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公開番号2024033611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137282
出願日2022-08-30
発明の名称電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240306BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電子機器において、複数の電子部品の放熱を良好かつ適切に行う。
【解決手段】電子機器100は、第1の電子部品331および第2の電子部品332と、第1および第2の電子部品に対して間隔をあけて配置された放熱部材310と、第2の電子部品に熱的に接続された第1の接続部400および放熱部材に熱的に接続された第2の接続部410を有する第1の熱伝導部材と、第1の電子部品と放熱部材との間に配置され、第1の熱伝導部材よりも熱伝導率が低い中間部材341とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1の電子部品および第2の電子部品と、
前記第1および第2の電子部品に対して間隔をあけて配置された放熱部材と、
前記第2の電子部品に熱的に接続された第1の接続部および前記放熱部材に熱的に接続された第2の接続部を有する第1の熱伝導部材と、
前記第1の電子部品と前記放熱部材との間に配置され、前記第1の熱伝導部材よりも熱伝導率が低い中間部材とを有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記中間部材は弾性を有し、
前記第1の接続部が前記中間部材の弾性力により前記放熱部材に押圧されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記放熱部材は、前記電子機器の外装部材に熱的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1の電子部品の発熱量が、前記第2の電子部品の発熱量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第1の電子部品の許容上限温度が、前記第2の電子部品の許容上限温度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記中間部材からの放熱量が、前記第1の熱伝導部材からの放熱量より少ないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記第1の接続部と前記放熱部材との間の間隔が、前記第2の接続部と前記放熱部品との間の間隔より大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記外装部材は、ユーザが前記電子機器を保持するための被保持部を有し、
前記外装部材を前記間隔の方向における外側から見たときに、前記外装部材の内側における前記第1および第2の電子部品が前記被保持部と重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項9】
前記第1および第2の電子部品が基板に実装されており、
前記基板における前記第2の電子部品が実装された領域の配線の残銅率が前記第1の電子部品が実装された領域の配線の残銅率より小さいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記第1の電子部品と前記中間部材との間に、前記中間部材よりも熱伝導率が高い第2の熱伝導部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置等の電子機器における放熱構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置には、撮像レンズを介して取り込んだ被写体像をデジタル画像に変換するための撮像素子が設けられている。撮像素子から出力される信号は撮像装置のメイン基板に実装された映像エンジンにより処理される。このような映像エンジンでは、動作に伴う発熱によって温度が自身の許容上限温度まで上昇するおそれがある。このため、映像エンジンで発生する熱を良好かつ適切に放熱する必要がある。
【0003】
特許文献1には、電子部品で生じた熱を絶縁シートを介して放熱する放熱部材を含む放熱構造が開示されている。特許文献2には、発熱部品に接触するシート状の熱伝導部材と、熱伝導部材と筐体の内面との間に配置された弾性部材とを含む放熱構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6981610号公報
特開2005-129734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された放熱構造では、複数の発熱する電子部品を同じように放熱するため、いずれかの電子部品の許容上限温度によって他の電子部品の動作が制限され易い。また特許文献2に開示された放熱構造では、発熱部品の許容上限温度を考慮していないため、他の発熱部品の発熱により動作が制限されるおそれがある。
【0006】
本発明は、複数の電子部品の放熱を良好かつ適切に行うことが可能な撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての電子機器は、第1の電子部品および第2の電子部品と、第1および第2の電子部品に対して間隔をあけて配置された放熱部材と、第2の電子部品に熱的に接続された第1の接続部および放熱部材に熱的に接続された第2の接続部を有する第1の熱伝導部材と、第1の電子部品と放熱部材との間に配置され、第1の熱伝導部材よりも熱伝導率が低い中間部材とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子機器において、第1および第2の電子部品の放熱を良好かつ適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の撮像装置の外観斜視図。
実施例の撮像装置の電気的構成を示すブロック図。
実施例の撮像装置の分解斜視図。
実施例の撮像装置における放熱構造を示す図。
実施例の撮像装置における放熱経路を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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