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公開番号2024058017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165103
出願日2022-10-14
発明の名称電源、光源及び照明装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 47/185 20200101AFI20240418BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】照明装置を複雑にすることなく、光源の調光を行うことができる電源、光源及び照明装置を提供する。
【解決手段】電源は、光源に電力を供給し、第1の電源インピーダンスを有する第1の状態又は前記第1の電源インピーダンスより高い第2の電源インピーダンスを有する第2の状態になる供給回路と、前記供給回路を前記第2の状態にしている間に前記供給回路の出力電圧を検知し、前記出力電圧が設定電圧より高いと判定した場合に前記光源に調光値を示す信号を送信し前記供給回路を前記第1の状態にする電源制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源に電力を供給し、第1の電源インピーダンスを有する第1の状態又は前記第1の電源インピーダンスより高い第2の電源インピーダンスを有する第2の状態になる供給回路と、
前記供給回路を前記第2の状態にしている間に前記供給回路の出力電圧を検知し、前記出力電圧が設定電圧より高いと判定した場合に前記光源に調光値を示す信号を送信し前記供給回路を前記第1の状態にする電源制御部と、
を備える電源。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記電源制御部は、前記出力電圧が前記設定電圧より低いと判定した場合に前記光源に前記信号を送信せず前記供給回路を前記第1の状態にする
請求項1に記載の電源。
【請求項3】
前記調光値を設定する操作を受け付ける設定部
を備える請求項1又は2に記載の電源。
【請求項4】
前記電源制御部は、前記電源の起動時に前記供給回路を前記第2の状態にする
請求項1又は2に記載の電源。
【請求項5】
前記供給回路は、
第1の出力端子と、
第2の出力端子と、
前記第1の出力端子から前記第2の出力端子に至る第1の導通経路と、
前記第1の導通経路に挿入される定電圧電源部と、
前記第1の導通経路に挿入される電流制限抵抗と、
前記電流制限抵抗を短絡する第2の導通経路と、
前記第2の導通経路に挿入されるスイッチと、
を備え、
前記電源制御部は、前記スイッチを閉じることにより前記供給回路を前記第1の状態にし、前記スイッチを開くことにより前記供給回路を前記第2の状態にする
請求項1又は2に記載の電源。
【請求項6】
第1の負荷インピーダンスを有し光を発する発光状態又は前記第1の負荷インピーダンスより高い第2の負荷インピーダンスを有し前記光を発しない非発光状態になる発光回路と、
前記発光回路を前記非発光状態にしている間に電源から調光値を示す信号を受信したと判定した場合に前記発光回路を前記発光状態にし前記調光値に応じた明るさで前記発光回路に前記光を発せさせる光源制御部と、
を備える光源。
【請求項7】
前記光源制御部は、前記発光回路を前記非発光状態にしている間に前記電源から前記信号を受信しなかったと判定した場合に前記発光回路を前記発光状態にして設定された調光値に応じた明るさで前記発光回路に前記光を発せさせる
請求項6に記載の光源。
【請求項8】
前記光源制御部は、前記光源の起動時に前記発光回路を前記非発光状態にする
請求項6又は7に記載の光源。
【請求項9】
前記発光回路は、
第1の入力端子と、
第2の入力端子と、
前記第1の入力端子から前記第2の入力端子に至る導通経路と、
前記導通経路に挿入される発光素子と、
前記導通経路に挿入される駆動部と、
前記導通経路に挿入されるスイッチと、
を備え、
前記光源制御部は、前記スイッチを閉じることにより前記発光回路を前記発光状態にし、前記スイッチを開くことにより前記発光回路を前記非発光状態にし、前記駆動部に前記調光値に応じた電流を前記発光素子へ供給させることにより前記調光値に応じた明るさで前記発光回路に前記光を発せさせる
請求項6又は7に記載の光源。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の電源と、
請求項6又は7に記載の光源と、
を備える照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源、光源及び照明装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、調光照明装置を開示する。当該調光照明装置においては、調光器が、直流の調光信号を出力する。また、PWM信号変換器が、出力された直流の調光信号をPWM信号に変換する。複数の調光型放電灯点灯装置が、PWM信号に応じて放電灯負荷の出力を可変する。当該調光照明装置は、交流電源から調光型放電灯点灯装置に至る配線に加えて、調光器からPWM信号変換器を介して調光型放電灯点灯装置に至る配線を備える(段落0005、段落0007及び図7)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-265702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された調光照明装置においては、交流電源から調光型放電灯点灯装置に至る配線に加えて、調光器からPWM信号変換器を介して調光型放電灯点灯装置に至る配線を設けなければならない。このため、調光照明装置が複雑になる。
【0005】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、照明装置を複雑にすることなく、光源の調光を行うことができる電源、光源及び照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の電源は、光源に電力を供給し、第1の電源インピーダンスを有する第1の状態又は前記第1の電源インピーダンスより高い第2の電源インピーダンスを有する第2の状態になる供給回路と、前記供給回路を前記第2の状態にしている間に前記供給回路の出力電圧を検知し、前記出力電圧が設定電圧より高いと判定した場合に前記光源に調光値を示す信号を送信し前記供給回路を前記第1の状態にする電源制御部と、を備える。
【0007】
本開示の他の一態様の光源は、第1の負荷インピーダンスを有し光を発する発光状態又は前記第1の負荷インピーダンスより高い第2の負荷インピーダンスを有し前記光を発しない非発光状態になる発光回路と、前記発光回路を前記非発光状態にしている間に前記電源から調光値を示す信号を受信したと判定した場合に前記発光回路を前記発光状態にし前記調光値に応じた明るさで前記発光回路に前記光を発せさせる光源制御部と、を備える。
【0008】
本開示の他の一態様の照明装置は、本開示の一態様の電源と、本開示の他の一態様の光源と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の照明装置の、電源への交流電力の供給が開始された時の状態を示す回路図である。
第1実施形態の照明装置の、電源から光源に調光信号が送られている時の状態を示す回路図である。
第1実施形態の照明装置の、光源が光を発している時の状態を示す回路図である。
第1実施形態の照明装置の動作の流れを示すフローチャートである。
第1参考例の照明装置のブロック図である。
第2参考例の照明装置のブロック図である。
第3参考例の照明装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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