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公開番号2024046012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151144
出願日2022-09-22
発明の名称集合体シート
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 1/02 20060101AFI20240327BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】1つの集合体シートにおける配線回路基板の数を増やしながら、支持部の強度の低下を抑制できる集合体シートを提供する。
【解決手段】集合体シート1は、複数の配線回路基板3と支持部2と連結部5と開口部4とを備える。配線回路基板3は、第1配線回路基板31および第2配線回路基板32を備える。支持部2は、第1支持部211を備える。連結部5は、第1配線回路基板31に連結する第1連結部51と、第2配線回路基板32に連結する第2連結部52とを備える。支持部2も連結部5も、第1配線回路基板31および第2配線回路基板32の間にない。第1配線回路基板31は、第1本体部311と第1突出部312とを含む。第2配線回路基板32は、第2本体部321を含む。第2本体部321に対する第1突出部312の突出量が小さくなるように、第1本体部311の中心を通過する第1線L1と、第2本体部321の中心を通過する第2線L2とが、ずれる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の配線回路基板と、
前記複数の配線回路基板を支持する支持部と、
前記複数の配線回路基板と、前記支持部とを連結する連結部と、
前記複数の配線回路基板と、前記支持部との間に配置される開口部と、を備える集合体シートであり、
前記複数の配線回路基板は、
金属支持層と、ベース絶縁層と、導体層とを厚み方向に向かって順に備える第1配線回路基板と、
金属支持層と、ベース絶縁層と、導体層とを厚み方向に向かって順に備える第2配線回路基板であって、前記第1配線回路基板と間隔を隔てて並ぶ第2配線回路基板と、を備え、
前記支持部は、前記第1配線回路基板および第2配線回路基板を、前記第1配線回路基板および第2配線回路基板が並ぶ方向および前記厚み方向に直交する第1方向の一方側から支持する第1支持部、を備え、
前記連結部は、
前記第1配線回路基板と前記支持部とを連結する第1連結部であって、前記開口部を横断する第1連結部と、
前記第2配線回路基板と前記支持部とを連結する第2連結部であって、前記開口部を横断する第2連結部と、を備え、
前記支持部は、前記第1配線回路基板および前記第2配線回路基板の間に配置されず、
前記連結部は、前記第1配線回路基板および前記第2配線回路基板の間に配置されず、
前記第1配線回路基板は、
前記第1連結部に連結される第1本体部と、
前記第1本体部の端縁から前記支持部に向かって突出する第1突出部と、を含み、
前記第2配線回路基板は、前記第2連結部に連結される第2本体部であって、前記第1本体部と同一形状を有する第2本体部を含み、
前記第1方向における前記第2本体部の一端縁に対する前記第1突出部の突出量が小さくなるように、前記第1本体部の中心を前記並ぶ方向に沿って通過する第1線と、前記第2本体部の中心を前記並ぶ方向に沿って通過する第2線とが、ずれている、集合体シート。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記並ぶ方向に投影したときに、前記第2本体部の一端縁と、前記第1方向における前記第1突出部の一端縁とが、合致する、請求項1に記載の集合体シート。
【請求項3】
前記支持部は、前記第1配線回路基板および前記第2配線回路基板を、前記第1方向の他方側から支持する第2支持部、をさらに備え、
前記第2配線回路基板は、前記第2本体部の端縁から前記前記第2支持部に向かって突出する第2突出部をさらに含み、
前記第1方向における前記第1本体部の他端縁に対する前記第2突出部の突出量が小さくなるように、前記第1線と、前記第2線とが、ずれている、請求項1に記載の集合体シート。
【請求項4】
前記並ぶ方向に投影したときに、前記第1本体部の他端縁と、前記第1方向における前記第2突出部の他端縁とが、合致する、請求項3に記載の集合体シート。
【請求項5】
前記第1本体部は、第1主部と、前記第1主部から、前記第2配線回路基板に向かって突出する第1本体突部を含み、
前記第2本体部は、第2主部と、前記第2主部から、前記第1配線回路基板に向かって突出する第2本体突部を含み、
前記第1本体突部と前記第2本体突部とは、前記第1方向において隣り合う、請求項1に記載の集合体シート。
【請求項6】
前記支持部は、前記金属支持層を含む、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の集合体シート。
【請求項7】
前記支持部は、導体層をさらに含む、請求項5に記載の集合体シート。
【請求項8】
前記導体層は、第1層と、第2層とを、厚み方向の一方側に向かって順に備える、請求項7に記載の集合体シート。
【請求項9】
前記支持部は、絶縁層をさらに含む、請求項6に記載の集合体シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集合体シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の配線回路基板と、支持枠と、ジョイント部と、スリットとを備える集合体シートが知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に記載の集合体シートでは、支持枠は、複数の配線回路基板を支持する。ジョイント部は、複数の配線回路基板と、支持枠とを連結する。スリットは、配線回路基板と、支持枠との間に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-210833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
1つの集合体シートにおける配線回路基板の数を増やしたい要求がある。そこで、互いに隣り合う配線回路基板の間に、支持枠もジョイント部も配置しない構成が試案される。
【0006】
上記した構成であれば、支持枠にかかる負荷が高くなるため、支持枠の強度を高める必要がある。
【0007】
一方、配線回路基板の用途および目的によって、配線回路基板は、支持枠に向かって突出する突出部を含む場合がある。その場合には、支持枠が、突出部を回避することから、支持枠の強度が低下するという不具合がある。
【0008】
本発明は、1つの集合体シートにおける配線回路基板の数を増やしながら、支持部の強度の低下を抑制できる集合体シートを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明[1]は、複数の配線回路基板と、前記複数の配線回路基板を支持する支持部と、前記複数の配線回路基板と、前記支持部とを連結する連結部と、前記複数の配線回路基板と、前記支持部との間に配置される開口部と、を備える集合体シートであり、前記複数の配線回路基板は、金属支持層と、絶縁層と、導体層とを厚み方向に向かって順に備える第1配線回路基板と、金属支持層と、絶縁層と、導体層とを厚み方向に向かって順に備える第2配線回路基板であって、前記第1配線回路基板と間隔を隔てて並ぶ第2配線回路基板と、を備え、前記支持部は、前記第1配線回路基板および第2配線回路基板を、前記第1配線回路基板および第2配線回路基板が並ぶ方向および前記厚み方向に直交する第1方向の一方側から支持する第1支持部、を備え、前記連結部は、前記第1配線回路基板と前記支持部とを連結する第1連結部であって、前記開口部を横断する第1連結部と、前記第2配線回路基板と前記支持部とを連結する第2連結部であって、前記開口部を横断する第2連結部と、を備え、前記支持部は、前記第1配線回路基板および前記第2配線回路基板の間に配置されず、前記連結部は、前記第1配線回路基板および前記第2配線回路基板の間に配置されず、前記第1配線回路基板は、前記第1連結部に連結される第1本体部と、前記第1本体部の端縁から前記支持部に向かって突出する第1突出部と、を含み、前記第2配線回路基板は、前記第2連結部に連結される第2本体部であって、前記第1本体部と同一形状を有する第2本体部を含み、前記第1方向における前記第2本体部の一端縁に対する前記第1突出部の突出量が小さくなるように、前記第1本体部の中心を前記並ぶ方向に沿って通過する第1線と、前記第2本体部の中心を前記並ぶ方向に沿って通過する第2線とが、ずれている、集合体シートを含む。
【0010】
この集合体シートでは、支持部が、第1配線回路基板および第2配線回路基板の間に配置されず、連結部が、第1配線回路基板および第2配線回路基板の間に配置されない。そのため、1つの集合体シートにおける配線回路基板の数を増やすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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