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公開番号
2024134008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044072
出願日
2023-03-20
発明の名称
液体吐出装置、及び液体吐出方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/195 20060101AFI20240926BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体の粘度を精度よく検出して、吐出動作の精度の向上を図ること。
【解決手段】液体吐出装置は、液体を吐出する吐出ヘッドを備える液体吐出装置であって、液体の粘度を検出する複数の検出部と、液体の粘度に基づいて、吐出ヘッドによる吐出動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、液体吐出装置の状態に応じて、複数の検出部のうち吐出動作の制御に利用する検出部を選択する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出ヘッドを備える液体吐出装置であって、
前記液体の粘度を検出する複数の検出部と、
前記液体の粘度に基づいて、前記吐出ヘッドによる吐出動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記液体吐出装置の状態に応じて、前記複数の検出部のうち前記吐出動作の制御に利用する検出部を選択する、液体吐出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記吐出ヘッドに液体を供給する供給流路を備え、
前記制御部は、
前記供給流路の内部の前記液体へのエアー混入を判断し、
前記吐出動作の制御に利用する前記検出部を選択する、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記吐出ヘッドから吐出される前記液体の連続吐出動作の履歴を判断し、
前記吐出動作の制御に利用する前記検出部を選択する、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記制御部は、選択された前記検出部による検出結果を用いて、前記液体の粘度を算出し、算出した前記液体の粘度に応じて、前記吐出動作を制御する、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記複数の検出部は、
前記吐出ヘッドへ前記液体を供給する供給時間の長さに基づいて、前記液体の粘度を検出する第1検出部を含む、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記複数の検出部は、
前記吐出ヘッドのノズルから前記液体を吸引する吸引負荷の大きさに基づいて、前記液体の粘度を検出する第2検出部を含む、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記複数の検出部は、
前記吐出ヘッドへ前記液体を供給する供給負荷の大きさに基づいて、前記液体の粘度を検出する第3検出部を含む、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記複数の検出部は、
前記吐出ヘッドへ前記液体を供給する供給時間の長さに基づいて、前記液体の粘度を検出する第1検出部と、
前記吐出ヘッドのノズルから前記液体を吸引する吸引負荷の大きさに基づいて、前記液体の粘度を検出する第2検出部と、
前記吐出ヘッドへ前記液体を供給する供給負荷の大きさに基づいて、前記液体の粘度を検出する第3検出部と、を含む、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記吐出ヘッドに液体を供給する供給流路を備え、
前記制御部は、
前記供給流路の内部の前記液体へのエアー混入を判断し、
前記エアー混入を検出した場合には、
前記制御部は、
前記第2検出部又は前記第3検出部を選択し、
選択した前記第2検出部又は前記第3検出部による検出結果に基づく前記液体の粘度を利用して、前記吐出動作を制御する、請求項8に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
吐出ヘッドから液体を吐出する液体吐出方法であって、
複数の検出部によって前記液体の粘度を検出する複数の検出工程と、
前記液体の粘度に基づいて、前記吐出ヘッドによる吐出動作を制御する制御工程と、
液体吐出装置の状態に応じて、前記複数の検出部のうち前記吐出動作の制御に利用する検出部を選択する選択工程と、を含む、液体吐出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、及び液体吐出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置において、液体の粘度を検出し、検出結果である液体の粘度に応じて、液体の吐出動作を制御する液体吐出装置が開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1,2では、液体の粘度に関する検出結果の精度に応じた吐出動作の精度に改善の余地があった。
【0004】
本発明は、粘度の検出結果の精度向上を図ることが可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る液体吐出装置は、液体を吐出する吐出ヘッドを備える液体吐出装置であって、液体の粘度を検出する複数の検出部と、液体の粘度に基づいて、吐出ヘッドによる吐出動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、液体吐出装置の状態に応じて、複数の検出部のうち吐出動作の制御に利用する検出部を選択する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、粘度の検出結果の精度向上を図ることが可能な液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るインクジェットプリンタを示す概略構成図である。
一実施形態に係るインクジェットプリンタを示す平面図である。
一実施形態に係るインクジェットプリンタのハードウェア構成及び機能構成を示すブロック図である。
粘度とモータ電流値との関係を示すグラフである。
粘度と供給時間との関係を示すグラフである。
サブタンク及びエアー検出部を示す断面図である。
一実施形態に係るインクジェットプリンタのハードウェア構成及び機能構成の一部を示すブロック図である。
制御部で実行される処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、液体吐出装置の例として、記録ヘッドを搭載したキャリッジを用紙に対して移動させながら、上記記録ヘッドから記録液を吐出することにより用紙に対して印刷を行うインクジェットプリンタ(画像形成装置)を例として説明する。尚、本実施形態において、インクジェットプリンタは、入力された印刷データに基づいてCMYK(Cyan、Mgenta、Yellow、Key Plate)の描画情報を生成し、生成された描画情報に基づいて画像形成出力を実行する。
【0009】
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の内部構成及び機構部について説明する。尚、以下の図面においては、排紙トレイ3が配置されている側をインクジェットプリンタ1の正面としている。図1は、一実施形態に係る液体吐出装置を示す概略構成図である。図2は、一実施形態に係る液体吐出装置を示す平面図である。なお、各図において、同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとする。
【0010】
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、給紙トレイ2、排紙トレイ3、キャリッジ支持棒31、キャリッジ33、用紙積載部41、用紙(記録媒体)42、給紙コロ43、分離パッド44、ガイド部材45、カウンタローラ46、搬送ガイド部材47、押さえ部材48、先端加圧コロ49、搬送ベルト51、搬送ローラ52、テンションローラ53、帯電ローラ56、記録時ガイド部材57、分離爪61、排紙ローラ62、排紙コロ63、両面ユニット71、手差しトレイ72、及び用紙検出センサ95を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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