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公開番号2024060951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168553
出願日2022-10-20
発明の名称画像形成装置及び画像形成方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 29/393 20060101AFI20240425BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像形成装置の線速に依らず、印刷に関する欠陥が発生している用紙を特定可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】本発明は、シート状の被搬送物の枚数及びサイズを少なくとも含む印刷情報を取得する管理部と、前記印刷情報に基づいて生成される印刷用の画像データから、第1画像データを生成する第1画像生成部と、印刷済の前記シート状の被搬送物を読み取り、第2画像データを生成する第2画像生成部と、前記第1画像データと前記第2画像データとに基づいて、前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知する画像検査部と、を備え、前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記欠陥の検知の前後において、前記シート状の被搬送物の端部に印刷するパターンを変更する、又は前記シート状の被搬送物の端部に印刷するパターンの有無を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の被搬送物の枚数及びサイズを少なくとも含む印刷情報を取得する管理部と、
前記印刷情報に基づいて生成される印刷用の画像データから、第1画像データを生成する第1画像生成部と、
印刷済の前記シート状の被搬送物を読み取り、第2画像データを生成する第2画像生成部と、
前記第1画像データと前記第2画像データとに基づいて、前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知する画像検査部と、
を備え、
前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記欠陥の検知の前後において、前記シート状の被搬送物の端部に印刷するパターンを変更する、又は前記シート状の被搬送物の端部に印刷するパターンの有無を変更する、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記管理部は、前記印刷情報に基づいて前記パターンを前記シート状の被搬送物に印刷可能か判定する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記パターンの変更及び変更予定のパターンを前記シート状の被搬送物に印刷可能か判定し、印刷可能なシート状の被搬送物から変更したパターンを印刷する、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記パターンは、所定の色の単色で塗りつぶされており、
前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記パターンと異なる色で塗りつぶしたパターンに変更する、
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記パターンは、所定の形状が規則的に繰り返されており、
前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記パターンと異なる形状を規則的に繰り返したパターンに変更する、
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知する度に、使用していないパターンを印刷する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記シート状の被搬送物に対する前記パターンの印刷を開始又は、停止する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像検査部が検知した欠陥情報を表示可能な操作部と接続される、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記管理部は、前記画像検査部から前記欠陥情報を受信し、全ての前記シート状の被搬送物の印刷完了後に当該欠陥情報を印刷する、
請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記管理部は、前記印刷情報に基づいて、前記シート状の被搬送物の束の厚さが、前記パターンの印刷が可能な厚さか判定する、
請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷元の画像を印刷するための画像データと、印刷済の用紙を読取装置で読み取ることで取得する読取画像と、を比較することで、印刷済の用紙の中から印刷に関する欠陥を検知して当該欠陥が発生している用紙を特定する画像形成装置が広く知られている。
【0003】
印刷済の用紙の中から印刷に関する欠陥を検知するだけでは、印刷に関する欠陥が発生している用紙を特定することは困難である。そのため、印刷に関する欠陥の発生を検知した後に、何かしらの処理を行う必要がある。
【0004】
特許文献1には、印刷に関する欠陥が発生している用紙を特定し、後から該当用紙の側面にマークを印刷することで該当用紙の特定を容易にする技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術を用いる場合では、画像形成装置の印刷工程自体には不必要な工程を設けなければならない。そのため、個別に機構を用意しなければならないという問題がある。
【0006】
この問題を解決する方法としては、画像形成装置本来の作像プロセスを使用して印刷に関する欠陥の発生を検知した際に、当該欠陥が発生している用紙にマークを印刷する方法が考えられる。しかし、この方法では、例えば画像形成装置の線速が高速の場合、印刷に関する欠陥を検知したタイミングでは該当用紙は既に排紙されており、該当用紙に対して直接処理を行うことは困難である。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の線速に依らず、印刷に関する欠陥が発生している用紙を特定可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、シート状の被搬送物の枚数及びサイズを少なくとも含む印刷情報を取得する管理部と、前記印刷情報に基づいて生成される印刷用の画像データから、第1画像データを生成する第1画像生成部と、印刷済の前記シート状の被搬送物を読み取り、第2画像データを生成する第2画像生成部と、前記第1画像データと前記第2画像データとに基づいて、前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知する画像検査部と、を備え、前記管理部は、前記画像検査部が前記印刷済のシート状の被搬送物の欠陥を検知した場合には、前記欠陥の検知の前後において、前記シート状の被搬送物の端部に印刷するパターンを変更する、又は前記シート状の被搬送物の端部に印刷するパターンの有無を変更する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成装置の線速に依らず、印刷に関する欠陥が発生している用紙を特定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る画像形成装置及び画像検査装置における機能を示す機能ブロック図である。
図2は、本実施形態に係るエンジンコントローラのハードウェア構成を示すブロック図である。
図3は、本実施形態に係る画像形成方法の一例を示すフローチャートである。
図4は、本実施形態に係る画像形成方法の一例を説明するための図である。
図5は、図4とは異なる本実施形態に係る画像形成方法の一例を説明するための図である。
図6は、変形例の画像形成方法の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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