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公開番号2024041390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146178
出願日2022-09-14
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240319BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ベルトユニットを容易に装置本体から着脱することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】検知ユニットたるセンサユニットの検知支持部材たるセンサ支持部材の少なくともベルト幅方向(X方向)の一端側の取り付け部105bには、対向ローラのローラ支持部材から貫通したベルト幅方向一端側の軸106aに係合する係合溝115を備えている。また、一端側の取り付け部105bは、装置本体に対し動き可能に装置本体に取り付けられている。そして、一端側の取り付け部105bの係合溝115は、ベルトユニットたる二次転写装置を装置本体から取り出す方向(+Z方向)の下流側が開口している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の張架ローラに張架されたベルト部材および複数の張架ローラを回転自在に支持するローラ支持部材を有するベルトユニットと、
複数の張架ローラのうちの一つである対向ローラに前記ベルト部材を介して対向配置され、前記ベルト部材のベルト表面の状態または前記ベルト表面の検知対象物の状態を検知する検知手段および前記検知手段を支持する検知支持部材を有する検知ユニットとを備えた画像形成装置において、
前記ベルトユニットは、装置本体に対して前記ベルト部材のベルト幅方向に対して直交する方向に着脱可能に構成され、
前記検知ユニットの前記検知支持部材の前記ベルト幅方向の両端が、前記装置本体に取り付けられており、
前記検知支持部材の少なくとも前記ベルト幅方向の一端側は、前記対向ローラの前記ローラ支持部材から貫通したベルト幅方向一端側の軸に係合する係合溝を備え、かつ、前記装置本体に対し動き可能に前記装置本体に取り付けられ、
前記係合溝は、前記ベルトユニットを前記装置本体から取り出す方向の下流側が開口していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記検知支持部材の少なくとも前記ベルト幅方向の一端側は、前記検知手段の前記対向ローラへの対向方向に移動可能、かつ、ベルト幅方向回りに回動可能に前記装置本体に取り付けられており、
前記検知支持部材は、前記ベルト幅方向に延びて、前記検知手段が取り付けられた検知取り付け部を有し、
前記検知取り付け部は、ベルト幅方向回りにねじり弾性変形可能であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記係合溝を、前記取り出す方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記対向ローラの前記ベルト幅方向の他端側の軸は、前記装置本体に前記検知手段の前記対向ローラとの対向方向および前記取り出す方向に位置決めされており、
前記検知支持部材の前記ベルト幅方向の他端は、前記装置本体に固定されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記検知支持部材は、前記対向ローラの軸を前記係合溝に案内する案内部を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記ベルト部材は、トナー像を担持する像担持ベルトであり、
前記検知手段は、前記像担持ベルト上のトナー像を検知することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像形成装置において、
前記像担持ベルトは、トナー像が中間転写される中間転写ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項6に記載の画像形成装置において、
前記像担持ベルトは、二次転写ベルトであることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の張架ローラに張架されたベルト部材および複数の張架ローラを回転自在に支持するローラ支持部材を有するベルトユニットと、次の構成を備えた検知ユニットとを備えた画像形成装置が知られている。すなわち、複数の張架ローラのうちの一つである対向ローラにベルト部材を介して対向配置され、ベルト部材のベルト表面の状態またはベルト表面の検知対象物の状態を検知する検知手段および検知手段を支持する検知支持部材を有する検知ユニットである。
【0003】
特許文献1には、上記画像形成装置として、対向ローラたる蛇行補正ローラの一端が、ローラ支持部材たる揺動板に回転自在に支持され、他端がローラ支持部材たる固定板に回転自在に支持されたものが記載されている。また、検知ユニットの検知支持部材たるセンサ支持板の一端が揺動板に取り付けられ、他端が固定板に取り付けられている。揺動板を揺動させて蛇行補正ローラの一端を揺動板の揺動方向に移動させることで、蛇行補正ローラが傾き、ベルトの蛇行が補正される。また、センサ支持板の一端が、揺動板の揺動により揺動板の揺動方向に移動することで、センサ支持板が蛇行補正ローラと同様に傾く。これにより、蛇行補正ローラが傾いたときも、ベルト部材たる中間転写ベルトに対する検知手段たるフォトセンサの姿勢を維持できる旨が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、検知ユニットがベルトユニットのローラ支持部材に取り付けられ、ベルトユニットに設けられている。そのため、ベルトユニットを装置本体に対して着脱する際に、検知ユニットの検知手段のコネクタを装置本体のコネクタ対して抜き差しする必要があり、ベルトユニットを容易に装置本体から着脱できないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の張架ローラに張架されたベルト部材および複数の張架ローラを回転自在に支持するローラ支持部材を有するベルトユニットと、複数の張架ローラのうちの一つである対向ローラに前記ベルト部材を介して対向配置され、前記ベルト部材のベルト表面の状態または前記ベルト表面の検知対象物の状態を検知する検知手段および前記検知手段を支持する検知支持部材を有する検知ユニットとを備えた画像形成装置において、前記ベルトユニットは、装置本体に対して前記ベルト部材のベルト幅方向に対して直交する方向に着脱可能に構成され、前記検知ユニットの前記検知支持部材の前記ベルト幅方向の両端が、前記装置本体に取り付けられており、前記検知支持部材の少なくとも前記ベルト幅方向の一端側は、前記対向ローラの前記ローラ支持部材から貫通したベルト幅方向一端側の軸に係合する係合溝を備え、かつ、前記装置本体に対し動き可能に前記装置本体に取り付けられ、前記係合溝は、前記ベルトユニットを前記装置本体から取り出す方向の下流側が開口していることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ベルトユニットを容易に装置本体から着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る画像形成装置としての電子写真方式のカラープリンタの概略構成図。
二次転写装置の概略構成図。
センサ支持部材の一端側の取り付け部の構成について説明する図。
対向ローラが傾いたときの付着量検知センサの姿勢を示す斜視図。
対向ローラの軸を係合溝に挿入させる様子を説明する図。
一端側の取り付け部の変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。図1は実施形態に係る画像形成装置としての電子写真方式のカラープリンタ(以下、「プリンタ」という)の概略構成図である。このプリンタ100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像を形成するための四つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kを備えている。また、中間転写装置としての転写ユニット30、二次転写装置40、被搬送物としての記録材Pを収納するカセット60、定着装置90なども備えている。
【0009】
画像形成部となる四つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、粉体の現像剤として、互いに異なる色のY、M、C、Kのトナーを用いる。それ以外は同様の構成になっている。画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、像担持体たるドラム状の感光体2Y、2M、2C、2K、ドラムクリーニング装置3Y、3M、3C、3K、除電装置、帯電装置6Y、6M、6C、6K、現像装置8Y、8M、8C、8K等を備えている。
【0010】
感光体2Y、2M、2C、2Kの表面は、帯電装置6Y、6M、6C、6Kで一様帯電される。次に、画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kの上方に配設された光書込ユニット101から発せられるレーザー光などの露光光によって光走査されて各色用の静電潜像が形成される。この静電潜像は、各色のトナーを有する現像装置8Y、8M、8C、8Kによって現像されて各色の像としてのトナー像Tになる。感光体2にはトナー像が形成される。感光体2Y、2M、2C、2Kのトナー像Tは、無端状のベルト部材からなる中間転写ベルト31のおもて面上に一次転写されて担持される。
(【0011】以降は省略されています)

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