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公開番号2024161086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-15
出願番号2024143219,2020050844
出願日2024-08-23,2020-03-23
発明の名称液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20241108BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】吐出口を液体受け面または接触部側に移動させることなく、吐出口から液体受け面に液体を吐出できるまたは吐出口に接触部を接触できるとともに、液体受け面または接触部が対象物に衝突することを回避する液体吐出装置を提供すること。
【解決手段】液体吐出装置1000は、被描画物100に向けてインクを吐出するノズル302と、ノズル302から吐出されたインクを受けるインク受け面24およびノズル302に接触するワイパ3を保持し、インク受け面24またはワイパ3がノズル302に対向する位置と、インク受け面24およびワイパ3がノズル302に対向しない位置の間で、移動可能なワイパユニット4と、ノズル302をZ軸方向に移動可能に保持するZ軸レール103または筐体8と、を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に向けて液体を吐出する吐出口と、
前記吐出口から吐出された前記液体を受ける液体受け面または前記吐出口に接触する接触部を保持し、前記液体受け面または前記接触部が前記吐出口に対向する位置と、前記液体受け面または前記接触部が前記吐出口に対向しない位置の間で、移動可能な移動部と、
前記吐出口を前記吐出する方向に移動可能に保持する保持部と、
を備えた液体吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記移動部は、前記液体受け面および前記接触部を保持する請求項1記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記吐出口を保持し、前記移動部を移動可能に支持する筐体を備えた請求項1または2記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記筐体は、前記保持部であって、前記吐出する方向において、前記移動部に対して前記吐出口を移動可能に保持する請求項3記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記吐出口と前記移動部とを有する液体吐出ユニットを備え、
前記保持部は、前記液体吐出ユニットを前記吐出する方向および前記吐出する方向と直交する方向に移動可能に保持する請求項1~3の何れか記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記吐出口と前記移動部と前記保持部とを有する液体吐出ユニットを備え、
前記液体吐出ユニットを前記吐出する方向と直交する方向に移動可能に保持するガイド部を備える請求項1~4の何れか記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記吐出口を前記吐出する方向と直交する移動方向に移動させながら、前記吐出口から前記液体を吐出させる制御部を備え、
前記制御部は、前記吐出口を前記移動方向に移動させている途中で、第1の条件を満たす場合、前記吐出口を前記移動方向に移動させることを停止するとともに、前記吐出口から前記液体を吐出させることを停止し、その後、第2の条件を満たす場合、前記吐出口が前記移動方向に移動することを停止した停止位置から、前記吐出口を前記移動方向に移動させることを再開するとともに、前記吐出口から前記液体を吐出させることを再開する請求項1~6の何れか記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記吐出口を移動させることを停止した場合、前記吐出口を前記吐出する方向と反対方向に移動させるとともに、前記液体受け面または前記接触部が前記吐出口に対向する位置になるように、前記移動部を移動させる請求項7記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記吐出口を有するヘッドを備え、
前記ヘッドは、液室と、前記液室と前記吐出口の間の流路を開閉する開閉部材と、前記開閉部材を駆動する圧電素子と、を収納するハウジングを備える請求項1~8の何れか記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原動歯車33を回転すると、キャリッジ退避機構12は退避するとともにキャッピングレバ-16は回動して、クリ-ナ20は印字ヘッド7のノズル表面に付着したインク及びくず等の付着物をクリ-ニングし、キャップは該ノズルに当接してインク乾燥を防止するインクジェットプリンタが記載されている。
【0003】
特許文献2には、キャリッジ5は、被記録媒体Pとの接触を検出するジャム検出センサ16と、記録ヘッド10を移動させて、記録ヘッド10と被記録媒体Pの間の距離を可変する昇降手段と、を有し、検出手段が、接触を検出した場合に、走査手段によるキャリッジ5の走査を停止させる動作と、昇降手段により記録ヘッド10を被記録媒体Pとの間の距離を大きくさせる動作と、を同時に行う液体を吐出する装置が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、吐出口を液体受け面または接触部側に移動させることなく、吐出口から液体受け面に液体を吐出できるまたは吐出口に接触部を接触できるとともに、液体受け面または接触部が対象物に衝突することを回避する液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る液体吐出装置は、対象物に向けて液体を吐出する吐出口と、吐出口から吐出された液体を受ける液体受け面または吐出口に接触する接触部を保持し、液体受け面または接触部が吐出口に対向する位置と、液体受け面または接触部が吐出口に対向しない位置の間で、移動可能な移動部と、吐出口を吐出する方向に移動可能に保持する保持部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、吐出口を液体受け面または接触部側に移動させることなく、吐出口から液体受け面に液体を吐出できるまたは吐出口に接触部を接触できるとともに、液体受け面または接触部が対象物に衝突することを回避する液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る液体吐出装置の説明図である。
同実施形態におけるキャリッジの正面説明図である。
同実施形態におけるキャリッジの平面説明図である。
同実施形態におけるキャリッジの側面説明図である。
同実施形態における制御系の説明図である。
同実施形態におけるヘッドの一例の説明に供する1つのノズル部分の断面説明図である。
同実施形態におけるヘッドの動作説明に供する駆動電圧の一例の説明図である。
同実施形態におけるヘッドに対する液体供給系の説明図である。
同実施形態における描画動作の制御の説明に供するフロー図である。
同実施形態におけるキャリッジの移動経路の説明図である。
同実施形態における走査中の制御の説明に供するフロー図である。
同実施形態におけるワイパユニットの説明図である。
同実施形態におけるワイパユニットの一部説明図である。
同実施形態におけるメンテ動作の制御の説明に供するフロー図である。
同実施形態におけるメンテ動作の説明に供する図である。
同実施形態の変形例に係るワイパユニットの斜視図である。
変形例におけるキャリッジの斜視図である。
変形例におけるキャリッジの平面図である。
変形例におけるシリンダの斜視図である。
変形例におけるメンテ動作時のキャリッジの斜視図である。
変形例におけるメンテ動作開始時のキャリッジの平面図である。
変形例におけるメンテ動作中のキャリッジの平面図である。
同実施形態の第2の変形例に係るワイパユニットの斜視図である。
第2の変形例におけるメンテ動作の制御の説明に供するフロー図である。
第2の変形例におけるメンテ動作の説明に供する図である。
第2の変形例におけるメンテ動作の説明に供する他の図である。
本発明の実施形態の第3の変形例に係る液体吐出装置で航空機を描画対象物として描画するときの斜視説明図である。
第3の変形例に係る液体吐出装置の斜視説明図である。
本発明の実施形態の第4の変形例に係る液体吐出装置の斜視説明図である。
第4の変形例に係る液体吐出装置の駆動部の斜視説明図である。
第4の変形例に係る工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る液体吐出装置の説明図である。図1(a)は、液体吐出装置の右側面図、図1(b)は、液体吐出装置の平面図である。
【0010】
液体吐出装置1000は、対象物の一例である被描画物100に対向して設けられ、被描画物100に向けて液体の一例であるインクを吐出するキャリッジ1を備える。キャリッジ1は、対象物に向けて液体を吐出する液体吐出ユニットの一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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