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公開番号2024039447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144025
出願日2022-09-09
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/14 20060101AFI20240314BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 回転体で生じる周期画像濃度ムラが記録材の種類によって異なる場合でも、周期画像濃度ムラを適切に補正する。
【解決手段】 像担持体と、帯電手段と、露光手段と、現像手段と、第一の転写手段と、第二の転写手段と、定着手段と、からなる複数の画像形成手段に於いて、画像形成手段のうち少なくとも1つの画像形成手段の位相を検知するための位相検知手段と、位相検知手段に基づき、画像形成手段が特定位相になったことを知らせるタイミング生成装置と、形成された画像の転写材上濃度を読み込むための濃度読込手段と、を備える画像形成装置に於いて、画像形成手段が特定位相となるタイミングで、露光手段により画像形成手段の位相マーキングを像担持体上に出力し、転写材上で副走査濃度ムラと、前記位相マーキングと、を検知することで濃度補正を実施する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
トナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体を帯電するための帯電手段と、
帯電された前記像担持体に潜像を形成するための露光手段と、
前記潜像にトナーを顕像化するための現像手段と、
前記顕像化されたトナー像を転写するための第一の転写手段と、
前記転写手段に転写された前記トナー像を転写材に転写するための第二の転写手段と、
前記転写材に転写されたトナー像を定着するための定着手段と、
形成された画像の前記転写材上濃度を読み込むための濃度読込手段と、からなる複数の画像形成手段に於いて、
前記複数の画像形成手段のうち、少なくとも1つ以上の画像形成手段の位相を検知するための位相検知手段と、前記位相検知手段に基づき、当該画像形成手段が特定位相になったことを知らせるタイミング生成装置と、周期的な副走査濃度ムラを補正するための濃度補正手段と、を備え、
当該画像形成手段が特定位相となるタイミングで、前記露光手段により当該画像形成手段の位相マーキングを前記像担持体上に形成し、前記転写材上で副走査濃度ムラと、前記位相マーキングと、を検知し、検知結果に基づき、前記濃度補正手段により濃度補正を実施することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記露光手段を用いて位相マーキングを形成される、前記少なくとも1つ以上の画像形成手段が、前記像担持体と、前記帯電手段と、前記現像手段と、であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は記録材上にトナー像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式の画像形成装置は印刷業界にも普及し始めており、高速出力かつ高画質化への要求が急速に高まっている。高画質化に関する要求項目の中ではページ内画像濃度均一性への要望が強く、ページ内の画像濃度ムラを極力抑制することが重要である。
【0003】
濃度ムラの要因は様々であるが、帯電ローラや感光体ドラム、現像スリーブの偏心などの加工精度不足によって生じるものと考えられる。
【0004】
上記のような画像プロセス方向の画像濃度ムラを補正する技術(以下、副走査濃度ムラ補正と称する)として、例えば、特許文献1は中間転写体上で検知した副走査濃度ムラに対して濃度補正信号を構築することにより、副走査濃度ムラを補正する。具体的には、画像形成に関わる回転体の回転位置を検知する回転位置検出センサと、画像の濃度を検知する濃度検知センサとを用いる方法である。この方法では、濃度検知センサを用いて検知した中間転写体上の濃度ムラを画像形成に関わる回転体の周期で切り分け、検知された濃度ムラを抑制すべく、感光体ドラム上に潜像を形成するための光源光量を補正することで、副走査濃度ムラを補正する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-195586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
記録材はその種類によって剛性や電気抵抗、表面状態等が異なるため、次転写工程における転写性や、定着工程におけるトナーの溶け広がり方は記録材によって異なることが知られている。すなわち、副走査濃度ムラを補正する場合、最適な補正量が記録材によって異なる。そのため、先行文献のように、中間転写体上で周期画像濃度を読み取り補正量を決定する方法では、副走査濃度ムラに対する二次転写工程および定着工程の影響を考慮できず、副走査濃度ムラを補正しきれない。
【0007】
本発明の目的は、記録材上に形成された周期画像濃度を読み取ることによって補正量を決定し、発生する副走査濃度ムラに対して記録材ごとに高精度な補正を実行できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、像担持体と、像担持体を帯電するための帯電手段と、帯電された像担持体に潜像を形成するための露光手段と、潜像にトナーを顕像化するための現像手段と、顕像化されたトナー像を転写するための第一の転写手段と、転写手段に転写されたトナー像を転写材に転写するための第二の転写手段と、転写材に転写されたトナー像を定着するための定着手段と、を有する画像形成装置であって、駆動時に一定の周期で特定位相を取る少なくとも1つの回転部材と、回転部材の位相を検知するための少なくとも1つの回転部材位相検知手段と、回転部材位相検知手段に基づき、回転部材が特定位相になったことを知らせる少なくとも1つの回転部材タイミング生成装置と、形成された画像の紙上濃度を読み込むための濃度読込手段と、を備える画像形成装置に於いて、転写材上で副走査濃度ムラと、少なくとも1つの回転部材の位相と、を検知し濃度補正を実施することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置に於いて、前記少なくとも1つの回転部材が、前記像担持体と、前記帯電手段と、前記現像手段と、であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に於ける画像形成装置は、記録材上に形成された周期画像濃度を読み取ることで補正量を決定する。これにより、発生する副走査濃度ムラに対し、記録材ごとに高精度な補正を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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