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公開番号2024058531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022203874
出願日2022-12-21
発明の名称ディスプレイ装置及びプロジェクタ
出願人財團法人工業技術研究院,INDUSTRIAL TECHNOLOGY RESEARCH INSTITUTE
代理人個人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20240418BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ディスプレイ装置及びプロジェクタを提供する。
【解決手段】ディスプレイ装置は、画素発光パネルと、複数の色変換パネルとを含む。画素発光パネルは、アレイに分配されたN1個の発光画素ユニットを含み、発光画素ユニットはドライバを通じて光を放射するよう駆動される。第1色変換パネルは、N2個の第1カラー画素と、N3個の第1透明画素とを含む。第1カラー画素と第1透明画素は、発光画素ユニットに相対して設けられる。第2色変換パネルは、N4個の第2カラー画素と、N5個の第2透明画素とを含む。第2カラー画素と第2透明画素は、発光画素ユニットに相対して設けられる。発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光は、色変換を達成するため第1カラー画素と第2透明画素を順に通過する。発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光は、色変換を達成するため第1透明画素と第2カラー画素を順に通過する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アレイに分配されたN1個の発光画素ユニットを含み、前記発光画素ユニットがドライバを通じて光を放射するよう駆動される、画素発光パネルと、
少なくとも第1色変換パネルと第2色変換パネルとを含む、複数の色変換パネルと
を含み、
前記第1色変換パネルが、N2個の第1カラー画素と、N3個の第1透明画素とを含み、前記第1カラー画素と前記第1透明画素が前記発光画素ユニットに相対して設けられ、
前記第2色変換パネルが、N4個の第2カラー画素と、N5個の第2透明画素とを含み、前記第2カラー画素と前記第2透明画素が前記発光画素ユニットに相対して設けられ、前記発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光が、色変換を達成するため前記第1カラー画素と前記第2透明画素を順に通過し、前記発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光が、色変換を達成するため前記第1透明画素と前記第2カラー画素を順に通過する、
ディスプレイ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
N2=N5且つN3=N4である、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記画素発光パネルが第3色変換パネルを更に含み、
前記第3色変換パネルが、N6個の第3カラー画素と、N7個の第3透明画素とを含み、
前記発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光が、色変換を達成するため前記第1透明画素、前記第2透明画素、そして前記第3カラー画素を順に通過し、
N3=N4+N6、N5=N2+N6、N7=N2+N4である、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記第1カラー画素の色が、赤色、青色、又は緑色を含む、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記第1カラー画素と前記第2カラー画素が、量子ドット層、カラー光フィルタフィルム、又は蛍光体層である、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記第1カラー画素と前記第1透明画素が、行と列において交互に配置される、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記発光画素ユニットのサイズが100ミクロン未満であり、前記発光画素ユニットが発光ダイオードチップである、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記画素発光パネルと前記第1色変換パネルとの間に設けられた集光装置を更に含み、
前記集光装置が複数の集光ユニットを有し、
前記集光ユニットが前記第2カラー画素に対応して設けられる、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記画素発光パネルと前記第1色変換パネルとの間に設けられた集光装置を更に含み、
前記集光装置が複数の集光ユニットを有し、
前記第2カラー画素に対応する前記集光装置の前記集光ユニットと、前記第1カラー画素に対応する前記集光装置の前記集光ユニットが、それぞれ異なるラジアンの値を持つ弧面を有する、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記第1色変換パネルと前記第2色変換パネルとの間に設けられた集光装置を更に含み、
前記集光装置が複数の集光ユニットを有し、
前記集光ユニットが前記第1カラー画素に対応して設けられる、
請求項1に記載のディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はディスプレイ装置及びプロジェクタに関するものであり、より具体的には、複数の色変換パネルを有するディスプレイ装置及びプロジェクタに関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ディスプレイ技術の成熟に伴い、画像の動的効果が向上し、色性能とコントラスト比も継続的に向上している。このため、人々はよりリアルで豊富な視覚的快楽を追い求めている。画像を如何にしてより立体化させるかが関連技術分野における研究の方向性となっている。該技術の1つは、ディスプレイの表示面の設計において、視聴者からの距離が異なる画像の空間分布を作成する、深度融合ディスプレイの原理を適用している。異なる平面の画素が同一サイズの画像を同時に重ねるとき、画像平面と視聴者との間の距離の違いから影と色に差異が存在する。このとき、異なる平面上の同一画像は画素ピッチが非常に小さいため人間の目にはほぼ重なって見え、これにより、異なる平面による影と色の違いによる被写界深度の立体感を視聴者に与える。
【0003】
従来の技術において、上述した目的を達成するため、複数の独立したディスプレイパネルが重畳される。しかし、ディスプレイパネル間の非常に高い位置合わせ精度を要し、これにより高い製造コスト、低い歩留まりを招き、また全体的な体積を低減させることも困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来技術における高いコスト、低い歩留まり、大きな体積の問題を改善可能なディスプレイ装置及びプロジェクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のディスプレイ装置は、画素発光パネルと、複数の色変換パネルとを含む。画素発光パネルは、アレイに分配されたN1個の発光画素ユニットを含み、発光画素ユニットはドライバを通じて光を放射するよう駆動される。複数の色変換パネルは、第1色変換パネルと、第2色変換パネルとを少なくとも含む。第1色変換パネルは、N2個の第1カラー画素と、N3個の第1透明画素とを含む。第1カラー画素と第1透明画素は、発光画素ユニットに相対して設けられる。第2色変換パネルは、N4個の第2カラー画素と、N5個の第2透明画素とを含む。第2カラー画素と第2透明画素は、発光画素ユニットに相対して設けられる。発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光は、色変換を達成するため第1カラー画素と第2透明画素を順に通過する。発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光は、色変換を達成するため第1透明画素と第2カラー画素を順に通過する。
【0006】
本発明のプロジェクタは、画素発光パネルと、複数の色変換パネルと、投影レンズとを含む。画素発光パネルは、アレイに分配されたN1個の発光画素ユニットを含み、発光画素ユニットはドライバを通じて発光するよう駆動される。複数の色変換パネルは、第1色変換パネルと、第2色変換パネルとを少なくとも含む。第1色変換パネルは、N2個の第1カラー画素と、N3個の第1透明画素とを含む。第1カラー画素と第1透明画素は、発光画素ユニットに相対して設けられる。第2色変換パネルは、N4個の第2カラー画素と、N5個の第2透明画素とを含む。第2カラー画素と第2透明画素は、発光画素ユニットに相対して設けられる。発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光は、色変換を達成するため第1カラー画素と第2透明画素を順に通過する。発光画素ユニットの少なくとも一部により生成された光は、色変換を達成するため第1透明画素と第2カラー画素を順に通過する。発光画素ユニットにより生成された光は、第1色変換パネル、第2色変換パネル、及び投影レンズを通過した後に画像を投影する。
【発明の効果】
【0007】
上記に基づき、本発明のディスプレイ装置及びプロジェクタにおいて、深度融合ディスプレイを達成するため単一の画素発光パネルが複数の色変換パネルと共に用いられ、これはコスト及び体積を低減して歩留まりを向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の1つの実施形態によるディスプレイ装置の概略分解図である。
図1のディスプレイ装置のA-A線に沿った概略断面図である。
図1のディスプレイ装置のC-C線に沿った概略断面図である。
図1のディスプレイ装置の2つの色変換パネル間の位置合わせ関係の概略図である。
本発明のもう1つの実施形態によるディスプレイ装置の概略分解図である。
組立済み状態における図5Aのディスプレイ装置のD-D線に沿った概略断面図である。
本発明の更なる実施形態によるディスプレイ装置の概略分解図である。
本発明のまたもう1つの実施形態によるディスプレイ装置の集光装置の概略図である。
本発明の更にもう1つの実施形態によるディスプレイ装置の3つの色変換パネルの位置合わせ関係の概略図である。
本発明の1つの実施形態によるプロジェクタの概略分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の1つの実施形態によるディスプレイ装置の概略分解図である。図1を参照し、本実施形態のディスプレイ装置100は、画素発光パネル110と、複数の色変換パネル130及び140とを含む。画素発光パネル110は、アレイに分配されたN1個の発光画素ユニット112を含み、発光画素ユニット112はドライバ120(図1にのみ図示)を通じで光を放射するよう駆動される。複数の色変換パネル130及び140は、第1色変換パネル130と、第2色変換パネル140とを少なくとも含む。第1色変換パネル130は、N2個の第1カラー画素132と、N3個の第1透明画素134とを含む。第1カラー画素132と第1透明画素134は、発光画素ユニット112に相対して設けられる。第2色変換パネル140は、N4個の第2カラー画素142と、N5個の第2透明画素144とを含む。第2カラー画素142と第2透明画素144は、発光画素ユニット112に相対して設けられる。発光画素ユニット112の少なくとも一部により生成された光は、第1カラー画素132と第2透明画素144を順に通過して色変換を達成し、例えば後画像を形成する。発光画素ユニット112の少なくとも一部により生成された光は、第1透明画素134と第2カラー画素142を順に通過して色変換を達成し、例えば前画像を形成する。
【0010】
本実施形態のディスプレイ装置100において、第1色変換パネル130と第2色変換パネル140は、画素発光パネル110上に順に重畳される。画素発光パネル110の発光画素ユニット112の一部は単色前画像を表示するために用いられ、発光画素ユニット112の他の部分は単色後画像を表示するために用いられる。単色前画像は、第1色変換パネル130を通過した後にカラー前画像に変換される。単色後画像は、第2色変換パネル140を通過した後にカラー後画像に変換される。ユーザからは、第1カラー画素132から成る後画像は第1色変換パネル130の位置で見られ、第2カラー画素142から成る前画像は第2色変換パネル140の位置で見られる。前画像と後画像との間には明暗及び/又は色彩における僅かな差異があることから、ユーザは画像の被写界深度を感じることができ、これにより三次元画像を見る効果を生む。
(【0011】以降は省略されています)

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