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公開番号2024053132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159178
出願日2022-10-03
発明の名称パネル保持構造
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240408BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 複数の板状構造を接着部で貼り合わせる場合に、外側の接着部に局所的に大きな負荷がかかることを抑制できるパネル保持構造を提供する。
【解決手段】 第1の板状構造と、第1の板状構造と対向するように配置され、第1の板状構造の熱膨張率とは異なる熱膨張率を有する第2の板状構造と、第1の板状構造と第2の板状構造との間で、第1の板状構造と第2の板状構造とのそれぞれに接着する複数の接着部と、を備え、複数の接着部のうちの平面視において外側の接着部の厚みが複数の接着部のうちの平面視において内側の接着部の厚みより大きい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の板状構造と、
前記第1の板状構造と対向するように配置され、前記第1の板状構造の熱膨張率とは異なる熱膨張率を有する第2の板状構造と、
前記第1の板状構造と前記第2の板状構造との間で、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造とのそれぞれに接着する複数の接着部と、を備え、
前記複数の接着部のうちの平面視において外側の接着部の厚みが前記複数の接着部のうちの前記平面視において内側の接着部の厚みより大きい、パネル保持構造。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記内側の接着部の位置における前記第1の板状構造と前記第2の板状構造との間の距離が、前記外側の接着部の位置における前記第1の板状構造と前記第2の板状構造との間の距離よりも小さい、請求項1に記載のパネル保持構造。
【請求項3】
前記複数の接着部は、複数の枠形状の接着部であり、
前記平面視において、前記複数の枠形状の接着部のうちの外側の枠形状の接着部は、前記複数の枠形状の接着部のうちの内側の枠形状の接着部を囲むように配置されている、請求項1に記載のパネル保持構造。
【請求項4】
前記平面視において、前記第1の板状構造および前記第2の板状構造のそれぞれは矩形をなし、
前記複数の接着部のうちの前記矩形の角部に最も近い位置に設けられた角用接着部の厚みが、前記複数の接着部のうちの前記角用接着部以外の接着部の厚みよりも大きい、請求項1に記載のパネル保持構造。
【請求項5】
前記複数の接着部のうちの最も内側の接着部は、前記第1の板状構造および前記第2の板状構造の少なくともいずれか一方の被加工領域から所定の距離だけおいて前記第1の板状構造および前記第2の板状構造のそれぞれに接着している、請求項1に記載のパネル保持構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、パネル保持構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1に開示されているように、近年、たとえば、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ装置の開発が行われている。特許文献1には、板状構造をなすOLEDパネルが板状構造をなすバックカバーに固定される際に、接着部の一例の両面テープを用いて固定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-9369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に開示されたOLEDディスプレイ装置のように、OLEDパネルとバックカバーとの間の熱膨張率の差がある場合がある。この場合、OLEDパネルを高温下で放置されると、OLEDパネルとバックカバーとの間で、面方向に沿って互いに位置ずれすることにより、複数の接着部に応力が生じる。また、偏向板の収縮によっても、複数の接着部に応力が生じる。このとき、内側に位置する接着部にかかる負荷よりも、外側に位置する接着部にかかる負荷が大きい。そのため、外側に位置する接着部がOLEDパネルまたはバックカバーから剥がれるおそれがある。
【0005】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものであり、複数の板状構造を接着部で貼り合わせる場合に、外側の接着部に局所的に大きな負荷がかかることを抑制できるパネル保持構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態のパネル保持構造は、第1の板状構造と、前記第1の板状構造と対向するように配置され、前記第1の板状構造の熱膨張率とは異なる熱膨張率を有する第2の板状構造と、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造との間で、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造とのそれぞれに接着する複数の接着部と、を備え、前記複数の接着部のうちの平面視において外側の接着部の厚みが前記複数の接着部のうちの前記平面視において内側の接着部の厚みより大きい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態におけるパネル保持構造の平面模式図である。
図1の線II-IIにおける縦断面図である。
厚さが小さい接着部の部分拡大断面図であって、接着部に力が生じていない状態を示す図である。
相対的に厚さが小さい接着部の部分拡大断面図であって、その接着部に面内方向の力が生じている状態を示す図である。
相対的に厚さが小さい接着部の部分拡大断面図であって、その接着部に引張方向の力が生じている状態を示す図である。
相対的に厚さが大きい接着部の部分拡大断面図である。
相対的に厚さが大きい接着部の部分拡大断面図であって、その接着部に面内方向の力が生じている状態を示す図である。
相対的に厚さが大きい接着部の部分拡大断面図であって、その接着部に引張方向の力が生じている状態を示す図である。
第2の実施形態におけるパネル保持構造の平面模式図である。
図5の線VI-VIにおける断面図である。
図5の線VII-VIIにおける断面図である。
図5の線VIII-VIIIにおける断面図である。
第3の実施形態におけるパネル保持構造の部分模式的斜視図である。
第4の実施形態におけるパネル保持構造の平面模式断面図である。
絞りを形成することによって、絞りの周りに歪み領域が形成されることを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1および図2を用いて、本実施形態のパネル保持構造について説明する。
【0010】
パネル保持構造10は、第1の板状構造1と、第2の板状構造2と、複数の接着部3とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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