面で嵌合アームを押し上げた状態の断面図である。
ハウジングを抜き取った状態の斜視図である。
図5のA部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三協立山株式会社
建具
1か月前
株式会社ベスト
軸釣装置
1か月前
個人
ドア用のスライドラッチ錠
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
リョービ株式会社
ドアクローザ
2か月前
株式会社ナスタ
荷物受取容器
10日前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
1か月前
株式会社セイコク金属
引戸用錠
2か月前
株式会社アイシン
ドア支持装置
17日前
株式会社ユニオン
ドアハンドル
2か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
27日前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
27日前
個人
扉ロック装置
2か月前
株式会社ゴール
電気錠認証管理システム
1か月前
株式会社オカムラ
間仕切
1か月前
株式会社ナチュラレーザ・ワン
錠前連動物置台
2か月前
株式会社オカムラ
移動間仕切
2か月前
アルプスアルパイン株式会社
開閉制御装置
1か月前
株式会社シブタニ
ロック装置
1か月前
三菱自動車工業株式会社
車両の開口部の開閉装置
26日前
株式会社LIXIL
電気錠システム
1か月前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
1か月前
マツ六株式会社
ラッチ錠
26日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
1か月前
株式会社ノムラテック
補助錠装置
1か月前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
1か月前
株式会社LIXIL
軸固定装置及び建具
1か月前
株式会社デンソー
開閉制御システム
1か月前
株式会社シブタニ
収納式ハンドル
1か月前
YKK AP株式会社
建具
2か月前
株式会社オカムラ
ドアの取付構造
2か月前
ナブテスコ株式会社
手動解錠装置
1か月前
大阪金具株式会社
吊り戸の下部振止装置
1か月前
YKK AP株式会社
建具
2日前
YKK AP株式会社
建具
25日前
株式会社ベスト
垂れ防止具、ヒンジ、扉支持構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る