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公開番号2024061622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2023143846
出願日2023-09-05
発明の名称車両
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60J 5/06 20060101AFI20240425BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員の乗降性を向上させた車両を提供する。
【解決手段】車両1は、車両1の側方において、スライド移動可能な開閉体2と、車両1の内部において、ヘッドレスト13を有する少なくとも1つの座席10と、を備え、開閉体2の上部の少なくとも一部は、ヘッドレスト13の直上においてヘッドレスト13の内側端部13aより、車両1の内側に位置している。開閉体2が開移動したとき、乗員の頭部が屋根に当たることが抑制され、乗降性が向上する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両あって、
前記車両の側方において、スライド移動可能な開閉体と、
前記車両の内部において、ヘッドレストを有する少なくとも1つの座席と、を備え、
前記開閉体の上部の少なくとも一部は、前記ヘッドレストの直上において前記ヘッドレストの内側端部より、前記車両の内側に位置していることを特徴とする車両。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記開閉体は、前記車両の側部に位置する本体部分と、前記開閉体の上部を構成する上側部分とから構成され、前記本体部分と前記上側部分とは一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記開閉体は、前記車両の側部に位置する本体部と、前記開閉体の上部を構成する上側部分とから構成され、前記本体部と前記上側部分とは別体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記座席は、前記車両の床面からの高さを調整する高さ調整装置を有し、
前記座席は、前記高さ調整装置により、少なくとも前記ヘッドレストの上端が、前記開閉体の上部の下端より上方に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記開閉体は、前記車両の左右の側部に配置されており、
前記車両の屋根において、左右の前記開閉体の上部に挟まれた中央部分に乗員保護装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項6】
前記車両の内部前方にはインストルメントパネルが設けられており、
前記インストルメントパネルは、伸縮可能な収納ボックスとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項7】
前記インストルメントパネルは、前記車両の左右方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項6に記載の車両。
【請求項8】
前記インストルメントパネルは、前記車両の上下方向に移動可能であることを特徴とする請求項6に記載の車両。
【請求項9】
前記車両の床面に配置され、前記座席がスライドするシートレールを備えており、
前記シートレールは、前記インストルメントパネルの下方に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の車両。
【請求項10】
前記インストルメントパネルに、前記車両の内部の臭気を測定する臭気センサが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に係り、特に、スライド移動可能な開閉体を有する車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される車両用シートを移動可能に構成することにより、車体の内部空間において車両用シートの配置をアレンジ可能とした車両が知られている。
例えば、特許文献1に開示される車両では、搭載される複数の車両用シートそれぞれが回転機構、リクライニング機構、スライド機構を備えており、複数の車両用シートを動かすことにより、例えば、狭い空間であっても乗員が体を横たえることができるベッド面を形成可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-142771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるアレンジ可能な車両では、狭い空間においてシートが移動可能に構成されているため、車両用シートの位置によっては乗降し難くなる可能性があった。また、車両用シートを車室内において移動可能にするため、様々なアレンジに対応可能な車内装備が求められている。
【0005】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、乗員の乗降性を向上させた車両を提供することにある。
また、別の目的として、様々なアレンジに対応可能な車内装備を有する車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、本発明の車両によれば、車両あって、前記車両の側方において、スライド移動可能な開閉体と、前記車両の内部において、ヘッドレストを有する少なくとも1つの座席と、を備え、前記開閉体の上部の少なくとも一部は、前記ヘッドレストの直上において前記ヘッドレストの内側端部より、前記車両の内側に位置していることにより解決される。
【0007】
開閉体の上部の一部が座席のヘッドレストの内側端部より内側に位置することで、開閉体が開いたとき、ヘッドレストの上まで開くことから、乗降時、乗員が起立しても乗員の頭部が屋根にあたることが抑制され、乗降が容易になる。また、開閉体が開移動したときの開放感が向上する。よって、乗員の乗降性を向上させた車両を提供することができる。
【0008】
また、上記の車両において、前記開閉体は、前記車両の側部に位置する本体部分と、前記開閉体の上部を構成する上側部分とから構成され、前記本体部分と前記上側部分とは一体に形成されているとよい。
開閉体の本体部分と上側部分とを一体に形成することにより、外観の統一感をだすことができる。
【0009】
また、上記の車両において、前記開閉体は、前記車両の側部に位置する本体部と、前記開閉体の上部を構成する上側部分とから構成され、前記本体部と前記上側部分とは別体で形成されているとよい。
開閉体の本体部と上側部分とを別体で形成することにより、開閉体の製造を容易にすることができる。
【0010】
また、上記の車両において、前記座席は、前記車両の床面からの高さを調整する高さ調整装置を有し、前記座席は、前記高さ調整装置により、少なくとも前記ヘッドレストの上端が、前記開閉体の上部の下端より上方に移動可能に構成されているとよい。
座席のヘッドレストの上端が、開閉体の上部の下端より上方に移動可能に構成されることで、開閉体が開移動したときの開放感がより向上するようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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