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公開番号2024058330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165618
出願日2022-10-14
発明の名称画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240418BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】濃度ムラの周期によらず濃度ムラを補正することができる画像形成装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】媒体上に画像を形成する際に媒体の搬送と共に回転する回転体ユニットと、画像を印刷画像として媒体上に形成する画像形成部と、読取部と、制御部とを備える画像形成装置。制御部は、媒体上に形成された同一の画像に基づく印刷画像を複数読み取り、読み取り結果から周期性を有する濃度ムラの有無を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
媒体上に画像を形成する際に媒体の搬送と共に回転する回転体ユニットと、画像を印刷画像として媒体上に形成する画像形成部と、読取部と、制御部とを備え、
前記制御部は、
前記媒体上に形成された同一の画像に基づく印刷画像を複数読み取り、読み取り結果から周期性を有する濃度ムラの有無を判定する
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記画像形成部は、前記画像を第1の印刷画像として第1の媒体上に形成し、前記画像を第2の印刷画像として第2の媒体上に形成し、
前記制御部は、前記第1の印刷画像を読み取った結果と、前記第2の画像を読み取った結果とに基づいて、周期性を有する濃度ムラの有無を判定する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の印刷画像を読み取った結果と、前記第2の画像を読み取った結果との差分に基づいて、周期性を有する濃度ムラの有無を判定する
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1及び第2の印刷画像を読み取った結果の少なくとも一方に基づいて特徴量を算出する
請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第1及び第2の印刷画像を読み取った結果の少なくとも一方に基づいて、前記媒体の搬送方向の位置を第1の座標値とし、濃度に係る濃度値を第2の座標値とする二次元データを生成し、
前記二次元データに基づいて前記特徴量を算出する
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記二次元データにおいて、前記濃度値の互いに隣り合う極大値の前記第1の座標値、または、前記濃度値の互いに隣り合う極小値の前記第1の座標値に基づいて、前記特徴量を算出する
請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記二次元データに対してフーリエ変換を適用することにより、前記特徴量を算出する
請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記回転体ユニットの周長及び前記媒体の搬送方向の長さに基づいて、前記第1及び第2の媒体をなす媒体の枚数を決定し、
前記読取部を用いて、前記枚数からなる前記第1の媒体上に形成された前記第1の印刷画像を読み取り、前記枚数からなる前記第2の媒体上に形成された前記第2の印刷画像を読み取る
請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成部は、前記回転体ユニットを複数備え、
前記制御部は、前記複数の回転体ユニットそれぞれの周長のうち最も長い最長周長に基づいて、前記第1及び第2の媒体をなす媒体の枚数を決定する
請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部が、前記第1及び第2の媒体をなす媒体の枚数を2枚以上と決定したとき、前記画像形成部は、一の媒体に画像を形成した後、前記最長周長に基づいて定められた距離の媒体間隔を空けて、次の媒体への画像の形成を開始する
請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、複合機やMFP(Multi Function Printer)とも呼ばれ、画像データによって表される画像を、コピー用紙等の媒体上に形成する。画像を媒体上に形成する際には、濃度ムラを生じないことが求められる。
【0003】
特許文献1には、像担持体に形成された補正用パッチ画像の濃度の検出結果に基づいて周期濃度ムラを補正すること、及び、基準画像領域の副走査方向の長さに基づいて補正用パッチ画像の長さを設定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-009895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1によれば、補正可能な濃度ムラの周期に制限があり、長い周期を有する濃度ムラを補正することができない。
【0006】
上述した課題に鑑みて、本開示は、濃度ムラの周期によらず濃度ムラを補正することができる画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本開示に係る画像形成装置は、媒体上に画像を形成する際に媒体の搬送と共に回転する回転体ユニットと、画像を印刷画像として媒体上に形成する画像形成部と、読取部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記媒体上に形成された同一の画像に基づく印刷画像を複数読み取り、読み取り結果から周期性を有する濃度ムラの有無を判定することを特徴とする。
【0008】
また、本開示に係る画像形成装置の制御方法は、媒体上に画像を形成する際に媒体の搬送と共に回転する回転体ユニットを備える画像形成装置の制御方法において、画像を印刷画像として媒体上に形成し、前記媒体上に形成された同一の画像に基づく印刷画像を複数読み取り、前記複数の読み取りの結果に基づいて、周期性を有する濃度ムラの有無を判定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、濃度ムラの周期によらず濃度ムラを補正することができる画像形成装置及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る画像形成装置の機能構成を説明するための図である。
第1実施形態に係る画像形成装置が補正データを生成する動作を説明するための図である。
周期ムラ及び非周期ムラについて説明するための図である。
スキャンデータの一部を表す曲線をグラフ化した図である。
二次元データと特徴量の関係について説明するための図である。
スキャンデータの一部を表す曲線と、同曲線から求めた特徴量を平均範囲とする移動平均を表す曲線とをグラフ化した図である。
スキャンデータの一部を表す曲線から、同曲線から求めた特徴量を平均範囲とする移動平均を表す曲線を減算して得られる、周期ムラデータを示す曲線をグラフ化した図である。
第1実施形態に係る画像形成装置が補正データに基づいて非周期ムラ及び周期ムラを補正して画像を形成する動作を説明するための図である。
第2実施形態に係る画像形成装置の機能構成を説明するための図である。
第2実施形態に係る画像形成装置が補正データを生成する動作を説明するための図である。
第2実施形態に係る画像形成装置がテスト印刷物の媒体枚数を決定する動作を説明するための図である。
紙間調整を行わない場合における、回転体ユニットに起因する周期ムラによる濃度変化と、媒体上に現れる濃度変化との関係を説明するための図である。
紙間調整を行う場合における、回転体ユニットに起因する周期ムラによる濃度変化と、媒体上に現れる濃度変化との関係を説明するための図である。
第2実施形態に係る画像形成装置がテスト印刷物P1、P2を印刷するときの動作を説明するための図である。
第3実施形態に係る画像形成装置の機能構成を説明するための図である。
第3実施形態に係る画像形成装置が補正データを生成する動作を説明するための図である。
第3実施形態に係る画像形成装置が前判定処理を実行する動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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